ネモフィラ


ねもふぃら【登録タグ: 何卒P 松田っぽいよ

作詞:何卒P
作曲:何卒P
編曲:何卒P
唄:松田っぽいよ

曲紹介

  • 「許してくれないんだろ」(動画説明文より)

歌詞

(ダウンロードファイル付属の歌詞テキストより転載)

君を苗床に咲く花は、「僕」は、何ひとつ伝えられなくて、
どうかこれ以上、この手で、その根を、殺めさせないで――


これ以上は思ってはいけない。
指ひとつ解きながら、胸ひとつ閉ざしていく。
「自己」は横たえれば一の羅列。
精緻な箱庭の日常は、これで何事もなく過ぎ去っていく。

沈んでいれば流されない、五感は侵されないと、
考え抜き手に入れたこの安寧は、誰にも崩させない。
指ひとつで箱庭の細胞を崩しながら、
水底でたゆたう限り、錆付くことはない。だろう?

咲く前に落ちて

まだ浮かべない。咲いた頃、君は、何もかもを「僕」に託して、
ただ見えなくなる。姿を、その手を、追いかけさせてよ――


横に沈む未完成は見えない。
そう思いながら眺めたガラス越しの同じ目が、
咲き浮かぼうともがき出すならば、
この手に託された「僕」は、ただ、
終わりまで共にあるべきだと思うんだ。

咲いていれば枯らされる、撒かれた腐敗剤が舞う。
衝動で手に入れたこの自由は、誰かが沈めるまで、
つま先から世界の飢えを吸い上げながら、
地表でゆるやかに涸れ、暗闇に錆び崩れる、だろう。

腐敗した僕は

ただ欲しかった。咲き誇る意味を、何もかも君に求めてた。
「僕」だけで歩くことは、出来ないなんて、許してくれないんだろう。


(未完成はどうやら僕のほうだ)と、酸素を得て錆び落ちながら、
形成される弱さを、指ひとつ開き、繋ぎ起こす羅列は「I」

君を苗床に咲く花は、「I」は、何もかも苛烈に咲かせて、
君が見守る世界で、歩いていく。続いていくんだ――


そっと傍らに手をついて、起きない君に告げていたのは、

――そうだそれだ、「あい」だった。


コメント

  • 幻想的で素敵な曲ですね…! -- 名無しさん (2013-10-18 19:53:47)
  • この歌はとても感動した。まっつんに凄い合ってる曲だと思う。 -- -幸村➝ (2014-02-15 15:52:04)
  • 聴いてるうちにどんどん涙が出てきて…。深い歌詞と曲調に心奪われました。 -- 初心者 (2014-04-01 14:26:25)
  • メロディも歌詞も、調声も大好きです。何回聞いても飽きないですし、美しい曲だと思いました。 -- ななみ (2014-07-18 19:27:05)
  • うぅぅぅ素敵です!!松田さん最高!! -- 良太 (2016-01-28 15:50:34)
  • この曲が伸びない理由が分からない -- 綾 (2016-04-03 19:13:16)
  • すごく綺麗な曲だと思った。もっと伸びろー! -- 名無しさん (2016-07-02 21:28:41)
  • 曲調が幻想的で、私の大好きな曲です。だがしかしイマイチサビ以外のメロディが掴めない…不甲斐なさを感じます。 -- うめぼし。 (2017-07-27 01:38:19)
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最終更新:2017年07月27日 01:38
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