2代目スレ

12 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/01(月) 17:59:24.54 ID:BpNkYLZ90
>>10
爆転シュート ベイブレード
某国で恐るべき兵器が研究されていた。
その兵器とは、海水を超高速で射出することにより敵を撃破する画期的なものであった。
その兵器の名称は通称ベイブレード(bay blade:港の刃)……
ベイブレードとその開発者を主人公とした、一大架空戦記。

次>>20



23 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/01(月) 18:16:27.07 ID:BpNkYLZ90
>>20
此花3 ~偽りの影の向こうに~
桜、菊、朝顔、百合……
花が咲き散っていくように人の人生もまた儚いもの。
その中で人は何を思い死んで言ったのか。
主人公は第二次世界大戦時の帝国陸軍士官。
彼の配属されたのは後日常の地獄とも称されたガダルカナル。
武器弾薬はおろか食料もない状況で、彼は必死に幻影と戦いながら戦おうとするが……
人気戦記シリーズ第三弾。

次>>33

30 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/01(月) 18:46:30.19 ID:BpNkYLZ90
>>28
蒼穹のファフナ―
舞台は第二次大戦欧州戦線。
主人公はソ連空軍の女性エース、ファフナー。
彼女の生い立ちから、壮絶な戦死までの生涯を読み解く。

ちなみに当時、ソ連には女性エースが実在した。

次>>35


45 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/01(月) 19:05:34.11 ID:BpNkYLZ90
>>35
テニスの王子様
そう呼ばれた、一人の男がいた。
主人公はイギリス陸軍の然る兵士。
任務もそこそこにテニスにかまけているため、そんなふうに揶揄されていた。
そんな彼にも実践のときが来た。
フォークランド紛争である。
フォークランド紛争を生々しくも鋭く追究した作品。

次>>51


56 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/01(月) 19:19:55.46 ID:BpNkYLZ90
>>51
.hack//Roots
現代戦争における最も頻繁に行われている戦闘とは?
陸戦?海鮮?空戦?
否。情報戦である。
各種ネットワークを活用し、日々や行われる現代の情報戦を描く。

次>>67



80 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/01(月) 19:58:29.54 ID:BpNkYLZ90
もやしもん
こんな話がある。
ナチスドイツの殺人工場、アウシュビッツ強制収容所。
そこでの厳しい強制労働に耐え抜いたのは、肉体的より、むしろ精神的なものが多いという。
同じことが同時期、太平洋でもあった。
彼は生まれつき体が細く、周りからは「もやしもん」と馬鹿にされていた。
しかし、彼の精神力の強さは周りの比ではなく、一種常軌を逸していた。
そんな彼だからこそ、地獄の密林を生き延びることができたのだろう。
そんな男の、南方戦線の手記。

ちなみに上のアウシュビッツ云々は「夜と霧」を呼んでくれ。

>>78
エクノプランとC-5くっつけるってwww
ドンだけ萌え兵器なんよwwwwww

次>>88



91 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/01(月) 20:17:54.21 ID:BpNkYLZ90
>>88
AIR
水平線にきらりと一筋の光が広がった。
その光はゆっくりと、左右に曲線を描いて広がって行く。
彼はゴーグルの下で静かに眼を細めた。
本来人間のこれるはずのない高高度。
ここでは地球の丸さを実感できる。
そんな時、レーダーが敵機発見を伝えた。
彼はマスクの下でふっ笑うと、操縦桿をもう一度ゆっくり握った。
大気と真空の狭間で愛機と自らの腕に生死を賭ける、現代戦闘機のパイロットたちを描く。

次>>99



105 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/01(月) 20:46:33.02 ID:BpNkYLZ90
>>99
すごいよ!マサルさん
太平洋戦争。
日本軍は戦車戦が苦手だった。
主力の97式中戦車チハが、本来は歩兵の支援用であり、本格的な対戦車戦を想定していなかったからである。
しかしその中で、ひときわ輝く戦果があった。
南方戦線でそのマサル氏の駆るチハは待ち伏せによって敵を足止めし、多数の歩兵の命を救った。
そんな伝説の戦車のりを描く。

ちなみにチハ本当に弱く、待ち伏せをしてもこんなことはできなかったでしょう。というか絶対不可能。
チハについてよく知りたい人は↓を参照。
ttp://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1165292665/l50

