宰相府アイドレス緊急コンペティション フライングＶ - リワマヒ国ver0.8＠wiki

宰相府アイドレス緊急コンペティション

無人機の開発

名称：宰相府藩国無人機コンペティション　【フライング Ｖ】

○概要
それは一人の波乗りによって作られた人騎兵専用の装備、大型高機動型箒である。
ただ気持ちよく空を飛び、ただ早く、誰よりも格好よく空を舞うためだけに生まれた箒。
人騎兵が立った状態で搭乗し、その状態で高速移動、高速旋回などを行うことができるように作られている。
また、魅せるためにアクロバット飛行やスノーボードのエアトリックなどを人騎兵が乗った状態で行える。
人騎兵の操縦者の魔法使いの魔法で動かすため人騎兵以外の兵器には対応していない。
これは開発段階で他の兵器への対応を全く考えていないからである。
またキャノンレースのために開発されたロケットエンジンを後部に搭載することができ、一瞬ではあるが最高速度を出すことが可能である。
この箒にはその見た目から空飛ぶ勝者の名前が与えられた。

○運用方法
人騎兵が箒の上に立った状態で装着する。
高機動戦闘また機動性をいかした高速移動時にて使用される。
人騎兵から言葉による指示をだすことで状況にあわせて稼動する、これはＴＬＯ技術を流用しているからである。

○フレーム
気持ちよく乗るために、空気の抵抗や流れを邪魔せず最大限にいかすため伸縮自在な蛇腹式フレームを採用している。
これは状況によって最適な状況を作り出すため、人騎兵搭乗者の魔法使いからの情報をもとにフレームを稼動させそれを実現している。
蛇腹式フレームはくねくねと曲がり、搭乗者の思い通りに動かすことをサポートする。
蛇腹になった長い前方部にＶ字に曲がった後部が、まるでエレキギターのように見えるがあくまで箒とのことである。
またフレームを伸ばし人騎兵が跨る事で2体まで搭乗可能となる。

○操作性
魅せることを念頭に作られているため人騎兵搭乗状態でも大抵のことができるため、戦闘行為も可能である。
乗り手の腕次第で引き出せる能力が変ってくる、これは空気の流れや風をつかむ技術の差が大きい。

○オプション
もともと使用者によって細かなカスタムを行うことができるように設計されているため用途にあわせてカスタムできる。
軍事用として採用されたものは中距離移動、高速移動、高機動戦闘などを重視したものとなっている。

○ロケットエンジン
音速モード「風迅」
空気抵抗を無視して一時的に最高速をだすために搭載するロケットエンジン。
箒後部下にとりつけることができ人騎兵の邪魔にならないようになっている。

爆音モード「雷迅」
魅せるために取り付けられた機能の一つで、ロケットエンジンをアイドリング状態にし爆音を鳴らす。
観客の目を引くために付けられた機能であるが兵器としては敵の注意を引きつけるために使用されることもある。

○分類
人騎兵専用の装備

○製造
もともとは個人向けであったが軍事用に用いられるため、無駄なパーツを排除し大量生産されることになった。
個人でのカスタムを前提に開発されているが蛇腹フレームなどプロの整備が必要な面もある。

○運用コスト
動力は人騎兵搭乗者の魔法使いに依存される、これは搭乗者自身の腕で自由に動かすことを目的に作られているためである。
ロケットエンジン使用時には燃料を消費する。

「波も飽きたし、次は空にある波を自由に乗りたいわけだ、誰よりも自由に格好よくビシっと！！」
そんな一人の魔法使いの想いは一つのチームを立ち上がらせた。
道楽のために危険視されているはずのＴＬＯを組み込みむことまで決めてしまった開発チームもまた道楽者の集まりであった。
曲がった箒をイメージしていた魔法使いとしては、まさかエレキギターのような姿にされているとは思いもよらなかった。
リューンの流れに身を任せ空気の渦に乗り誰よりも格好良く派手に大空を舞う。
一人の人騎兵の夢は現実のものとなり、多くの人騎兵乗り達の注目を浴び世間を賑わせた。
そしてそれは軍事関係者の目にも止まることとなる。
機動性に優れどんな行動も自由自在に行えるそれは、兵器としても優れていたのである。
軍事関係者の想いとは裏腹に、空を自由に飛ぶための道具に戻れる日を道楽者達は望んでいる。

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Ｌ： 高機動箒の開発　＝　｛
　ｔ：名称　＝　高機動箒の開発（イベント）
　ｔ：要点　＝　妙な伸縮（誤植ではない），曲がった，箒
　ｔ：周辺環境　＝　空

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（設定：皆見　一二三＠リワマヒ国）
（イラスト：和子＠リワマヒ国）