司会 そうですね、ぜひ皆さんもね、楽しみにしているかと思いますが、
   ちょっとここでですね、セブンスドラゴンという作品はですね、今までドラゴン、映像の中のお話してきたんですが、
   サウンドの面も、こちらポイントになっているという風にお聞きしましたが、
   ま確かに、映像をご覧いただく限りですね、崇高かつ荘厳な調べがビジュアルと見事にはまってますよねー。

小玉 そうなんですよね。ここも、音もですね、非常にまぁあのー…
   RPGって長時間プレイしていただくので、やはりこう、音として聞くのに耳触りが良かったりとかも、
   「頑張る!」って思える曲だったりするような曲を是非とも書いていただきたいということで、
   新納さんも非常にこだわっていらっしゃるところなので、「是非この人に!」ということで、お願いした方です。

司会 はい。この人に、という方ですよねー。
   それでは、ここでご紹介させていただきましょう。
   サウンドコンポーザーの、古代祐三さんです、どうぞ皆さん大きな拍手でお迎えくださーい。

(音楽とともに古代入場)

司会 はーい古代さーん、こんにちはー。

古代 こんにちはー。

司会 ようこそ、では改めまして会場の皆さんにごあいさつをお願いします。

古代 あ、セブンスドラゴンのサウンドを担当させていただきました、古代と申します。
   よろしくお願いします。

司会 はい、よろしくお願いいたしますー、たくさんお話をお聞かせください。
   さぁ、古代さんはゲームサウンドの第一人者として、「カルドセプト」「世界中の迷宮」など、
   その、革新的かつ完成度の高い作品でユーザーを魅了し続けています。
   さぁ、ということで、本日はお話をたくさん伺っていきたいと思いますが、
   まず、古代さんはセブンスドラゴンでは、どのようなイメージを描いて曲を作られたんでしょうか?

古代 はい、えーとですね、この作品、このゲームはあの、ディレクターの新納さん、世界樹のね、
   二作目ということになるので…まぁ自分の中ではどうしても、
   世界樹のサウンドと比較されてしまう部分というのがあると思ったので、
   えーまず、それとは全然違うサウンドにしていこうかな、という風に、
   あえて世界樹っぽいサウンドっていうのは避けて通るようにしていこうかな、というのを
   まず最初に決めていきましたね、はい。

司会 はーい、さぁそして、なんと本日は、

古代 はい。

司会 きょくをごよういいただいたということで。

古代 はい。

司会 初めて披露する曲も、あると伺っているんですよ、が、

古代 はい。えーとですね、今回ご紹介するのは、えーと戦闘曲が3曲あるんですけど、
   今回ちょっとあの、曲数がですね、全部で…40曲近くと結構多いんですよ。
   で戦闘曲も結構バリエーションがかなり多く用意されているので、
   まぁ、特にRPGっていうのは戦闘曲は肝になってきますので、その中の一部をご紹介して、
   こんなようなサウンドですよ、っていう一部をご紹介しようかなと。はい。

司会 はーい、わかりました。
   じゃ皆さんよーく聴いてくださいね、これも貴重です、
   はい、ぜひ聴いていただきたいと思いますが。
   じゃまずは1曲目からですね、お話を伺いながら聞いてみたいと思いますが、
   では1曲目をお聞きください。

(戦闘曲が流れ始める)

イノ あ、これはあのー、通常の戦闘曲になるんですか?

古代 はい、これ、ちょっと今イントロ聴こえませんでしたね(笑)

イノ (笑) そうですね。

古代 あのー、はい。
   えーとですね、通常戦闘曲で、ちょっと、あまりよく聴こえないかもしれないんですけど…
   そうですね通常戦闘なんで、一番頻繁に聴く曲…

イノ あ、上がってきましたね(笑)

古代 あ、ボリューム上がってきましたね(笑)
   あの一番、とにかく良く聴く曲なんですね。
   で、通常戦闘の曲もまぁちょっと実はいくつかあって、
   これがどこに入るかはまだ決まってないんですけど、
   一応まぁ、通常戦闘の曲ということで。
   まぁとにかくキャッチで、わかりやすいというのがまずひとつあるんですけど、
   今回あのー、私やっぱ、ひとつコンセプトがあって、
   フロワロっていうのがね、花がひとつポイントに、このゲームがなっているので、
   BGMのどこかに花っぽい何か、っていうのが感じられるような…花が散る、とか、

司会 はぁはぁはぁ。

古代 そういうイメージが頭の中に浮かんでくるような、そういうなサウンドを目指してますね。
   で、この戦闘曲もそういう感じで、作ってますね。はい。

(曲がフェードアウト)

