「今日も独り、明日も独り・・・」
彼は考え込んでいた・・・。
「一生独りなのかな、俺は・・・。
『一人』じゃなくて『独り・・・』」
『一人』じゃなくて『独り・・・』」
昔の友達の顔が、瞼の裏に現れる。
もっとも、今は『友達』と呼べる間柄の人は存在しないが・・・。
そう、彼は死のうとしていた。
何となく続けている仕事。目標の無い毎日。
4人兄弟の中で、二人の兄も弟も優秀だが、
自分だけが高校中退で親・親戚からの風辺りが強く落ちこぼれと言う現実。
自分だけが高校中退で親・親戚からの風辺りが強く落ちこぼれと言う現実。
そして、最愛の人との別れ・・・。
何もかもが如何でも良くなった。
「生きてても、良い事はない・・・」
「最後にバーチャンの手料理が食べたかった・・・」
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