NO.15-1 絶対値つき二次方程式 難易度~☆☆★★★
問題
165 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/29(土) 22:21:37.88 ID:XJP+DC730
|x^2-2x-15|-x-3=0 の解はx={アイ}、{ウ}、{エ}
方程式が異なる二つの解を持つときのxの範囲は{オカ}≦x<{キ}、この範囲に
x^2-(a+b)x+ab=0(0<a<b)が異なる二つの整数解を持つと考える。
この2次方程式の解をA,BとするとA:B=2:3が成り立つ。この時Aの取りうる値は{ク}
x-4<2k+1……① 2x-6≧-12……②とする連立不等式が{オカ}≦x<{キ}に含まれるとき、kの範囲は{ケ}(以下から選ぶ)
ケ ①k<-4 ②k≦-4 ③k<0 ④k≦0 ⑤k<4 ⑥k≦4
解答
+
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... |
(アイ,ウ,エ)-3,4,6 (オカ,キ)-3,5 (ク)2 (ケ)④
解説
(アイ,ウ,エ)
|x^2-2x-15|-x-3=|(x-5)(x+3)|-(x+3)=0
x≧5,x≦-3の時
(x-5)(x+3)-(x+3)=0
(x+3)(x-6)=0でx=6,-3
(x-4)(x+3)=0でx=4,-3であるから解は、x=-3,4,6。
(オカ,キ)
上と比べて-3≦x<5
(ク)
(x-a)(x-b)=0よりx=a,bでa:b=2:3からb=3a/2しかし、a,bは整数解よりaは偶数。
これをふまえるとa=2,4で対応するbは3,6。bがxの範囲を超えるためa=4は不適。
よってa=2。つまり、A=2
(ケ)
-
3≦x<2k+5であるから、2k+5≦5であればよい。ゆえにk≦0で④
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NO.15-2 二次方程式の解と係数 難易度~☆☆★★★
問題
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 20:58:21.02 ID:rIFnCE6C0
2次方程式
① x^2+ax+b=0
② ax^2+bx+1=0
が実数解pを共通に持つ時、
(1)pを求めろ
(2)a+bを求めろ
虚数解qを共通に持つ時、
a,bを求めろ。
ちなみにできないので答えは分かりません。
解答
+
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... |
実数解p(1)p=1(2)a+b=-1
虚数解q a=b=1
解説
実数解pを共通に持つ時
(1)
p^2+ap+b=0…①,ap^2+bp+1=0…②をpは満たす。
①×p-②=0も成立するから
p^3-1=0より
p=1
(2)
p=1を①に代入してa+b=-1
虚数解qを共通に持つ時
q^2+aq+b=0…③,aq^2+bq+1=0…④をqは満たす。
③×q-④=0も満たすから
q^3-1=0よりq=ω,ω^2(ωは虚数立方根(-1+i√3)/2とする。)
ここで、ωとω^2は共役であるから、ωまたはω^2を解に持つ二次方程式はもう一方のω^2またはωを他解にもつ。
∴これを満たす二次方程式は、(x-ω)(x-ω^2)=0より
x^2+x+1=0
∴a=b=1
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最終更新:2009年06月14日 13:06