イノ なんか先ほど、世界樹とかなり差をつけて作られている、
   いるのを心がけたというお話があったんですが、
   なんかやはり、セブンスドラゴンのほうが若干繊細な感じがしてたのは、
   そのお花のイメージなんですね、きっと。

古代 そうですね、ちょっと花っぽい、えぇちょっと柔らかい感じを少し入れているんですけど、

イノ はい。

古代 まぁ基本はやっぱ戦闘曲はノリノリでいこうという感じで。はい。
   そういう感じにしてます、はい。

小玉 そうですね。あのープロデューサー特権で既にいろいろ…
   まぁ先にもうプレイしているんですけども(笑)
   ホントにこの曲聴いててですね、「よし!」と思いつつですね、
   「きれいな曲だな」というような気持ちになれてですね、ノリノリで戦闘できます。

司会 はーい、そうですよねー。
   さぁ、そして続いて、2曲目を聴いて、お聴きください。

(2曲目が流れ始める)

イノ なんかこの始まり方が、ちょっとあの、ボス級な感じがしますよね。

古代 そうですね、はい。
   あのー、このゲームホントにあの、巣にたくさんのボスが登場するんですけど、
   その中の一部で使われる戦闘曲で、まぁボスっぽい敵の、ボスっぽい敵の曲ですね。
   で、これもあの、そういう花っぽい部分とか、意識して作っているんですけど、

イノ はい。

古代 えーとですね、この曲はちょっとですね、
   ある隠しフィーチャーがポイントになっている曲なんですよ。
   でその隠しフィーチャーっていうのこれからご紹介することになるんですけども。
   あのー、まぁこういう風に、よくあるRPGのボス曲っぽい感じの(笑)

イノ そんな、よくあるとか言わないでください(笑)
   私すごい古代さんの曲好きで、尊敬していますのでー。

古代 あぁ、はい、はい。

司会 まぁ古代さん独自のね、曲ということでね。

古代 まぁ引き続き、まぁ続いてじゃあ次の曲をですね、すみません。

イノ そんなー(笑)

司会 よろしいですか?じゃあ3曲目聴いてみたいと思います。

(3曲目が流れ始める)

イノ これはあのー、出だしが二曲目と一緒ですけど、
   かなりなんか、なんていうんですかね、8bit的な、

古代 はい。

司会 なんか、ね、聴いたことあるような

イノ そうですよねー。

司会 あるような気がしますよね。

古代 なんか、昔懐かしい感じがしますよね。

司会 そうですねー、はい。

古代 はい。
   実はですね、このゲームにはファミコンのサウンドを、
   あたかもエミュレートしたかのようなモードで楽しめるっていう隠しフィーチャーが、

司会 はいはいはい。

古代 なんか、実はついているらしいんですよ。

司会 あ、そうなんですか?

古代 でー、えぇなんですよね。はい。

小玉 え、あのー、そうなんです。付いてるんですけどね。
   であのー、実は、40曲近く作って頂いているのがですね、
   全部このファミコンの音源というか、このファミコンの音でプレイできる、
   っていうようなモードを用意してます。

イノ あ、それはかなり贅沢なモードだと思うんですけど、

古代 はい、えぇ。

小玉 もうあの、無理やり新納さんがお願いしてですね、
   「ファミコンも作って!」って言って作ってもらって、

古代 そうなんです。

イノ えー、それどういった条件で使えるとかって、

小玉 あっ。

イノ あっ。言えない感じですか?

小玉 ちょっと条件は言えないんですけど…
   条件をクリアして頂けるとですね、コンフィグのところでできるので、
   ホントにもう、全曲このファミコンの曲でもプレイできるようになってますので、
   その条件まだまだちょっと言えませんし、
   多分探してもらうことになるんじゃないかなーと思うんですけども、
   是非ともちょっとそこを探してですね、クリアしてですね、
   この音で是非楽しんでいただければなぁと思います。

イノ うんうんうん。

小玉 すごい私も、懐かしいなぁ。
   でも私、この頃まだセガだっ、セガでアレだったので、ファミコン作ってなかったな、
   とか色々ちょっと思い出しながら聴きながらやってます。

古代 あ、すみません、であの話途中になっちゃったんですけど、
   このボス曲なんですけど、実は最初にファミコンっぽい音を先に作ってから、
   さっきの二曲目を作ったんですよ。

司会 なるほどなるほど。

小玉 え、そっ…(笑)