次>>110


130 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/01(月) 21:24:56.44 ID:BpNkYLZ90
>>120
マリア様が見てる
~ロサ・カニーナ~
聖母マリア像の前で愛を誓ったのは2月前。
彼が戦争へ言ったのは1月前。彼の鞄に忍ばせたのは、庭で育てた一輪の薔薇。
ニュースで戦争のことをやるたびに心が痛む。
そのたびに協会へ行って祈るのだ。マリア様、どうか彼を護ってください……
夫と妻、両方の立場から立場から戦争の本質を描く。

次>>137



144 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/01(月) 22:00:16.48 ID:BpNkYLZ90
>>30
武装錬金
1930年代、ドイツ第三帝国である研究がなされていた。
錬金術の復活である。
錬金術を復活させ、兵器に転用する。その名称は「武装錬金」計画
ヒトラーはオカルトファンだったこともあり、この武装錬金を戦車と航空機による電撃戦と併用することで、多大な戦果を挙げようと画策していた。
しかしその武装錬金の実用化は開戦には間に合わず、研究は廃止も同然となってしまった。
しかし、戦局が苦しくなるにつれ研究は活発化し、ヒトラーはこれにすべてを賭けようとしていた。
それでも武装錬金の開発は進まず、完成したときには敵はベルリンに迫っていた。
それでも武装錬金はベルリン防衛用として戦線に投入されるのである。

次>>155㎜榴弾砲



159 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/01(月) 22:12:47.83 ID:BpNkYLZ90
>>155
.hack//G.U. Vol.3 歩くような速さで
現代戦争における最も頻繁に行われている戦闘とは?
陸戦?海鮮?空戦?
否。情報戦である。
主人公は工作員として、巨大サイバーテロ組織通称「G.U.」に潜入する。
各種ネットワークを活用し、日々や行われる現代の情報戦を描くシリーズ第三弾。

次>>170



174 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/01(月) 22:32:06.31 ID:BpNkYLZ90
>>170
ひぐらしの鳴く頃に
そう、あれはひぐらしの鳴く頃だった……
男が口を開いた。
1945年8月15日
日本は無条件降伏した。
これはそれから詔書発行まで、軍人とも、庶民とも違う形で戦った男たちの物語である

次>>182

189 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/01(月) 22:44:53.91 ID:BpNkYLZ90
>>182
謎の彼女X
主人公はある防衛官僚の一人息子。
あるいきなり告白され、ついOKしてしまう。
しかしその彼女はじつはある反政府組織の工作員で……
シリアスとギャグをうまくちりばめた作品。

次>>203㎜自走榴弾砲

210 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/01(月) 23:02:02.83 ID:BpNkYLZ90
>>203
Rozen Maiden Ouverture
ナチス政権化のドイツ。
そこで、ある部隊が設立されていた。
部隊章に薔薇を頂き、少女だけで編成されたその部隊は通称ローゼン・メイデン(Rozen Mauden、薔薇の処女)。
少女たちの活躍を描く4部作の第1部。

次>>218



225 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/01(月) 23:11:53.60 ID:BpNkYLZ90
>>218
フルメタルパニック
陸上自衛隊機甲科の野整備隊をコメディタッチで描く。

次>>234

243 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/01(月) 23:32:15.28 ID:BpNkYLZ90
>>234
すもももももも
息子はその早口言葉が苦手だった。
彼が戦地へ行くときも、意って見せようとして言えず、泣き出したほどだ。
彼は泣く息子をなでながらこういった。
「俺が帰ってきたら、聞かせてくれ。それまでに練習しておけよ?」
息子は黙ってうなずいた。
そして彼は旅立っていたのである。
地獄の戦場、ガダルカナルへ……
息子を残し出征してきた若い兵士の戦いを綴る。

次>>251

274 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/02(火) 00:22:10.33 ID:gCrawlGV0
>>273
スマソ
>>251
ハアハア、で、できたぜ!

ドキドキ伝説 魔法陣グルグル
彼は米軍の爆撃機の搭乗員だ。
彼は猛烈に悩んでいた。
何に? 決まっている。機体のペイントだ。
ほかの機はセクシーなネーちゃんとかを書いてるがあいにくウチハ時間がない。
ええい、ままよ。
彼が機体に書いたペイント、それはただの渦巻きだった。
「それから機体が前々被弾しなくなったのさ! そう、魔方陣みたいにね! HAHAHAHAHA!!」(本人談)

