- とにかく読んでおくべきもの
- 注意点
- iSCSIターゲットサーバーの登録は、動的検出で実施すれば良い
- iSCSIターゲットをSolarisで組んだ場合、iSCSIターゲット発見に関するSolaris側の設定は必要ない
- ESXiの動的検出対象にiSCSIターゲットサーバーの名前を登録すれば、ターゲットまでのパスが複数ある場合でも自動で全部見つけてくれる
- iSCSIボリュームを別形式でフォーマットしてしまう誤操作を防止するため、iSCSIの接続認証をターゲット側に設定しておくと良い
- マルチパスの設定
- 複数NICでパスの冗長化構成を採りたい場合、iSCSIにおいてはチーミングよりもFC-SANで一般的なMPxIOを採るのが良い
- 冗長構成を採っても、1Gb×2で2Gb相当の速度が1体1通信で得られるわけではないことに注意 (このあたりのお約束は、チーミングの場合と同じ: チーミング機能とは @ Intel)
- イニシエータ(ESXiサーバ)側が単独NICで、ターゲット(iSCSIストレージサーバ)側が複数NICの場合は、vSphere ClientからのGUI操作だけで対応可能
- イニシエータ側が複数NICの場合は、コマンドラインからの設定が必要
- パススキャンの時間短縮
- デフォルト設定では、iSCSIストレージのLUNを0~255まで接続検索するようになっている。SolarisのiSCSIターゲットでは、LUNは0しか割り当てないため、この検索範囲を抑えることで、パススキャンの時間を短縮することができる。これにより、ESXiの起動時間も早くできるらしい。
- iSCSIターゲット高負荷時に発生するイベントメッセージ
- event.vprob.vmfs.heartbeat.recovered.fullFormat (vprob.vmfs.heartbeat.recovered)
- event.vprob.vmfs.heartbeat.timedout.fullFormat (vprob.vmfs.heartbeat.timedout)
- 高負荷タイムアウトの対策
- ESXi側でiSCSIの遅延ACKを無効化することにより、タイムアウト発生を軽減できているようだ。(経過観察中)
最終更新:2009年12月14日 20:55