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クェスカイゼスコンペ

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riwamahi

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クェスカイゼスコンペティション応募作


制作者
絵:34-00674-01:和子:リワマヒ国
文:34-00675-01:東 恭一郎:リワマヒ国

一般性能要求


L:クエスカイゼスの開発 = {
 t:名称 = クエスカイゼスの開発(イベント)
 t:要点 = 一般性能要求{
クエスカイゼスとは宰相府に伝わる発掘兵器とそのコピーで、I=Dの原型になったものである。
低物理域を含むあらゆる世界で活動できる騎士専用機であり、主武装を剣と楯とし、
火器類は目立たぬように内蔵された。推進器としてのロケットを持たず、重力制御で動いた。}
 t:周辺環境 = 宰相府
 t:評価 = なし
 t:特殊 = {
  *クエスカイゼスの開発のイベントカテゴリ = 藩国イベントとして扱う。
  *クエスカイゼスの開発の位置づけ = 生産イベントとして扱う。
  *このイベントを取った国は、その国用のクエスカイゼスを作成できる。作成したものにあわせてアイドレスが作成、公布される。
 }
 t:→次のアイドレス = なし

設定


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概略


 クェスカイゼス。すべてのI=Dの祖といわれるその機動兵器は、ニューワールドの住人には「宰相府のゲートキーパー」と呼んだ方が通りがよいかもしれない。ゲートキーパー担当機の宰相府のイメージカラーである白に塗られるその装甲は、砂漠の強い日差しに白く輝きながら宰相府の守り手としてその姿をさらしている。門前にて、重力制御により常時浮遊し、動力装置などの発光するその姿は、不心得な来場者に威圧を与え、ここがどこであるのか知らしめるのである。
 重力制御機構を持つことで、戦闘時にはこれらを応用した機動をとる。高加速、高機動、ほかにも射出兵器の発射機構、重力制御によるみかけの重量の軽減からくる慣性軽減するための慣性制御によるパイロットへの負荷軽減機構など、現代で再現できない高技術によりありとあらゆる戦場で戦線を構成するために生まれたのだろうと、いわれる機体である。

動力

重力制御機構と一体化したブラックボックスとなっており、作動原理や整備方法については不明。動力部に関してはTLO製品に従ってメンテナンスフリーであり、整備対象は間接や装甲などの消耗部品に限られている。

武器

○高速振動超硬度大剣
全高の約半分ぐらいの長さの直剣で、身厚で両刃。オリジナルの剣は高靱性高硬度素材で作られており、予備の剣を用意するために多くの冶金学者や刀鍛冶たちが完全な再現を目指しているが現在のところそこまで到達できていない。
そのため、替えの剣として、高硬度の刃を高速振動させることで鋸引きをするように当たった対象を削り下ろす高速振動剣が用意されている。
また、慣性を制御され振り回される剣は通常と違った軌道をとることができ、袈裟懸けをVの字に切り上げるなど無茶な振り回しを可能にしているといわれている。

○盾
帝国の紋章が描かれた盾。
 トモエリバー、ケントなどがそれを引き継ぐかのように、大盾を装備しているが、この機体もそれらの祖であることを証明するかのように、機体サイズに対して大きく、また厚い盾を装備している。
 通常ならば厚く、重いだけの盾の有効性は近代兵器の中では減っているが、重力制御により機体サイズから算定されるサイズによる機能よりはるかに強靱なこれらの盾は、これらを構え戦列を組み突撃するのに十分な防御力をもつことができるのである。

○スパイク
 この兵器は背中の羽形状の部分に内蔵されており、射出時に装甲の一部が開き射出される。発射機構は重力制御を応用し射出される。
構造にはレールガンに類似しているが、極短距離で加速するため、弾頭の変形などが少なく、錘型の弾頭を近中距離に打ち込むことができる。

○ワイヤー
 浮遊体が移動する上での欠点が、急速旋回の問題である。慣性の制御まで行える機体であっても、高速移動から減速旋回、再加速を行うのでは遅い場合がある。
 そのため、高強度のワイヤーをひっかけ、減速せずに旋回を行うため、この装備がある。旋回の中心になる部分に上記のスパイクと同じ仕組みで打ち出されるアンカーをうちこみ、それにつけられたワイヤーを引っ張って方向を変えるのである。

制限

 これらの兵器が、これまで投入されなかったのは宰相府がバランスというのを大事にしてきたのもあるが、制限の多さが問題であろう。
1に操縦者を選ぶ。騎士専用機ともいえるこの機体は、多くの人騎兵と同じく操縦者が士族以上に限定され、宰相府の人員の95%を構成する犬士では乗ることができない。
2にランニングコスト。そのあまりに強力な動力機構は大量の燃料を消費し、強烈なまでの燃料軽減能力をもつ宰相府でも負担が大きかったこと。
3に代替機がないこと。これらの機体は発掘兵器であり、製造するための設計図がない。発掘された機体をばらし、基本的な消耗品に関しては予備パーツを用意することができたが、その動力である重力制御機構はTLOであり一般的には解析不能、破損すれば再建が不可能な機体であり、決戦兵器として投入するわけにいかなかったこと。

もちろん、これらは宰相府が軽々と動くべきではない、という宰相の判断に一致しこれまでは何も問題がおきてこなかったのだが、運用するには難しい兵器であるのは間違いがない。

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