第6話「赤薔薇を食い止めろ」

10.09.19 「赤薔薇を食い止めろ」

GM　：　佳奈
PC　：　フェルディナント、リヒャルト、ラザロ、ブリュンヒルト、ヴァリオ、ファーヴニル

今回予告

雪がしんしんと降る夜、女は夫にひとつ、最期のわがままを言った。
「どうか、あの子を――」

ここはヴァレルハイム北西端に位置する要所、ベーレンドルフ侯爵領。
長く続くクロイツァーとの国境争いの最前線であり、
この領にあるいくつもの城塞は、忌々しき白亜の魔女の南下を幾度も防いでいる。

この地で戦線に配備される者に身分の貴賎など関係ない。
あるのはただ、クロイツァーを押し返し、彼の地へ踏み込む力があるか否かだけ。

そのベーレンドルフ侯爵領で、最前線の指揮官として戦線を指揮する
イサドラ・デーゼラーの元に、ひとつの報せがもたらされる。
曰く、「城塞の一つ、メイシュナーが落とされた」。
長きに亘って不落を誇っていたメイシュナーが落とされた――
それも、これはクロイツァーの女王が抱える七大騎士、緋臙騎士団の赤薔薇によるものだという。

クロイツァー七大騎士が一人、赤薔薇（クリムゾンローズ）を迎え撃て！

エインシャイア戦乱記
第六話『赤薔薇を食い止めろ』

聖歴996年4月
運命の輪は、静かに巡る時を見守る。

ハンドアウト

▼全員用ハンドアウト
コネ：イサドラ･デーゼラー　　関係：上司
キミはベーレンドルフ侯爵領にて、クロイツァーとの国境争いに日々を投じている。
今回はなんと、あの堅牢で知られた城塞「メイシュナー」が
クロイツァーの七大騎士のひとりによって陥落してしまったのだという。
七大騎士はそのまま南下し、メイシュナーの次の城塞である、ここ「リューデル」を目指しているらしい。
キミは七大騎士を迎え撃つ作戦に参加せよとの命を受け、作戦室へと向かった。

結末

フェルディナント率いるゲシュペンストにより赤薔薇は討ち果たされ、
クロイツァー軍は撤退を余儀なくされた。
その功績を手土産にフェルディナントは帝都に帰還した。

_