古代 えぇ。
   ファミコンの音っていうのは、同時に3つまでしか和音が出なくてですね、
   非常に制限がきついんですよね。
   でそれを常に意識しながら曲を作らなきゃいけないんで結構大変なんですけど、
   例えばじゃあ、5つの音を出したいな、同時に出したいなと思った時は、
   例えばド・レ・ミ・ファ・ソっていう音を出したいと思ったら、
   ドレミとファソの音に分けて、のグループに分けて、
   例えばズンチャ、ズンチャ、ズンチャとかやると、あたかも5音ぽく聞こえるんですけど、
   なんかね、その方法を使ってボス曲を作ると、どことなくドラクエっぽくなっちゃったり(笑)

イノ あはは(笑) あ、じゃあもう、あれ?

古代 すごい、なんか、意識してないんだけど、
   「なんかあれ?どこかで聞いたことあるな」みたいな感じになるんで、
   それを回避するのが非常に難しくてですね、そこで頭を抱えるんですけれども。

イノ あ、じゃあこのセブンスドラゴンの曲を作っている期間中何回古代さんが、
   「すぎやまこういちめーっ(敬称略)」みたいに、青い炎が(笑)

古代 いやぁもう、なんかね、目の前の壁は大きくて中々…(笑)
   大変な思いをいつもしていますけれども、はい(笑)

イノ はい。なんかあのー、世界樹の迷宮作られた時のお話では、
   「割といつも曲が浮かんでこないことはない」とおっしゃってたじゃないですか。

古代 はいはいはい。

イノ 今回のセブンスドラゴンに関してはどうだったんですか?

古代 えーとですね、まず…そういう制限って非常に実はきつくてですね、
   曲数も非常に多いので、そんな中で例えば、
   ファミコンモードでも聞ける音楽を作ろうと思うとですね、非常にやれることって実は限られてきてて、
   まぁそれでいっぱい頭には思い浮かぶんですけど、
   「これファミコンで再現したらこんな感じになるな。あ、だめだ。あ、もうだめだ」っていう感じで、
   切り捨てていくことが結構多くて、そういう苦労はちょっと、絶えないですよね、はい(笑)

司会 はーい、ということでですね、
   そして、まぁあの小玉プロデューサーにもお聞きしたいんですが、
   どんな心構えでプレイをしていただきたいですかね?

小玉 そうなんですよね、まず…
   まぁ心構えっていうか、まだですね、ちょっと開発率がですね、60ちょっとくらいな感じなので、
   まだまだ作っている感じなんですよ、なんで…その状況でちょっと古代さんの意気込みとかを。

イノ (笑)

古代 あー(笑) あの、まさに開発途中ということで、
   昨日の…あ、今朝の朝4時まで曲作ってましたね(笑)

イノ そう、そうですよねー。
   なんかあのー、一番最初に流れたムービーの曲って、実は古代さんではないんですよね、あれって。

古代 あー、そうですね、一番最初のは違いますね。
   まだあれ、オープニングがちょっとまだ…全然決まっていないので、
   ちょっと仮曲を入れていただいているんですけども。はい。

イノ 早くあの、古代さんのオープニング曲が皆さんも聞きたいと思ってると思うんですよ。

古代 はい、あのー…オープニングテーマは一番最後にしようかな、と思ってまだ手をつけてないんですけども(笑)

イノ (笑)

古代 はい(笑)
   これから…まぁちょっと、ねぇ、ドラクエとかFFとかね、名曲いっぱいあるんで、
   また頭抱えることになるんですけどね(笑)

イノ いやいや、イースとかアクトレイザーとか、あのへんも名曲だと思いますよー。

古代 あのー、ありがとうございます(笑)
   まぁこういう純粋なRPGのテーマ曲を作るのは実は初めてなので、
   まぁホントどうしたらいいかなーとか思って…(笑)
   またそのファミコンの制限があるのでね、
   またなんか工夫してると「あ、なんか今度FFっぽいな」とか(笑)

司会・イノ (笑)

古代 またそういうのと闘いながらちょっと作ろうかなと、思ってますけどね、はい。

司会 小玉プロデューサーは、現在、どうでしょうか?