次>>281

285 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/02(火) 00:55:37.96 ID:gCrawlGV0
>>281
D.C.
彼は座席に座ると、各種計器を確認し、シートベルトをつけた。
D.C.と書かれたヘルメットをかぶり、戦闘機パイロットでもないのに酸素マスクをつける。
システムオールグリーン。
機長に報告する。
そして、離陸のときは来た。
徐々に速度が大きくなり、心地よいGとふわっとした浮遊感が彼に押しかける。
最後に管制塔からの通信が聞こえてきた。
<<Good lack Dragon Carryer!>>
新型超音速輸送機のパイロットを主人公に描く一大架空戦記。

次>>195


297 :猪(給食中) :2007/01/02(火) 01:10:37.40 ID:BBUrveTK0
>>285
×lack
○luck

300 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/02(火) 01:22:53.70 ID:gCrawlGV0
>>295
ガングリフォン
迷彩服をまとい、顔にはドーラン、手には銃。
肩にはグリフォンをあしらったロービジの部隊章、眼はぎらぎらと輝いていた。
誰よりも少なく食べ、誰よりも長く歩き、誰よりも静かに殺す。
強い肉体と精神力を併せ持つ彼らを人々は尊敬と畏敬をこめてこう呼んだ。
ガングリフォンと……
特殊部隊の精強さと不気味さを非常にうまく表現した作品。

前スレを超えました。
よーしパパ奮発しちゃうぞーということで
>>303>>304>>305


311 :初夢(ピザった夢) :2007/01/02(火) 01:34:25.12 ID:b2IWBlYA0
>>308
beatmaniaに訂正よろ。thx


315 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/02(火) 01:50:51.66 ID:gCrawlGV0
>>303-305
ピューと吹くジャガー
密林のジャングルに、闇に紛れて近づく人影。
彼らの尊敬するものは風とジャガー。
風のように速く、ジャガーのように強く。
特殊部隊による密林の戦闘を描く。

アーマード・コア
彼らの瞳は、人々を凍りつかせるものがある。
彼らの脳は、常に最善の判断をする。
彼らの心は、幻影や弱音の進入を決して許さない。
彼らの強烈な精神力は、彼らの瞳を脳を心を、他と隔離しているのである。
特殊部隊の戦いを描く。ピューと吹くジャガーの続編。

beatmania IIDX 12 HAPPY SKY
ふんふん
彼は心の中で調子をとった。
これはいい演奏会だ。
とどろくエンジン音が、周りの気流が、機体の軋む音が、すべてがいい具合に重ったオーケストラだった。
敵機発見。
酸素マスクの下でにやりと笑う。
前奏はオワリだ。
まるで指揮棒の先端のごとくかれの愛機は、起動した。
エースパイロットの戦闘を音楽になぞらえて描く。

次>>323


328 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/02(火) 02:06:47.96 ID:gCrawlGV0
>>323
ウィッチブレイド
操縦桿を引くと、一気にGがかった。
対Gスーツが体を締め付ける。
その中で彼女の呼吸は一種うめきにも似ていた。
―――うしろを捕った―――
敵機をロックオンすると、彼女は静かにボタンを押した。
航空自衛隊初の女性ファイターを描く。

次>>336



354 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/02(火) 02:32:43.63 ID:gCrawlGV0
>>348
太鼓の達人
だんだん
砲声が響く。
この音を聞くといつも思い出すのだ。
故郷にいた頃やっていたお囃子を……
第二次世界大戦時のある水兵の物語。

次>>366


377 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/02(火) 02:54:42.26 ID:gCrawlGV0
>>372
東方紅魔郷
1945年第二次世界大戦は8月15日を持って終了した。
しかし、日本の戦争はまだ終わっていなかったのだ。
ソ連は日本が降伏した後も進行を続け、北方四島を占領するにいたった。
しかし、この程度で済んだのは、かの地で必死に戦った人々のおかげだった。
第二次世界大戦後起こった、北の悲劇を綴る。

>>382


394 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/02(火) 03:21:45.37 ID:gCrawlGV0
>>382
Return to Castle Wolfenstein
「Base,this is Wolf Knight 03.RTB. 」
いや、RTCか?
彼は酸素マスクの下でにやりとわらった。
彼の所属する基地は、昔の名残ですぐ近くに中世の城が立っていた。
そのため、皆基地を「城」と呼んでいた。
彼の名はウルフェンシュタイン。ドイツ空軍の中尉である。
彼はいつも道理アプローチに入った。
彼はこの日が人生における重要な日になることを、まだ知る由もない。
空軍パイロットを主人公にNATOの戦いを描く。

