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資源削減計画



資源削減計画は、資源不足にあえぐ共和国内における資源消費を削減し
これまで放置されていたゴミの山を分別、リサイクルによって資源化しようとする運動、および
そのためにリワマヒ国に建設された人工島上の集積工場群、通称「楽園島」のことを指す。

<イラスト:リサイクルセンター外観(さやさんさん画)>

データ

L:資源削減計画 = {
 t:名称 = 資源削減計画(イベント)
 t:要点 = 分別、リサイクル、工場
 t:周辺環境 = ゴミの山
 t:評価 = なし
 t:特殊 = {
  *資源削減計画のイベントカテゴリ = ,,,藩国イベント。
  *資源削減計画のイベントカテゴリ = ,,,{特殊イベント,自動イベント}。
  *資源削減計画の内容 = ,,,このイベントを取得した国は、資源消費を75%にできる
 }
 t:→次のアイドレス = リサイクル施設(施設),省エネ運動(イベント),資源低減技術の開発(イベント),生物資源の積極利用(イベント)

HQ継承

 ※食糧倉庫HQ認定の継承(第3世代)により、消費75%→75%^2
 ※以上のHQ補正により、消費75%→75%^2




スローガン・コンセプト


NNT,NKT,BNT(なるべく治して使う、なんとか工夫して使う、ばらばらにして使う)

現実的な路線で循環型社会への移行を進めていくことで、資源の消費量を抑えることを目的とする。

※循環型社会
主に鉱物資源や森林資源などの天然資源において、「消費>ゴミの生成/汚染物質の排出」という流れで
一連の経済活動が終わる状態から、「資源の利用>(結果として)次の活用資源を生成」となるような
「人間が有効に活用出来る状態を保ちつつ状態を遷移させうる、連続的な資源利用システムを成立させた」
社会システムのこと。経済活動の途中における資源やエネルギーの損失がないことを理想状態とする。

※現実的な路線での循環型社会
しかし、すべての廃棄物を再資源化することができれば確かに原理的には完全な循環型社会になるが、
その工程には必ずエネルギー消費が必要である。現実的にはすべての廃棄物を循環させるには
膨大なエネルギーが必要であり、またエネルギー由来の環境負荷が増えることにもつながる。
それは技術的に再資源化が可能であっても持続は不可能であることを意味している。
リワマヒ国はこの点についていくつかの施策をもって対応し、現実的な線での循環型社会を目指している。


予想される問題点

資源削減計画にて循環型社会を目指す上での予想される問題点を以下に挙げた。

ゴミの分別作業

現在出ている大量のゴミを削減し、使い切り、分別再利用を推し進めるには
大量の(人的)コストを投入しなければならない。

資源削減化計画の名の下に教育にて資源の大切さを広めて国民の意識改革を促し、ゴミの分別作業の協力を得る。
きめ細かい分別作業を行うことがこの計画において特に重要であり、地域コミュニティの理解と協力がなければ成功しないであろう。
リワマヒ国においていえば、国民の藩国への信頼、藩王への信頼は非常にあつく、藩王らが率先することで
この問題は簡単にクリアされる。
これについては地域にある婦人会の協力を得るために動く藩王と行政士官らの働きがあったとされている。


エネルギー問題

大規模なリサイクル処理施設の運用を予定しており、それらをまかなうエネルギーの
供給元を考えなければならない。

リワマヒ国は政庁、大学研究機関、食糧倉庫を除いては慢性的な電力不足に陥っているため、それも考慮し
この人工島に火力発電所を設置しエネルギーの供給量を増やす。
また可燃ゴミ、流木、建築廃材などの可燃物処理施設より別途電力を産み出している。
また人工島であることを利用し、波浪発電機や風力発電機などを用い使用電力にあてている。

周辺環境への影響

プラント施設による騒音、臭気など周辺住民への影響を考えなければならない。

リワマヒ国ではリワマヒ湾に人工島、通称『楽園島』をつくりその上でプラント施設を作ることを決定した。
楽園島を大規模な工業島とし一箇所に集めることで、加工したベースメタルの輸送などにかかる費用も抑えることができた。
楽園島における公害への管理は厳しく、各施設においてゼロ・エミッションを達成することが基準として設けられた。
この基準を達成すべくリワマヒ国の他聯合各国の英知が結集され、楽園島におけるゼロ・エミッションは見事達成された。
また、臭気対策のため資源削減計画では、LOW研究開発センターの協力のもと消臭効果の特に強い植物を産み出すことに成功した。
この消臭効果の強い植物「ラクエンハイビスカス(ミナミブッソウゲ)」は、元来消臭効果のあるハイビスカスを基として生み出されており、温暖な気候から冬季を除くほぼ年中、美しい姿で目を楽しませてくれる。
このラクエンハイビスカスの畑でプラント施設を囲むことで、臭気問題と外観面の問題は予想をはるかに上回る形でクリアされた。