小玉 はい、そうですね。
   まぁあのー、開発60%というとですね、
   大体、全部のグラフィックとかがですね、システムとかが出来上がってきたところなんですね。
   それを全部入れて、今までこう、机上の空論と言いましょうか、
   頭の中で考えていたゲームがですね、手で遊べる世界に入っているので、
   そこで今回あのー…我々的にはですね、そのバトルとかでも、
   すごくテンポですとか、手触りですとか、そういうところを気に掛けながら作ろうと思っているので、
   ここからはそこですね、ホントにゲーム触りながら、
   「こうしていこう」って話を新納さんとしながら進められたらなぁって思ってます。
   であの、できてくる、きっと、セブンスドラゴンはですね、
   皆さんに気軽にですね、楽しんでいただきながら、すごく深い、なんか、楽しみ…
   やりこみ具合というのができるんじゃないかなーと。
   で、やっぱり、ちょっとキャラクターもかわいいんですけども、それでいてハードな世界、
   もしかしたらちょっとハードなバランスになっているかもしれないんですけれども、
   皆さんに是非ともですね、この世界を楽しんでいただきながら、
   ハントマンとしてエデンを救っていただきたいなぁって思ってます。

司会 是非ね、皆さんにも楽しんでいただきながらも、私も楽しみに待っております。
   さぁ、イソッチさん、何か…伺いたいこととかありますか?

イノ はいもう、いっぱいあるんですけれど、どうしましょうね(笑)

司会 もうじゃあ、じゃあ後ほど、個人的に聴いていただけますか(笑)

イノ 個人的にですか(笑)
   あじゃあ、あの、後で控室に皆さん集合してください(笑)

小玉 まだ内緒話が多いので後で(笑)

司会 はい、ということでですね、まだまだね、皆さんもね、沢山聞きたいこともあるかと思いますが、
   そろそろお時間が近づいてまいりましたので、
   それではですね、皆様から一言ずつ、ご来場の皆さんにメッセージを頂ければと思います。
   じゃまずは、イソッチさんからお願いします。

イノ あ、はい。
   えっと、最近のちょっとRPGって割と、
   ストーリーを進めつつ、ムービーを見るというものが多かったような気がするんですけれど、
   セブンスドラゴンは、自分自身が本当に冒険者、ハンターとなって、
   仲間を育てていく喜びとかが感じられる、近年まれに見る、ちょっとハードなゲームだと思うので、
   見た目は可愛いですけれど、是非皆さん発売を楽しみに待っていてください。
   私も一般ユーザーとして応援していきたいと思います。

司会 ありがとうございます。

イノ はーい。

司会 さぁそして、古代さんお願いします。

古代 はい。
   あのー…私あの、なんていうんですかね、携帯機でRPGやるのすごい好きで、
   最近ちょっとまたいいネタがないなと思ってて、
   でー…つい最近までドラクエやってたんですけど(笑)

司会 ドラクエ好きですね(笑)

古代 あのー、来年はセブンスドラゴン、個人的にも大ハマりさせてもらおうかなと、
   思ってます。はい、楽しみにしてます。

司会 はい。
   では最後に、小玉プロデューサーお願いします。

小玉 はい。
   えーまだまだこれからですね、手を入れながら、皆さんにホントに楽しんで頂けて、
   わくわくして頂けるようなものを作っていきたいと思っています。
   で、あのー、我々はですね、ホームページを今立ち上げておりまして、
   そちらのほうで発売まで、まだちょっと発売日とか発表できないんですけども、
   そこまで皆さん、ユーザーの皆さんと一緒に楽しんでいくような公式サイトのほうを立ち上げておりますので、
   そちらのほうにも是非ですね、見に来ていただいて、我々と一緒にですね、
   セブンスドラゴンの完成、楽しみに待っていていただければと思っております。

司会 はい、ということでじゃあ発売まではホームページ、ということでね、
   皆さん是非チェックして頂ければと思います。
   さ本日はね、たくさんお話をいただきましてホントにありがとうございました。

小玉 ありがとうございましたー。

イソ ありがとうございました。

司会 はい、小玉プロデューサーそして、古代さんとイソッチさんに盛大な拍手をお送りください。
   ありがとうございましたー。

小玉 ありがとうございまーす。


司会 えーさて、皆様いかがでしたでしょうか。
   セブンスドラゴンはですね、皆様から見て、右のほうから回り込んだ所にDSを、
   19台ご用意して、皆さんをお待ちしております。
   なんと、プレイした方には…こちらですね、かわいいですよね。
   ちびキャラシール。こちらを差し上げて、
   もらったっていう方いらっしゃいますか?
   …あーいらっしゃいました!もうやってくれた方、いらっしゃいますね。
   まだ、ね、いらっしゃらない方もいるので、是非こちら、プレイして頂きたいと思います。
   それではこの後も引き続き、セガブースごゆっくりとご覧ください。
   ありがとうございました。


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