次>>404


416 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/02(火) 03:50:51.81 ID:gCrawlGV0
>>404
東方淫夜抄
第二次世界大戦期。
日本兵とアメリカ人女性の禁断の愛。

次>>422


441 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/02(火) 04:26:01.49 ID:gCrawlGV0
>>422
最終痴漢列車
ふう
ため息をついて、彼は妻と始めてあった日のことを思い出した。
まだ海軍にも入っていない、ガキの頃。
電車の中で、隣の女子の尻を触ってやったんだ。
そしたら、すごい力で掴まれて、次の駅で無言のまま引き摺り下ろされた。
そんで、
「なにすやう!」
「ぎゃふ!!」
平手一閃ですよ。
まあそれで顔見知りになったんだが。
こいつの顔を見るのも明日でオワリか。
まあ、明日はせいぜい尻でも触ってやるか!
彼はにやりと笑った。
太平洋戦争末期、空に海に散っていった特攻隊員たちを描く。

次>>450



458 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/02(火) 04:48:23.47 ID:gCrawlGV0
>>450
ARIA The Natural
彼の役職はARIA(Air Riturn Increment Agent)。
その名が示すとおり、友軍機の帰還率を上昇させるために攻撃目標や敵基地への斥候、偵察が任務だ。
自然、自らの任務は危険極まりない。
何でこんな部隊に志願したんだ?
シャバで聞かれたこともあったな。
彼はこう答えた。
「やりがいがあるし、給料も高いし。それに仲間が一機でも多く帰ってきたほうがうれしい。自然だろ?」
空軍特殊部隊の実像に迫る。

次>>472


481 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/02(火) 05:06:30.29 ID:gCrawlGV0
>>472
あたしんち
空襲で家を焼け出された一家の物語。

次>>500


507 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/02(火) 05:22:45.71 ID:gCrawlGV0
>>500
天才柳沢教授の生活
彼名前は柳沢。
天才と呼ばれる大学教授で、特許料だけで一生暮らしていけるという。
そんな彼の生活は実に奇妙なものだった。
周りのものすべてが軍事用品なのだ。
台所は野外炊具で外出は軍用車両。
庭弄りの道具は携帯えんぴ。
そんな彼の日常生活を描く。

次>>511


520 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/02(火) 05:43:39.56 ID:gCrawlGV0
>>511
忘却の旋律
時はすべてを忘却の彼方へ消し去ってしまう。
そしてここでもそのはずだった……
爽やから日差しの中周りの水をかき分ける。
水は何処までも透き通り、たまに宙に浮いているような錯覚に陥る。
色とりどりの珊瑚や魚を楽しんでいると何やら人工物の匂いがした。
飛行機?
それは、殆ど珊瑚礁にどうかしていたが、確かに、映画などでよく見る単葉機だった。
興味のわいた彼女はコックピットあたりをまさぐってみた。
遺体はなかったが、一個の鞄が見つかった。
あけてみると、一組の男女のモノクロ写真が入っていた。
海上に上がって、現地人のおじいさんのガイドにはななしかける。
「見てくださいよ。うみんなかにこんなのがありましたよ。」
するとそのガイドはぼろぼろと泣き出してしまったではないか。
「これは、カトウです。」
「カトウ?」
「そうです。60年前友達だった……」
南方の現地人と日本兵との友情話や、今も東京湾に残る浮き砲台の元砲兵の話など、戦争の記憶をたどる短編集。

次>>525


561 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/02(火) 06:21:29.38 ID:gCrawlGV0
>>525
サモンナイト
陸上自衛隊のある駐屯地が、突然光で包まれた。
光収まるとそこにあったのは……
堅と魔法の世界に召喚された自衛隊の活躍を描く。



581 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/02(火) 06:41:01.12 ID:gCrawlGV0
>>577
よつばと!
平和の象徴、鳩。
四羽の鳩を頂いた部隊章を持つその部隊の名は、第77戦略爆撃隊。
彼らの任務は、被災地および食糧難の地域に、物資を投下することである。
空軍、それも爆撃機隊にあって、平和維持に貢献する部隊の内側を見ていこう。

