千紫万紅

せんしばんこう【登録タグ: デスおはぎ 殿堂入り 重音テト

作詞:デスおはぎ
作曲:デスおはぎ
編曲:デスおはぎ
唄:重音テト

曲紹介

  • 「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚- 追憶編」ファンアートとして作成された作品。

歌詞

日暮れより 鐘の響きひとつ
袖で拭い切れぬ 後悔に(うな)され
ふらふらと 憐れ 侵され行く
無常の果てに 何を求め彷徨う

ほろり ほろり 散り往く椿
伽藍堂(がらんどう)の 月夜を映して
今宵 ひとり 未練の闇へ
背水の思い賭して

刹那の(ほむら) 其れは華の如く
血の雨を降らせた 名も無き人
鳴呼 何時の世も 綺麗事さへ
矛盾に呑み込まれゆく

屍越えて 其れは生きる事と
疑心暗鬼の 儚い絆は
鳴呼 悲しみも 涙も嘘も
疾うに空の絵空事


偽りに未だ気付かぬ素振り
笑みは(やが)て錆びて言ノ葉枯れ果て
累々と狂気(ふる)う夜に
重ねた恨み 愁いに沈る頃

転々(くるりくるり) 輪廻する音
宵も 宵も 切なる願いは
はらり 千切れ 奈落の底へ
一寸先は闇の恋路

灰のやうに 夕凪のやうに
音も立てず息の根絶つ頃は
夢現でも傍で貴方が 亡骸を抱き乍ら

そして一粒 大きな雫を
冷たい頬に落とし顔を歪め
鳴呼 この人に愛されていたと
一瞬(ひととき)、感じさせて


「―――あなたは本当に降らせるのですね、血の雨を。」


するり 撫でた 髪を(くすぐ)
遠い遠い 貴方の指先
どろり 刃、宿命(さだめ)に濡れて
梅の匂ひ狂い咲く

涙を拭いて、愛をくれたひと
寒煙迷離(かんえんめいり)の幼き心中
鳴呼 彼の腕で朽ち果てたなら
細雪、はらはらと

魑魅魍魎(ちみもうりょう)蔓延る 浮世の終焉(おわり)
我武者羅(がむしゃら)に咲かせた命なれど
屠りし乙女の 心疼きて
浅き夢の香に酔へり

現世(うつしよ)越えて 巡りし先に
何時(いつ)ぞの夢 叶うやうに

(元動画より転載)



コメント

  • かっこよすぎる〜 -- 向日葵 (2010-11-23 10:59:01)
  • 大好きすぎる -- ケニー (2011-05-08 09:29:59)
  • なんという俺得 -- 名無しさん (2011-06-19 21:14:44)
  • めっちゃかっこいい -- 名無しさん (2011-10-30 00:35:24)
  • めちゃめちゃ好き -- 香 (2012-06-20 08:27:40)
  • かっこよすぎて泣けてきた。 -- 海音 (2012-10-15 07:06:18)
  • かっこいいよぉおおおおお!!!!!! -- さくらりる (2014-03-14 22:08:59)
  • デスおはぎはんが素晴らしいのね。 -- テトはん。←よか (2014-11-01 08:59:34)
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最終更新:2015年08月09日 19:06
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