分別作業


ゴミの分別は曜日によって大きく分別され、生ゴミを除く不燃・可燃ゴミは地域コミュニュティや婦人会の協力のもとさらに細やかな分別が行われる。
ちなみにゴミの分別に関する通達が施工された当初は、出しそびれたゴミに数週間囲まれることになった者が続出した。
分別されたゴミのうち、直して使えそうなものについて、簡単なものは町会で修理を行えることを目標とされた。
これにともない、各町会では政庁にて各国技術者から指導を受けたNNT技術指導員が、簡単なものに対して修理の方法を指導した。
またNNT技術指導員に対する修理講座も定期的におこわれ、修理に特殊な技術を必要とするものは民間へ修理依頼がなされた。
同時に、直された道具を安価で提供する蚤の市が各地で開かれ、多くの修理された道具が必要とされる者の手に渡るようになったという。
NKTについては、NKT推進委員会監修による主婦のアイデア講座などがラジオで配信された。

※NNT技術指導員
資源削減計画におけるスローガンの一つ、なるべく直して使うに関する技術について
各町会や学校で指導を行う係員。政庁にて組織され、その正体は地域のお父さんたちが
政庁で手先の器用な技術者らより指導を受けたものである。

なお、NNT技術指導員の指導にあたっては(器用判定絶対成功の特殊を持つ)藩国滞在ACE、
モシン・イブラヒムさんに多大なるご協力をいただきました。
謹んで感謝いたします。


リサイクル物資

以下の物資は楽園島資源リサイクルセンターにおいてリサイクルが行われる。

ベースメタル

ベースメタルは集める前の段階で大まかな分別を行いそれぞれを対応した炉へ運ぶ。
処理段階まで運ばれてきた家電品などは大規模な不燃処理施設にかけ分別後それぞれの炉に運ぶ。
前処理段階での分別を行うことで質のいい製品を作ることが出来る。
またアルミニウムや銅などは原材料から生成するよりも少ないコストで作ることができるメリットがある。
ベースメタル全体で80%オーバーのリサイクルを目標として定める。

※ベースメタル
建築材料、機械類などに多量に使用される基礎的な金属のこと。
鉄、銅、亜鉛、アルミニウム、鉛、錫等を指し、特定の鉱石中に高い割合で
目的の金属元素が含まれているので鉱山などより産出されやすい。
分類によっては宝飾品、先端産業などに使用される金、銀、白金などの貴金属もこれに含む場合がある。

レアメタル

貴重性の高いレアメタルは家電品や軍事機器に用いられている基板等を回収し、電解採取法を用いた施設で回収する。
問題点としてはレアメタル自体の抽出量は1回にとれる量が少数であることによるコストがかかることである。
このため一度に大量の処理を行い回数を減らし電力コストを抑えるための施設を建設する。

※レアメタル
非鉄金属のうち、様々な理由から産業界での流通量・使用量が少なく希少な金属のこと。
代表的なものに、チタン、バナジウム、クロム、コバルト、ニッケル、モリブデン、タングステンなどがある。


ビン・ガラス

ビン・ガラスは回収時点・前処理段階にてあらかじめ色別に分別されており、それを色ごとに砕きカレットとして処理する。
カレットはビンの材料や道路舗装のアスファルトに混入されたり、建築用断熱材(グラスウール)、歩道用のタイルの原料などとして再利用する。
カレットを元にしたビンのリサイクル率90%を目標とする。

※カレット
ガラス製品(ソーダ石灰ガラス)をリサイクルする際に、いったん破砕した状態の「ガラス屑」のこと。
カレットはガラス原料(けい砂・石灰石・ソーダ灰など)に添加することで、より少ないエネルギーコストで
ガラス製品を製造できる点から、循環型社会に向いた物資として注目を集めている。


プラスチック

前処理段階で分別されたプラスチックをさらに種類に分別し洗浄、細かく砕きペレット化処理をする。
ペレットはプラスチック製品、オイル製品の材料や燃料等として多岐に渡って使用することができる。
リサイクル率90%を目標として定める。

※アルミ缶、ペットボトルに関して
都市部から供給されるごみのうち再資源化しやすいアルミ缶、ペットボトルに関しては、
分別作業に地域コミュニティの人的資源を多く投入することで低エネルギー消費化に取り組んでいる。
また、聨合する他国から廃アルミ缶や廃ペットボトル等、分別済みの廃棄物を買い取り
リサイクル原料として再資源化することで資源回収率を高めてもいる。
他国においては資源を簡易に資金化でき、またリワマヒ国においても安価でリサイクル原料を
確保できるこの方法は国内外でも高く評価がなされている。


建築廃材、森林残材、間伐未利用材

建築廃材や森林残材などを破砕した物はLOW研究開発センターで開発された菌(ルーメン微生物群から
単離培養された脱リグニン菌および繊維素分解菌)を用いて発酵させ、それを元にエタノールを精製する。
この処理において重要な問題は発酵させるにあたりでる臭気であり、臭気対策には万全な対処が必要である。
廃棄材木等を使うことで無駄なくバイオエタノールを生成することができる。

