■Windowsのソフトは動きますか?
OSだけでなくCPUもWindowsのx86系とは異なるため、動きません。
Qemu+Wineで動くそうです(Wineだけでは無理です)。
■CPUの性能は?
NetWalkerのFreescale i.MX515はARM Cortex-A8がベースとなっており、
ARM11と比べて2倍の性能と言われています。
IntelのCPUとは単純に比較できません。
■PMやSmartQ5(Ubuntu版)と比べてどうですか?
Windowsを好む人はPMを選択するのが良いでしょう。
OSにこだわらず、起動(サスペンドからの復帰)時間や駆動時間を重視する人は
NetWalkerが向いているかもしれません。
SmartQはBluetooth搭載などNetWalkerに勝る部分もありますが、解像度が
比較にならないほど低く、他のスペックも大きく下回ります。
また、キーボードがついていないことからも比較対象にはならないでしょう。
■キーボードはタイプしやすいですか?
シーソーのようにぐらつき、お世辞にもタイプしやすいとは言えません。
押すと途中で押し切ったような感覚が得られますが、さらに奥まで押し込まないと
反応しないことがあります。後継機での改善が望まれます。
しかし、使ううちにタイプしやすくなるという声や、慣れると癖になる感覚とか
ストレスを感じなくなったというような声、噂ほど酷くないという声もあり、
感想は人それぞれのようです。購入前に店頭で実機に触れて確認しましょう。
■バッテリの交換は可能ですか?
脱着できないため、自分で新しいバッテリを調達して交換することはできませんが、
シャープのサービス会社で交換してもらえます(作業費込み4,725円)。
■本当に約3秒で起動しますか?
カタログや広告等の注意書きにあるとおり、サスペンド状態からの復帰が約3秒
ということであり、電源オフからの起動のことではありません。
使用中に電源ボタンを押すとサスペンドに移行し、再度押すと約3秒で復帰します。
「約3秒」については、購入前に店頭で確認すると良いでしょう。
■YouTubeは見られますか?
現在のところ、ブラウザ上で見るとコマ落ちする状態です。
(ダウンロードすればスムーズに見られます。)
最新版のFlashが使えるようになれば、ブラウザでも快適に見られるようになると思われます。
■オプティカルポイントが動きません。
モードが間違っていませんか?
オプティカルポイントの左にある☆マークでポインター移動、スクロール等のモードを
切り替えられます
■オフィスソフトが重いのですが。
OpenOffice.orgはWindowsマシンやPCのUbuntu機でも重く感じられるソフトです。
このソフトの動作が重いからと言って、NetWalkerの性能が低いとは言えません。
MS Officeとの互換性にこだわらない人は、代わりのソフトを自分で入れましょう。
なお、OOoを起動したままサスペンドすると問題が起こることがあるようです。
OpenOffice.orgの言語設定を英語にするとユーザーインターフェイス周辺の描画が速くなるようです。
でもさぁ,Sharpがoooを初期インストールしカタログで謳ってるんだから
主すぎて使いづらいというのはマズイと思うよ。
■辞書や電子書籍の機能はありませんか?
■発熱はありますか?
高負荷時に僅かに下部が発熱します。騒音もありません。
■なぜ内蔵メモリが4GB(空き約2GB)なの?
Freescale Semiconductor社製 i.MX515の仕様でこれ以上積めないからとのことです。
■VGA出力できますか。
■ポインティングデバイスが使いにくいです。
下のように設定することで、操作性を改善できます。
システム>設定>マウス>全般タブ
ポインタの速度:
加速:最も「遅い」に
感度:最も「低い」に
さらに、「~/.profile」に
xset m 1/6 1
と書いて(直後にsource .profileするかログアウト/ログインして)おくと尚良し。
■Skypeは使えますか?
ARM版Ubuntu向けにバイナリが配布されていないので、使用できません。
また、オープンソースでないため、自分でビルドすることも不可能です。
開発元からの提供が待たれます。
最終更新:2010年09月24日 00:14