安倍総理が衆議院予算委員会に於いて、マスコミや自称エコノミストがまき散らす経済政策を行えば日本は破綻すると言うとんでもない悪質なデマに対し毅然と反論して居られますのでご紹介致します。
只今議員ご指摘のハイパーインフレへの懸念でありますが、インフレターゲットを設ければハイパーインフレへの道を突き進んでいくんだ。という脅しが随分となされています。
今もしたり顔をしてテレビでハイパーインフレが始まるとコメントをしている人達もいますが、これは全くの間違いであると言って良いと思います。
そもそもインフレ目標を設定した国でハイパーインフレに陥った国は無い訳です。
これは、当たり前の話でインフレ目標というのはどんどんインフレを進めていく。と言う話ではなくて2パーセントの目標を超えていく状況になれば引き締めて適切なコントロールをしていく。
副作用などにも目配せを行いながら金融政策を行っていく。これが中央銀行の役割です。
それが出来なければ日銀の意味は無い訳です。
ハイパーインフレの例として戦後の日本やドイツのような例がありますが、当時の日本もドイツも敗戦国で生産手段は全く失われていました。
工場は爆撃で全て失われ何も無い。商品が作れない状況にあってお金だけを発行し続けていれば、これは誰が考えてもとんでも無いインフレになるわけです。
しかし、現代の日本はしっかりとした工業国です。しっかりとした工業力を持っている場合にはハイパーインフレはあり得ないと考えます。
エール大学の浜田教授は、ハイパーインフレ、国債の暴落を恐れて必要な景気対策を何もしないという事は、ゴルフに例えるとバンカーから脱出してグリーンにボールを乗せなければならないときに、グリーンの直ぐ後ろに崖があるような妄想にとらわれて、バンカーの中で何時までもパターを振り回している。だから何時まで経ってもバンカーから抜け出ることが出来ない。
そう言うことだと考えます
2013-02-12
併せてお読み頂けると幸甚です。
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最終更新:2013年02月12日 01:36