次>>591

634 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/02(火) 07:29:06.37 ID:gCrawlGV0
>>609
ハローワールド
その部屋は薄暗く、閉鎖的で息苦しく、むわっとした空気が皮膚に張り付く。
おまけにこのピンとした雰囲気。
ここは南方戦線の海中、帝国海軍潜水艦の内部だ。
敵駆逐艦の爆雷投下を恐れて、3日間この状態なのだ。
「敵駆逐艦さらに遠ざかります。周りに船舶のキャビテテーションなし。」
「うむ。メインタンクブロー、浮上せよ。」
このときほど艦長に感謝した日はない。
暫くして、見張りの当直の時間が来た。
待ちに待った時間だ。
艦橋へ上がると、遠く広がる海と空の開放感と新鮮な空気が押し寄せてくる。
ずっと薄暗いとこにいたもんだから、眩しくて、すべてに後光がかっかてるようにも見える。
そんなときである。
「敵発見。きゅうそーくせんこおー」
艦長の声が聞こえた。
彼はしぶしぶながらすばやくタラップを降りた。
そんな、第二次世界大戦時のドンガメ乗りたちを描く。

次>>642

649 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/02(火) 07:52:56.26 ID:gCrawlGV0
>>642
AKIRA
彼の所属はAKIRA。
Attack Kill Increment Read Agentの略で、自軍の攻撃の戦果の促進およびそれを確認するための情報収集専門部隊である。
戦果の確認のため、すさまじい戦場を点々とする彼らには、強い精神力が必要である。
いかにしてその精神力を培い維持してゆくのか。
本来の任務と訓練を合わせてみてみよう。
>>660


663 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/02(火) 08:12:43.52 ID:gCrawlGV0
君が望む永遠
ずん
鈍い衝撃が体へ伝わった頃には、ヘリは回転を初めていた。
テールローターが破壊されると、ヘリは飛行していれないのだ。
ぐんと風を顔に感じ、眼に入っては消えてゆく風景が嫌にはっきり見えた。
緊張か、死への恐怖か、頭の回転は限りなく速くなり、周囲が限りなく静止につながる。
ヘリが地面に激突するまでの数秒間が彼には永遠にも感じられた。
このほか戦場における「一瞬」と「永遠」を集めた短編集。

メシ食ってくる。

696 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/02(火) 09:17:44.22 ID:gCrawlGV0
>>688
ブギーポップは笑わない
<<Boogey Pop,this is base.Kill H.Over.>>
「Base,This is Boogey Pop.Ruger.I kill H.Over.」
彼は敵をサイトの中に入れ、発射ボタンを押した。
すると警報。
敵機接近中。
顔の筋肉はピクリとも動かない。
腕だけを動かして機首の向きをかえる。
敵との距離が一気に詰まる。
ドッグファイト。
ひたすら敵のうしろを捕ることだけを考える。
正面の敵を撃破したとき、警報がなった。
うしろを捕られた。
それも彼の表情は以前と変わらない。
きゅう
腕だけが機械一部のように操縦桿を動かす。
無駄な動きは何もない。
悔しがることも、笑うこともない。
機械的な軌道を描き、すばやくって気の後ろへつく。
「FOX2 FOX2」
ミサイルの発射を宣言すると同時にボタンを押す。
撃墜。
気体を立てなおす。
「Base,This is Boogey Pop.RTB」
こうして、現代のエースパイロット、コールサイン「ブギーポップ」の戦闘は終了した。
強さの秘訣は曰く、戦闘機の部品になりきることだそうだ。

750 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/02(火) 15:38:08.50 ID:gCrawlGV0
>>710
魔法少女リリカルなのはA's
綺麗……
日の光を受けて水面がゆっくりうねりながらきらきらと光っていた。
目の前を流れてゆく海面の風景に、なのはは一瞬初陣の緊張を忘れた。
<<ウィザード03、もうすぐ作戦空域だ。小便は済ませたか?>>
「ええ、しっかりと!」
通信機の声に微笑みながらはっきりと返す。
もう一度計器類を確認する。
そして顔を引き締める。
絶対へまはしない。ウィングマークと第三飛行隊の誇りにかけて。
彼女が駆るのは支援戦闘機三菱F-2。
コールサインはウィザード03。
後に敵艦を10隻以上撃沈し、シップエースや魔法少女、などと呼ばれることを彼女はまだ知らない。

