後ろ髪を編んで右肩側の前に垂らし、くすんだ黄色いフレームの眼鏡の奥に深く暗い双眸を持った女性。
物腰が落ち着いていて、大人しさを通り越してむしろつかれたような印象を受ける笑顔を浮かべることが多い。
大学に入る前から神話学の研究を深めてきたがために、特別枠の入学で大学の研究者として迎え入れられた。
基本的にいつも丁寧に見えるが、時折扉を蹴ったり上着や書類を放り投げたりとぞんざいな面が見受けられる。
【神雫】(ﾛｰﾌﾟ) ＜神片生能力者＞
→漠然とした精神的な苦しみを相手に与え、その程度を操作する能力。
対象者の苦しみに理由や悲劇は要らず、ただただひたすらに不安や焦燥、嘆きや憎しみの感情に襲われる。
