第2話「決断の時、迫る」

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*&bold(){09.09.06 「決断の時、迫る」} GM : 佳奈 PC : アルフォンス、シーザー、ミルフィ、セレス、トゥルーデ、ファルーシュ *&bold(){今回予告} 意識が戻ったオートレッド公より告げられた内容は、 事態の切迫を示すものだった。 ディクソン辺境伯領周辺、そして近隣の要砦にも手を回したヴァレルハイムが、 何かしら直接的な動きを見せるのも時間の問題と思われる。 そんな折、オーレリア同様ヴァレルハイムの侵略に遭ったアンブラー公国を隣国に持ち、 自身もまた、領土を脅かされる立場にあるリベルタ連邦から、ディクソン領に使者が遣わされた。 彼は問う。 王国を継ぐ者の意志を。 そして。 意志を問われるのは、王子だけでは――ない。 エインシャイア戦乱記 第二話『決断の時、迫る』 聖歴1001年4月 運命の輪は、軋みを上げて回り始めている。 *&bold(){ハンドアウト} ●PC1 アルフォンス・ブランシャール コネ:リリーナ・ヘレン・エインズワース  関係:慕情 キミのもとに、たくさんの情報が集まり始めていた。 それらの深刻さと、民から向けられる期待の眼差しが、キミの心に刺さる。 しかし、苦悩するキミの脳裏には、いつもひとつの笑顔があった。 リリーナ・ヘレン・エインズワース――キミの大切な姉姫だ。 彼女のために、自分がすべきことはなんだろうか。 そう自身に問うキミの心を試すように、リベルタ連邦から来た使者が、キミに言った。 「王子殿下、あなたはこれから、いかがなさるおつもりかな?」 ――決断の時は、迫っている。 ●PC2 シーザー・クロムウェル コネ:PC1  関係:自由 オーレリアの首都エリファレットが陥落してからおよそ一週間。 難民の受け入れの手伝いに呼ばれたある時、キミは帰途で声をかけられる。 「――グラナート」 耳慣れなくなって久しいそれは、キミを示す名前の一つ。 本来属する場所での呼び名。 そう、めまぐるしく変わる周囲の状況に追われて、忘れてはならないのだ。 キミには、“役目”があることを。 ●PC3 ミルフィ コネ:ピリカ  関係:庇護 キミは現在、ディクソン辺境伯の屋敷で世話になっている。 周囲は慌しく、また、ピリピリとしていて大変そうだ。 教会のシスターからの便りも、未だ無い。 キミに出来ることと言えば、 つい先日運び込まれてきた騎士団副団長の治療をしてあげることと、 任された花壇と菜園の世話をすることくらいだ。 そして今日も今日とて菜園に向かうキミの耳に、その菜園の方から悲壮感漂う声が届く。 「お……おなか、すいたぁぁぁぁぁぁぁ……」 とにかくも、菜園に急ごう。 ●PC4 セレス・オンスロート コネ:フィオナ・ブルートン  関係:友人 オーレリア国民のうち、ヴァレルハイムの支配を嫌うものや故郷を追われたものなどは、 リベルタ連邦や、キミがいるディクソン辺境伯領に逃れてきていた。 キミの知人であるフィオナという女騎士もまた、そうして逃れてきた者の一人だ。 彼女はディクソン辺境伯領に近い場所にある別の領地の騎士団員であり、 ディクソンへと逃れたがった領民を他の騎士と護衛して、ここまでやってきたのである。 彼女は言う。 「ディクソンに逃げ込む者の多くは、王子が生きてディクソンにいるという噂に縋っている」 キミはその言葉に、アルフォンスを思い起こし、考えた。 彼は、その期待に応えうる人物か否かを。 ●PC5 トゥルーデ・クレメンティア コネ:PC1  関係:自由 星の動きは、波乱を告げている。 同時に、今起こっている波乱は、大きな波乱の前の予兆に過ぎないものだとも。 キミはその中心にいる人物を思い浮かべる。 恩あるゴドフリー王の跡継ぎ、アルフォンス王子。 彼の決断如何によって、これから起こる大きな波は、矛先を向ける場所を変えるだろう。 ――キミの脳裏に、旅立つ時のクレメンテ老師の言葉が思い出される。 「行く先を見届けよ。それがそなたらの役目ぞ」 キミは見届けなければならない。星の行く先を。 ●PC6 ファルーシュ・グレイ コネ:ピリカ  関係:興味 キミは現在、ディクソン辺境伯の屋敷に、師匠共々身を寄せている。 故あって街中に出たキミは、不安の色濃い喧騒の中、ひとりの吟遊詩人に出会った。 その吟遊詩人の少女が名乗った名――ピリカという名に、キミは引っかかりを覚える。 聞いたことがあるような気がするのである。 そんなキミに、彼女は話をしようと持ちかけてきた。 「キミは、他の国を見たいとは思わないの?」 各国を渡り歩いているらしい彼女に、キミは興味を持った。 *&bold(){結末} ディクソン辺境伯領で、アルフォンスは多くの民の声を聞き、国王として起つことを決意する。 まずは落とされた要所「ブラッドレー砦」を奪還せねば、と思っていた折、ディクソン辺境伯に暗殺者が差し向けられた。 からくもそれを退けたが、今度はシーザーがヴァレルハイムのスパイだということが判明。 シーザーはいつか帰ることを約束して国を後にし、ファルーシュも各国を見るべくピリカと共に旅立った。 _
