曲紹介
聴いていたいから
- 温かさを知ったなら、傷つくことも乗り越えられる。痛みの向こうを知った”私”たちの歌。
- アルバム「ぼくのせかいかくめい」収録曲で、アルバム版はラストの歌詞が改変されている。こちらも必聴
歌詞
ちょっとだけ傷ついてから 私は怖くなっちゃった
だからね必要なんだ 身を守るための 対人武装
何度か傷つけられて 残念だけど気付いちゃった
誰もが持っているんだ 誰かを傷つけるナイフ
そんなんじゃ近寄れないね 対人武装しなくっちゃ
痛いのはいやだけど 一人で立つのは「恥ずかしい」
建前の鎧を 作り笑いの盾を
信じない勇気を 強がりの剣を
みんながナイフを放さないなら 対人武装で傍に立つ
でも 分厚い装備で声は 聞こえなくなった
みんなの傍に立ってて 意外なことに気付いちゃった
案外軽装なんだ それでもみんな笑ってんだ
古傷をさすりながら もう楽しそうに話すんだ
「こうすればきこえるんだよ 触れればとてもあたたかいよ」
それは羨ましくて とても妬ましくって
興味ないふりして なのに情けなくって・・・
「声が聞きたい」
近づく私に気付きあなたは ナイフを下ろしてくれたんだ
ああ そうか 持っているだけじゃ 傷つかないんだ
避けられるんだね。
聞こえた 触れた あたたかい
装備を脱いだ私は あなたに夢中ですがりついた
だけどね 気付くとあなたは怪我をしていて
あんなに怖れて 嫌だった ナイフが
私の手にも握られていて
私もナイフを放せないから 壁が消えれば牙をむく
それでも避けて そして下ろす 難しいけれど
あたたかさを味わってしまった 対人武装はいらないの
傷つけて 傷つけられて 恐ろしいけれど
聴いていたいから あなたの声を
新たな戦地に立てば やっぱり武装しちゃうけど
きっとまた脱いでみせるよ 知ってしまったの 有人温度
コメント
- これ好き…もっと伸びろ… -- 名無しさん (2019-12-24 22:53:03)
最終更新：2019年12月24日 22:53
