喜緑江美里ワカメ腹黒

 こんな疑問など俺個人にとってはどーでもよいことなのだが、いや実物を見る限りではそんな疑惑というか無粋な勘ぐりなどどうやったって持ちようがないはずなのだが、
この世界におけるとある替え歌がきっかけでどうやらそういった捻くれた見方が一部でなされているようなのでここで逐一反論というかツッコミを入れておくのは無益とは必ずしもいえないだろう。
 まそういうことにしておいてほしい。
 そこの暇人、読点をもう少し入れろとか文章がくどいとか言わない。

 さて、彼女に対するイメージダウン(アップだとする酔狂もいるらしい)を目論む悪の秘密組織か何かによって毒電波を受けたものとしか思えない、ここで取り上げるつもりの問題の歌詞であるが、
世の中には著作権・肖像権なる異形にして醜悪なる巨大な魔物が住みついているらしく、それに取り付かれれば最後「カスラック(あくまで仮称だ)の者ですが」などという心無いいやがらせとか
法的措置とかそんなんが電子掲示板における非匿名的コミュニケーションを図る意識体の形をとって現れることがごく稀にあるという。
 これも黄色い救急車並みの都市伝説かもしれんだろーが、などと自分を安心させるのはたやすいことだが、俺だってどこぞのエセ好青年に先に言われるまでもなくそこそこは正気のつもりでもあり、
地元になぜか二つもある精神病院の鉄格子を外から眺めることはあっても内側から外界を見ていたいとはつゆ思えず、かといってこの世は半ば精神病院のようなものではないか、何を
躊躇うことがあろうか、さあ自分を(物理的に)さらけ出せという内なる声に好奇心をくすぐられたりはしないのである。まちょっと覚悟はしておく。

 そもそも喜緑さんが海藻類宇宙人的存在であるということ自体、俺自身にしたって何の証拠も得ておらず、律儀にそんな証拠を見させられた日には自分の身が持たないのではないかとも
個人的経験から思われ、ごくごく内輪での平和と安全を希求している俺としては命がけの体験をしてまでそんな証拠を得たいとも思わないのでまったく好奇心もわかず、要するに保留ということに
しておきたい。
 しかし彼女の擬態周囲に溶け込む能力の一端については、いつのまにやら終了していた生徒会選挙での誰の目にも怪しくない無投票(?)による書記就任の件からも窺われ、
無事進級を迎えたばかりの新入生呼び込みの際には、あのヤニ臭い(イメージの)生徒会長の隣りに最初からいたはずの彼女に全く気付かなかったことからも尋常ならざるものを
否が応でも感じさせられたことも事実である。
 ああ、けどあの人いい匂いだったなあ。昆布ダシ百合の香りだっけ。絵画の中の貴婦人みたいって、絵とかほとんど見たことねーよと自分にツッコンでたのはここだけの話にしておいてくれ。



「腹黒かどうかはこの際もういいですけれど、ところどころ不穏な発言が見受けられますね」
 あ、喜緑s
+ タグ編集
  • タグ:
  • ワカメ
  • 海藻
  • 喜緑
  • 江美里
  • 百合

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2007年03月09日 17:13