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反進化論州法動向
反進化論の時代
州法という手段によって、進化論教育を阻止しようとした時代。
実際に成立したのは5州で、テネシー州とアーカンソー州とミシシッピ州の反進化論州法は1967~1970年に無効化された。
- Scopes Monkey Trial (1925)
創造科学の時代
創造科学という名のものとで"若い地球の創造論"を理科の授業で教えた時代。
しかし、義務付けられたのはテネシー・アーカンソー・ルイジアナの3州だけ。最短1年・最長6年で違憲判決により無効化された。
インテリジェントデザインの時代
再び理科の授業へと侵入する手段として、神への言及や地球の年代などを捨てて、インテリジェントデザインと呼称した時代。Discovery Instituteがインテリジェントデザインの本山としてインテリジェントデザイン教育を推進。
しかし、インテリジェントデザイン教育を義務付けるどころか、可能にする州法すら成立しなかった。そして、学区レベルの試みも、Kitzmiller v. Dover裁判で終焉を迎える。
さらなる言い換えの時代
Discovery Instituteはインテリジェントデザインにも言及しない形のモデル州法案を作成し、各州に展開。
進化論教育を蝕む州法を作ったものの、創造論教育を求める人々にとって、それはまったく役に立たないものだった。これらの州法は、創造論教育を認めてくれない。
最終更新:2013年05月15日 00:19