ARMORED CORE Handed Down Heroism @ ウィキ内検索 / 「ミニム」で検索した結果

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  • ブラックバロンの苦難
    ...問いかけた。 「ミニム…なんですかその格好は」 ミニムと呼ばれた少女は何も喋らずにじっとこちらを見つめてくる。 ―流石にまずかったでしょうか… 己の行いを振り返ってみる。 寝ているのを起こすのは悪いと思い、外出する事を告げず依頼を受け出撃し、依頼を完遂できず帰宅。 おまけに機体は先ほどの戦闘でボロボロ、武器も破壊されてしまった。 機体も武器もミニムが一生懸命整備したものだ。 それを出撃する事も告げずに持ち出してこの結果では… 「私が悪かったですから、とりあえずそのフライパンを…」 と彼が手を伸ばした瞬間だった。 「バロン…」 ようやくミニムが声を発した。 が、ほっとしたのもつかの間。 ―これは… 「おかえり…」 ―いわゆるピンチですね… 「なさい!」 バロンと呼ばれた彼にはそれがスローモーションに見えた。...
  • ARMORED CORE Handed Down Heroism 外伝
    ...物:ブラックバロン ミニム) 作:継@(適当にどうぞ) ■ ―Trick or treat― (登場人物:ファレ・ノプシス)   “Halloween”――それは、歴史に名を残すことなく葬られた技術者達の夢物語。   もし、それが現世に受肉したのであれば、須く、その放胆な光は破壊と災厄を戦場に齎すことだろう。 作:ユウダイ・ユウナ ■ レイヴンズ・レポート -レナ・セイガ編- (登場人物:レナ・セイガ) ■ シャドー (登場人物:シャドー) 作:Ryo ■ ~ザックセルVSスコープアイ~ (登場人物:シーア・ヘルゼン シェルブ・ハートネット)     Page-1   Page-2 作:マド録 ■ 決意 (登場人物:シルヴィア)
  • The rest is silence -Erster Akt-
    ...はい。わかりましたよミニム」  今までの挑発的な態度とは打って変わり、柔和な表情へと変化する黒騎士。それはまるで子供の我侭に困り果てる父親のようだ。半ば背を向けかけたところで、黒騎士がこちらに視線を向ける。 「――その復讐が果たされたとき、貴方は自分自身に何を思うでしょうね」  独り言のような男の言葉に、思わず問いを投げかけるアハト。 「――なに?」 「いえいえ、何も」  恐らく、こちらが聞き返すことを予測しての独り言なのだろう。その対応、そしてこの仮面のような笑顔も同様に癇に障った。 「それでは失礼します。貴方の終幕、楽しみにしています」  黒騎士は去り際に再会の言葉を残し、飾り羽を揺らす少女の手を引いて格納庫から退出した。  アハトと別れたブラックバロンは、アリーナ備え付けのACガレージからアリーナの外へと続く無機...
  • Dies Ire 第一夜 -偽りの愛-
    「だ・か・ら! どうしてあたしの機体に試作兵器を載せるのかを聞いてるの!」  企業連合本部内のブリーフィングルームに響くのは、ヒステリーを起こしかけた女の怒号。  かれこれ三〇分は続いているだろう、ある部隊の会議だ。  キサラギ社の開発した試作兵器【INDORA】と銘うたれた射突型物理ブレード。  外見こそ【RASETSU】と変わりないが、内部に蓄電器を搭載し、ACからの電力供給によってブレード部が帯電。射突型ブレードとしての破壊力に加え、目標に強力な電撃による機能障害を誘発させる事のできる代物である。  若干一九歳にして、企業連合特務部隊ディエス・イレに所属する女性隊員ドライは、短く切り揃えられた金髪を振り乱し、小柄な体を目一杯使いながら仲間に吠えていた。 「近接兵装なんだからアインが持てばいいじゃん」 「バーカ。フェイクに積んだところで当たらなかったら終わりだろ。機動性に秀でたお前のグ...
  • Intermission -Cherry blossoms in full bloom-
    「Intermission -Cherry blossoms in full bloom-」  執筆者:クワトロ大尉(偽)  とあるコロニーの市街地を一人の少女が歩いている。彼女の名はシルヴィア・マッケンジー。若干16歳でありながら独立傭兵組織『サンドゲイル』の一員にして、戦力の中核を担うレイヴンの一人でもある。  しかしそんな肩書を持つ彼女も、ACを降り、母艦であるリヴァルディの外へ出れば、この市街地に住む一般の女の子と何の変りもない。今日は日用品の買い物のついでに、市街地を散策しようと、一人街を歩いていた。 「えへへ、さっきの雑貨屋さんカワイイ小物がたくさん売ってたなぁ。今度エイミさんやイリヤを誘ってまた来ようっと」  買い物用のトートバックを、ちらと覗き見ながら微笑むシルヴィア。その姿は年相応の少女そのものだった。  ――このコロニーって、規模は大きくないけど、...
  • Intermission -operation bitter and sweet-③
    「Intermission -operation bitter and sweet-*②*③」  ―SideA―  2月13日、夕方。エデンⅣの高級マンションの一室。ソリテュードの部屋にアリスとメイファはいた。二人は共にエプロンを着け、キッチンで何かを作っている。 家主であるソリテュードは遠方のミッションに出撃しており不在で、帰ってくるのは明日の朝である。それを見越して今日と明日をオフにしていたメイファはアリスの世話と留守番を買って出たのだ。もちろん彼女たちにとって、この状況は好都合だったのは言うまでもない。 「よいしょ……よいしょ……」 「いい調子よ、アリスちゃん。もうちょっとだから頑張って」 「うん、がんばる」  アリスはメイファが支えているボウルの中身をヘラで一生懸命かき混ぜていた。キッチンに背が届かないので子供用の台に乗ってボウルの中を覗き込むような格好だ。...
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