Enterprise Manager(以下EM)の再構成方法
oracle10gインストール後、ホスト名,IP等が変わった際はそのままだと繋がらなくなります。
下記コマンドにて一度EMを再構成してください。
※時間が大分掛かります。
emca -config dbcontrol db -repos recreate
EM起動
emctl start dbconsole
EM停止
emctl stop dbconsole
EMの起動状態確認
emctl status dbconsole
Webブラウザを立ち上げて下記URLにアクセス
http://<ホスト名>:1158 (10.2の場合)
http://<ホスト名>:5500 (10.1の場合)
※oracleのバージョンによりポート番号が変わるので注意
無事ログインできれば、ユーザー名とパスワードを指定する画面が出てくるので、
それぞれ入力しログインする。
データベースのデータ参照方法
①ログイン後、画面上部の管理をクリックします。
②画面中にある「スキーマ」⇒「データベースオブジェクト」の「表」を選択します。
③スキーマSYSTEMの右にある懐中電灯マークをクリック。
④一覧から参照したいユーザーの表を選択します。
⑤「選択」をクリックすると前の画面に戻り
スキーマの箇所がSYSTEMから選択したユーザーに変わります。
⑥そのままオブジェクト名には何も入れずに実行。
⑦下に表示したい表名が表示されるので、クリックし画面が切り替わったら
アクションの箇所を「類似作成」から「データ表示」に変更し「実行」を選択。
ユーザーの作成
①ログイン後、画面上部の「管理」をクリックします。
②画面中にある「ユーザーおよび権限」⇒「ユーザー」を選択します。
③表の右側にある「作成」をクリック
④ユーザー名とパスワードを指定し引き続き画面上のロールをクリック。
⑤デフォルトだとconnectの権限のみが与えられているので左画面からRESOURCEを
選択し移動をクリック。
※EMでユーザー作成する場合はデフォルトでconnectの権限が付与されています。
⑥RESOURCE権限が追加されたことを画面右で確認し画面右のOKをクリック。
CONNECT:データベースへの接続権限
RESOUCE:表などのオブジェクトをどの領域にも作成できる。
※ADMINOPTION:作成したユーザー自身もロールを他のユーザーに与えることが出来る。
現在の接続の情報を検索
①ログイン後、画面上部の「パフォーマンス」をクリックします。
②画面下の「その他の監視リンク」から「セッションの検索」をクリックします。
③画面がセッションの検索に切り替わったら、
「検索基準を指定」をクリック(デフォルトで指定されています)
そのままフィルタの右にある「実行」をクリックします。
④現在のすべての接続情報が表示されます
データベースの停止
①ログイン後、画面上部の「ホーム」すぐ下の一般から
「停止」をクリックします。
②ホスト資格証明にoracleをインストールしたユーザーとそのパスワード
データベース資格証明にsysとパスワード、接続モードsysdbaを指定して
右下のOKをクリックします。
③「起動/停止:確認」画面が表示されますのでそのまま右下の「はい」をクリックし
データベースを停止してください。
最終更新:2009年11月26日 13:50