※ルーメン微生物群
ルーメンとは牛の腹腔の左側ほとんど全部と、右側の後ろ半分を占める巨大な嚢のことで、
牛の複胃全体の8割を占める。ルーメンでは多量の飼料が貯蔵され、牛はルーメン内に生息する
微生物群によって飼料のセルロースやヘミセルロースの様な消化できない繊維質を分解している。


可燃ゴミ

可燃ゴミを焼却炉で燃やし電気を生産、また処理灰は灰融炉を通し街路ブロックなどに再利用される。
リサイクルの過程で発生する廃材などのうち焼却が可能なものについても、こちらで焼却される。
これら焼却により発生する熱エネルギーは発電施設などで熱回収される。これをサーマルリサイクルと言う。



施設


楽園島の各施設を紹介する。

ラクエンハイピスカス(ミナミブッソウゲ)

LOW研究開発センターにより臭気を吸収機能を大幅にあげたハイピスカスである。
外観は普通のハイピスカスと同じであり楽園島のイメージ花でもある。
工場施設群を囲むように島中にハイピスカスが植えられている。
臭気対策で植えられているものだが、非常に見た目もよく外観的にも効果があるようだ。

発電所

楽園島における電力消費量は莫大な量が予想され、それに見合った電力を発電しなければならない。
そのため、火力発電機、風力発電機、波浪発電機等を配置し大量のエネルギー発電に勤める。
余った電気は国内の電力供給へまわされるため、国内の電力不足を補う意味も含まれている。

不燃ゴミ処理施設

大規模な施設であり、分別された物をストックするストックヤード、またそれぞれの作業工程を行う工場がまとまっている。
破砕機や選別機等の大規模な器械とコンベアによるライン作業を行う施設が多いため非常に電力を必要とする。
ビンやガラス、プラスチックなどを洗浄、破砕するためのライン、不燃物を砕き、分別しプレスするラインなどがある。
不燃物は磁力を用いることによる分別を行い、プレスされたベースメタルが電気炉にもちこまれる。
レアメタルを使用している部品などはマニュアルを教え込まれた作業員による手作業の分別を行う。

電気炉、電子プラント

処理段階で発生したベースメタルやレアメタルを再生成するための施設。
ベースメタルを再生成するため、電気炉は大型であり大量生産を目的としている。
電気炉を稼動するため大量の電気を必要とするが、化石燃料を使用する量がすくないため効果は大きい。

電子プラントは電子融解の仕組みを利用した施設でレアメタルや特殊鋼を再生成するための施設。
電子融解させることで、レアメタルとそれ以外を分けることができる。
一度に大量の処理を行えるように大規模な施設をなっていてコスト以上の効果が見込める。

木質バイオマス施設

建築廃材などの廃棄材木を使用してバイオエタノールを生成する施設である。
大量の廃棄木材を発酵させるため、臭気面には特に気を使っている。
また従来の菌を用いたものに比べLOW研究開発センターで開発された菌を使用することでエタノールの回収率は大幅に上がった。

可燃ゴミ処理施設

可燃ゴミを処理するための工場であり、大型の焼却炉が3炉あり2炉稼動1炉点検という形をとる。
休炉するのは1年に一度だけであり大量の可燃ゴミを処理することができる。
また処理の過程で生まれる処理灰を灰融解炉を通し街路ブロックなどの材料にする。
臭気、公害対策には常に気を配るため運転員には高い技能を求められる。
ダイオキシン類に対しては常に800度以上を保つことなどで対策することができる。
処理時に生まれる熱を元に発電を行っている。




物語:子供の楽しみ 母の思惑


(作:さやさんさん)

今日は資源回収日。時刻は朝九時。

朝も早くから公園で子供が元気に遊んでいる。
いや、地面に広げられたアルミ缶の上で飛び跳ねている。
実はこれも立派な資源分別回収の手伝いで、回収した缶を潰してかさ張らないようにしているのだ。
「キャー、キャー」「えいっ、えいっ」
缶の上を楽しそうにジャンプする男の子。
縦に置いた缶を一発で踏み潰すことに快感を感じる女の子。
まぁ、はた目には遊んでいる様に見える。

また年長の子供たちはリヤカーで近所を回り、大きな回収品やお年寄りの家の回収品を集めて回っている。
「ヨーシ、次にリヤカー引くやつジャンケン!」「あそこのカドまでー」
ジャンケンに勝った子が荷台の荷物を押さえる役、負けた子がリヤカーを引く役らしい。
まぁ、こちらも楽しそうである。

母親に手伝いで連れて来られた子供たちは最初こそ「え~」な感じであったが、近所の子供たちが集まれば手伝いも遊び。
楽しさを見つけて、もっともっとと次をせがむくらいである。
缶潰しに、回収品集め、瓶の色分け、雑誌縛り、回収に来たトラックへの積み込みと、遊んでるようでがっつり手伝わされている。
しかし、最後に婦人会特製キャロットケーキがもらえれば子供たちは「資源回収日楽しい」である。

……それが母親逹の思惑と知らず。

ちなみにこの後はリワマヒ・リサイクルセンター楽園島広報の「循環型社会のススメ」の講習会に参加することになっている。
もちろん子供逹には婦人会特製フルーツゼリーを用意して。