長文4、混信問題。

4、混信問題。
アマチュア無線は多数の局で周波数を共用し混信が避けられない。
高所からの運用で混信が発生する可能性は極めて高い。混信は容認されなければならず、完全な排除は
無理である。
混信が発生した場合、臨機応変に周波数を変える場合があるが難しいと考えられる。
上記から逃げるためFMで使用できない周波数を使用してFM以外(衛星&レピーター等)に妨害をあたえる。
混信により通信が出来なくなり事故が発生する可能性がある。事故が発生した場合、アマチュア無線が
悪者にされる可能性がある。



【答え】
これはハムのコンテストでも同じ事。
高所から遠くに飛ばすために出力を上げる行為ですから
思わぬ場所で混信を与える可能性が高くなります。

それに比べてパラは混信を避ける為に予防策として最小限の出力で
使用することが出来ます。
混信した場合には周波数を変更しなければなりませんが
周波数の変更に優先順位があるわけではなくお互いに譲り合うのが前提です。
極端な話、両者共に移動しなければなりません。
仮に混信が原因で事故が起こったとしてもパラの人が
周波数を変更しなかった事が問題視されます。

この混信問題をネタにしてよく繰り広げられるのが

う~ん。
あんた達、パラが飛んでる付近で、
集団移動運用でもしたら?
バンドの上から下まで使ってさ。

合法だろ?

パラに何があろうが、知ったこっちゃ無い。

わざわざ相手が居るエリアへ移動して集団で相手に割り込む行為なら違法ですよね。

混信妨害が確認された場合は別の問題となります。
何をもって混信妨害となるか?
それは本人達が望まないのに第三者が会話に割り込んだり
会話が終了していない周波数で電波を発信する事です。

バンドの上から下まで使ってさ。
仮にこのような事が実現できて、先に移動運用しており
空き周波数が全く無く、連絡に使える周波数が無い場合は諦めるしかありませんけどね。
一体何人必要なのか知りませんが、非現実的ですけどルールはルールだしマナーです。
でも一つ言えることは

あんた達、パラが飛んでる付近で、
集団移動運用でもしたら?
バンドの上から下まで使ってさ。

ハムの人達ってマナー悪いんですね。


【結論】
相手を排除するための
ただの難癖です。
法的根拠も無いので使えない理由に該当しません。
法的に「パラはアマチュア無線禁止」には繋がる事項が無いんです。
またパラを排除するという理由にもなりません。
電波とは公共であり共有するものですから。


道路で自動車を運転して酔っぱらった歩行者を轢いてしまう可能性が
気になるのなら自動車の運転を辞めればいい。
同じく他者への影響が心配すぎるのならアマチュア無線をしなければ
いいだけの話です。
最終更新:2010年10月14日 05:13
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