*&bold(){09.09.06 「決断の時、迫る」} GM : 佳奈 PC : アルフォンス、シーザー、ミルフィ、トゥルーデ、ファルーシュ *&bold(){今回予告} 意識が戻ったオートレッド公より告げられた内容は、 事態の切迫を示すものだった。 ディクソン辺境伯領周辺、そして近隣の要砦にも手を回したヴァレルハイムが、 何かしら直接的な動きを見せるのも時間の問題と思われる。 そんな折、オーレリア同様ヴァレルハイムの侵略に遭ったアンブラー公国を隣国に持ち、 自身もまた、領土を脅かされる立場にあるリベルタ連邦から、ディクソン領に使者が遣わされた。 彼は問う。 王国を継ぐ者の意志を。 そして。 意志を問われるのは、王子だけでは――ない。 エインシャイア戦乱記 第二話『決断の時、迫る』 聖歴1001年4月 運命の輪は、軋みを上げて回り始めている。 *&bold(){ハンドアウト} ●PC1 アルフォンス・ブランシャール コネ:リリーナ・ヘレン・エインズワース  関係:慕情 キミのもとに、たくさんの情報が集まり始めていた。 それらの深刻さと、民から向けられる期待の眼差しが、キミの心に刺さる。 しかし、苦悩するキミの脳裏には、いつもひとつの笑顔があった。 リリーナ・ヘレン・エインズワース――キミの大切な姉姫だ。 彼女のために、自分がすべきことはなんだろうか。 そう自身に問うキミの心を試すように、リベルタ連邦から来た使者が、キミに言った。 「王子殿下、あなたはこれから、いかがなさるおつもりかな?」 ――決断の時は、迫っている。 ●PC2 シーザー・クロムウェル コネ:PC1  関係:自由 オーレリアの首都エリファレットが陥落してからおよそ一週間。 難民の受け入れの手伝いに呼ばれたある時、キミは帰途で声をかけられる。 「――グラナート」 耳慣れなくなって久しいそれは、キミを示す名前の一つ。 本来属する場所での呼び名。 そう、めまぐるしく変わる周囲の状況に追われて、忘れてはならないのだ。 キミには、“役目”があることを。 ●PC3 ミルフィ コネ:ピリカ  関係:庇護 キミは現在、ディクソン辺境伯の屋敷で世話になっている。 周囲は慌しく、また、ピリピリとしていて大変そうだ。 教会のシスターからの便りも、未だ無い。 キミに出来ることと言えば、 つい先日運び込まれてきた騎士団副団長の治療をしてあげることと、 任された花壇と菜園の世話をすることくらいだ。 そして今日も今日とて菜園に向かうキミの耳に、その菜園の方から悲壮感漂う声が届く。 「お……おなか、すいたぁぁぁぁぁぁぁ……」 とにかくも、菜園に急ごう。 ●PC4 セレス・オンスロート コネ:フィオナ・ブルートン  関係:友人 オーレリア国民のうち、ヴァレルハイムの支配を嫌うものや故郷を追われたものなどは、 リベルタ連邦や、キミがいるディクソン辺境伯領に逃れてきていた。 キミの知人であるフィオナという女騎士もまた、そうして逃れてきた者の一人だ。 彼女はディクソン辺境伯領に近い場所にある別の領地の騎士団員であり、 ディクソンへと逃れたがった領民を他の騎士と護衛して、ここまでやってきたのである。 彼女は言う。 「ディクソンに逃げ込む者の多くは、王子が生きてディクソンにいるという噂に縋っている」 キミはその言葉に、アルフォンスを思い起こし、考えた。 彼は、その期待に応えうる人物か否かを。 ●PC5 トゥルーデ・クレメンティア コネ:PC1  関係:自由 星の動きは、波乱を告げている。 同時に、今起こっている波乱は、大きな波乱の前の予兆に過ぎないものだとも。 キミはその中心にいる人物を思い浮かべる。 恩あるゴドフリー王の跡継ぎ、アルフォンス王子。 彼の決断如何によって、これから起こる大きな波は、矛先を向ける場所を変えるだろう。 ――キミの脳裏に、旅立つ時のクレメンテ老師の言葉が思い出される。 「行く先を見届けよ。それがそなたらの役目ぞ」 キミは見届けなければならない。星の行く先を。 ●PC6 ファルーシュ・グレイ コネ:ピリカ  関係:興味 キミは現在、ディクソン辺境伯の屋敷に、師匠共々身を寄せている。 故あって街中に出たキミは、不安の色濃い喧騒の中、ひとりの吟遊詩人に出会った。 その吟遊詩人の少女が名乗った名――ピリカという名に、キミは引っかかりを覚える。 聞いたことがあるような気がするのである。 そんなキミに、彼女は話をしようと持ちかけてきた。 「キミは、他の国を見たいとは思わないの?」 各国を渡り歩いているらしい彼女に、キミは興味を持った。 *&bold(){結末} ディクソン辺境伯領で、アルフォンスは多くの民の声を聞き、国王として起つことを決意する。 まずは落とされた要所「ブラッドレー砦」を奪還せねば、と思っていた折、ディクソン辺境伯に暗殺者が差し向けられた。 からくもそれを退けたが、今度はシーザーがヴァレルハイムのスパイだということが判明。 シーザーはいつか帰ることを約束して国を後にし、ファルーシュも各国を見るべくピリカと共に旅立った。 _

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