選択領域から新規レイヤーを作成します。そのとき、選択領域の形にくりぬいたレイヤーマスクを付けることができます。
セル塗りアニメのようなイラストを描くときに、ベタ塗りをするパーツを切り出していく「パーツ分け」という作業がありますが、それを楽にすることが出来ます。
セル塗りアニメのようなイラストを描くときに、ベタ塗りをするパーツを切り出していく「パーツ分け」という作業がありますが、それを楽にすることが出来ます。
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使いかた
まず、パーツ分けしたい部分を選択ツールを使って選択します。範囲選択などを使うとエイリアスのかかった部分がきちっと選択できないときもありますが、そのままにします。
そして、Sciprt-fu→ANIME-Coloring Support を実行します。下の絵のようなダイアログが表示されます。
それぞれの意味はこんな感じです。
- Layer Name
- 作成されるレイヤの名前
- Fill Color
- レイヤを塗りつぶす色
- Padding border to the selection size
- 新規レイヤを作成するときに、選択領域の回りに一定サイズのパディング領域を入れる。新規レイヤのサイズは選択領域よりも指定した割合だけ拡大される。
- Grow Selection
- 選択領域を拡大するピクセル数。指定したサイズだけ選択領域を拡大(負値の場合は縮小)する。
- Clip new layer with selection
- レイヤマスクを自動的に適用するかどうか。
例えば、こんな感じにしてみると...
こうなります。新規レイヤでは選択領域の回りに2割のすき間領域が出来ています。
レイヤの構造はこんな感じになります。
ちなみに、"Clip new layer with selection"を実行すると、マスクが自動的に適用されて、レイヤがクリップされます。