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I=L(民生用I=D)・リワマヒ国版の詳細(1)

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riwamahi

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開発のいきさつ 仕様作成、設計 設計(1) 設計(2)
設計(3) 設計(4) 実装&テスト 命名 そしてロールアウト


設計(2)



一方、本機体が民間部門で使用されるI=Lである点については開発陣を悩ませた。

まず、運用者には軍でのような専門的な高等教育が行われているとは限らない。
また整備面においては、軍でのような専門家による恒常的なメンテナンスも期待できない。
人型の作業機械でありながら、操作は簡易で、民間(個人事業者を含む)においても
修理やパーツ交換が可能である必要があった。

これら問題は意外なことに、素体として選ばれたアメショーの優秀性によって解決された。
制式採用後25年を経たアメショーにはデチューンされた要求に答えられるパーツが豊富に存在し、
また技術的には“枯れた”機体であるアメショーには、パーツ換装に関する技術蓄積が豊富にあった。
同時に、簡略化され、デチューンされたことによって機体の損耗が大きく減殺されたこともあり、
本機体は「壊れない」「壊れても個人事業主・ショップレベルで容易に修理できる」
運用性のきわめて高いハードウェアとなった。

操縦系においては、簡略化に適応しつつ、歩兵系でも操縦が可能である必要から
マスタースレイブ方式が採用され、
人型である機体に操縦者の動作を模倣させることで操縦を容易にさせた。
「ここにだけは金をかけた」とは設計陣の弁である。

寒冷地対応のため完全密閉型であった操縦席にマスタースレイブ方式の操縦系が選択されたことにより、
操縦席は大型化し、正面に張り出す形となった。


設計(3)



整備性以外のランニングコストで解決すべき問題として、動力機関部には燃費の向上が求められた。
高速度・高出力を必要とする戦闘用I=Dと異なり、
本機体は用途上、速度は要求されておらず、またデチューンおよび簡略化により
要求出力は原型機の5割程度で十分とされた。
その一方で動力機関には高い燃費効率が求められたが、これら要求においても
アメショーの枯れた技術蓄積はいかんなく発揮された。
アイドレス工場の技術陣は、原型機であるアメショーに搭載されたコンパクトな機関はそのままに
動力伝達比を調整することで、調達コストと要求の両立が図られた



設計(4)



これらに加え、寒冷地での使用にともない、結露・結氷対策、消音対策が施された。
また、暗所での活動に対応するためにランプが取り付けられ、
また複数機体で活動する際のフォローとしてウィンカーが、
検査登録事務所による検査、登録ができた機体にはナンバープレートを付けるようスペースが設けられた。
足回りにおいては凍結した床面でも移動が可能なよう、ノンスリップ加工が施された。





(設定文:東 恭一郎、室賀兼一)
(絵:東 恭一郎)

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