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*H板 http://mbb.whocares.jp/mbb/u/015/ Hは、ラテン文字(アルファベット)の8番目の文字。小文字は h。     **字形   ***H 2本の縦棒とそれを中央で結ぶ横棒から成る。大文字はふつうこの字形である。   ***h 右の縦棒の上半分を缺く。右の角は丸まり、左の交点も同じ方向に丸まる。小文字はこの字形である。     **呼称   ラテン語・ドイツ語・オランダ語・インドネシア語、スラヴ語:ハー フランス語: アッシュ イタリア語: アッカ スペイン語: アチェ 英語:aitch, eitch (エイチ) /eɪtʃ/ アイルランド英語:haitch (ヘイチ) /heɪtʃ/ ポルトガル語: アガー エスペラント・フィンランド語・スウェーデン語・ノルウェー語、デンマーク語:ホー 越南語:ハ これらの呼称は ラテン語「ha」→後期ラテン語 "aha" → "ahha" → "accha" →イタリア語 "acca" →スペイン語 "acche" → フランス語 "ache" → 英語 "aitch"("ache" と綴られていたと思われるが母音推移により AHD音綴: āch から変化したと推測できる) というような推移によるものと考えられている。     *音素    ドイツ語や英語では原則として無声声門摩擦音[h]ないしその類似音を表す。ドイツ語では語頭以外で前に母音、またはt,rを伴うhは発音されない(複合語中のhは元の単語の発音に準ずる)。また、その前の母音を長くのばすように作用し、英語でもそうなる場合があり、この場合hの文字そのものは発音されない。 ポーランド語では/x/ 多くのロマンス語では発音されない。 o フランス語では、「無音のh」と「有音のh」の二種類がある。両者とも単独では発音されることは無いが、有音のhで始まる単語はリエゾン・エリジオン・アンシェヌマンを起こさない(語頭以外のhはこの区別を考える必要は無い)。黙字#フランス語も参照のこと。 o イタリア語では発音に関わらないhについては、英語のhaveに相当する動詞avereの活用、感嘆詞、外来語を除き、書かれなくなった。なお、hはcやgのあとに置かれてcやgを/k/や/g/の発音に保つ働きを持つ。 多くの言語で、"ch", "ph" などのように他の子音字の後ろに置かれ、類似の別音を表す。摩擦音になることが多い。 他の子音字の後ろに置いて有気音を表すことがある。タイ語やヒンディー語などのローマ字表記で使用される。 中国語のピンインでは無声軟口蓋摩擦音を表す。 日本語のローマ字表記ではハ行の子音に用いる。但しヘボン式では「フ」の子音は他のハ行の子音と異なる為別の字 (F) を用いる。また、「ヒ」の子音も他のハ行の子音と異なるが、これには訓令式でもヘボン式でも他のハ行と同じHを用いる。長音の表記に使用する場合もある(佐藤='Satoh'という具合に)。 朝鮮語のローマ字表記では初声の「ㅎ」に用いる。一般的ではないが、激音を示す為にも使用される表記法がある。    
*H板 http://mbb.whocares.jp/mbb/u/015/ H板は、Hの話題を扱う。 Hは、ラテン文字(アルファベット)の8番目の文字。小文字は h。     **字形   ***H 2本の縦棒とそれを中央で結ぶ横棒から成る。大文字はふつうこの字形である。   ***h 右の縦棒の上半分を缺く。右の角は丸まり、左の交点も同じ方向に丸まる。 小文字はこの字形である。     **呼称   ラテン語・ドイツ語・オランダ語・インドネシア語、スラヴ語:ハー フランス語: アッシュ イタリア語: アッカ スペイン語: アチェ 英語:aitch, eitch (エイチ) /eɪtʃ/ アイルランド英語:haitch (ヘイチ) /heɪtʃ/ ポルトガル語: アガー エスペラント・フィンランド語・スウェーデン語・ノルウェー語、デンマーク語:ホー 越南語:ハ これらの呼称は ラテン語「ha」→後期ラテン語 "aha" → "ahha" → "accha" →イタリア語 "acca" →スペイン語 "acche" → フランス語 "ache" → 英語 "aitch"("ache" と綴られていたと思われるが母音推移により AHD音綴: āch から変化したと推測できる) というような推移によるものと考えられている。     *音素    ドイツ語や英語では原則として無声声門摩擦音[h]ないしその類似音を表す。ドイツ語では語頭以外で前に母音、またはt,rを伴うhは発音されない(複合語中のhは元の単語の発音に準ずる)。また、その前の母音を長くのばすように作用し、英語でもそうなる場合があり、この場合hの文字そのものは発音されない。 ポーランド語では/x/ 多くのロマンス語では発音されない。 o フランス語では、「無音のh」と「有音のh」の二種類がある。両者とも単独では発音されることは無いが、有音のhで始まる単語はリエゾン・エリジオン・アンシェヌマンを起こさない(語頭以外のhはこの区別を考える必要は無い)。黙字#フランス語も参照のこと。 o イタリア語では発音に関わらないhについては、英語のhaveに相当する動詞avereの活用、感嘆詞、外来語を除き、書かれなくなった。なお、hはcやgのあとに置かれてcやgを/k/や/g/の発音に保つ働きを持つ。 多くの言語で、"ch", "ph" などのように他の子音字の後ろに置かれ、類似の別音を表す。摩擦音になることが多い。 他の子音字の後ろに置いて有気音を表すことがある。タイ語やヒンディー語などのローマ字表記で使用される。 中国語のピンインでは無声軟口蓋摩擦音を表す。 日本語のローマ字表記ではハ行の子音に用いる。但しヘボン式では「フ」の子音は他のハ行の子音と異なる為別の字 (F) を用いる。また、「ヒ」の子音も他のハ行の子音と異なるが、これには訓令式でもヘボン式でも他のハ行と同じHを用いる。長音の表記に使用する場合もある(佐藤='Satoh'という具合に)。 朝鮮語のローマ字表記では初声の「ㅎ」に用いる。一般的ではないが、激音を示す為にも使用される表記法がある。    

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