主人公機がF-2なのは俺の趣味だ。
次>>760


771 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/02(火) 16:27:23.81 ID:gCrawlGV0
>>760
この醜くも美しい世界
―――あるジャーナリストに聞かれたことがある。
特殊部隊として任務を遂行する際、何を心の支えにしているんですか?
簡単ですよ。
美しいものを見ればいい。
たとえば、そこの道の枯れ草を見てください。
ぱっと見れば、美しいところなんて何もないようにみえる。
でもそうじゃない。
この枯れ草、根はまだ生きている。
この枯葉の下にはにはまだまだ大きな生命をたたえているんですよ。
この世に美しくないものなんてない。
ジャーナリストは聞いた。
あなたのような心優しい人がなぜ軍隊に?
別に私は心優しいわけじゃあない。
私は美しいものが好きなだけなんですよ。
そういいながら彼は草を抜いた。
それにね、枯れ草ってのにも情緒があるし……
最後に笑いながらこういった。
「生死を賭けて戦う人間と、血と肉の感触ほど美しいものはないと思いますね。」
その笑顔にジャーナリストはどこか薄ら寒いものを感じた。―――
極限状態で任務に挑む、特殊部隊員たちの姿を綴る。

次>>780


793 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/02(火) 16:56:21.62 ID:gCrawlGV0
>>780
2匹鯉もらってどっちから食うか迷う話。

次>>800


818 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/02(火) 17:35:13.58 ID:gCrawlGV0
>>800
真月譚 月姫
その夜、満月の明かりが当たりを包み込んでいた。
某施設の前の衛兵が一人。
後ろから音もなく近づく。
そこからは一瞬だった。
口をふさぎ顎を上げ、頸部側面からナイフを突き刺し持ったこぶしを突き出すように押し切る。
内部に侵入し、事を終えると、彼女たちはまた闇に溶けていった。
彼女たちは女性だけで編成された特殊部隊、通称月姫。
射撃、格闘技はもちろんのこと、隠密性に優れ、一部ではオカルト的なことにもつながっているという噂もある。
そんな、女性特殊部隊の活躍を描く。

参考動画
ttp://www.youtube.com/watch?v=_YP0DWRf_wU
http://www.youtube.com/watch?v=1LYYhKe7g-8

>>817
気にせず投下してくれ。
次>>828


846 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/02(火) 18:10:37.02 ID:gCrawlGV0
>>828
なるたる
たる工場で働く青年が主人公のラヴコメ。

眠い
次>>856

862 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/02(火) 18:54:06.66 ID:gCrawlGV0
>>856
ゼロの使い魔
「チョークはずせ!」
手を上げて合図をすると、機体がゆっくりと動き出した。
速度が速くなり、あり時点で、ふわっと体が軽くなる。
周りを見渡し、隊長機に着いて行く。
彼が駆るのは三菱零式艦上戦闘機。
彼らの対は本体から分かれて小数で威力偵察をする精鋭部隊。
米軍は彼らをゼロの使い魔と呼んだ……
精鋭航空隊、ゼロの使い魔の活躍を描く。

まあゼロ戦だけじゃ威力偵察はできないのだけれども。
次>>877


888 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/02(火) 19:39:51.76 ID:gCrawlGV0
>>
賭博堕天禄カイジ
どうするか。
彼は大きなため息をついた彼は海上自衛官。
手にあるのは借金の取立て書。
よってギャンブルに手を出してしまったのだ。
俸給を全部払ってもやっと利子が返せる程度だ。
先が見えない……
上司に出頭を命ぜられたのは、そんなときだった。
「お前、結構な借金があるんだってな?」
「ハッ!」
「返せる見込みはあるのか?」
「あ……ありません。」
「お前はそこらへんはからきしだめだが、兵士としては優秀だ。
……返す気はあるか?」
「もちろんであります!」
「じゃあ決まりだ。」
そんなこんなで特殊部隊に入った彼の、どたばた戦記。

次>>900
前スレのストック全部放出しちまうか?


922 :1 ◆FlqnTdSP1M :2007/01/02(火) 20:09:44.22 ID:gCrawlGV0
>>900
夜明け前より瑠璃色な - Brighter than dawning blue -
日本近海。
そこでは今まさに夜が明けようとして、水平線の向こうがかすかに白み、夜の紺色が少しずつ薄くなっていた。
彼は一瞬双眼鏡から眼を離し、少しだけ子を見せた朝日を見つめた。
眼を細め、思わず笑みがこぼれる。
この時間の当直はこれが良い。多少の眠気も吹っ飛ぶ。
「きゅうそおーくせんこおー」
聞こえてきた声に内心舌打ちした。
今は訓練中だった。
彼はタラップを降り、しっかりとハッチを閉めた。
彼この時点で、自分たちが極東情勢を、いや世界情勢を一変させかねない状況に遭遇するなど微塵も知らなかった。
海上自衛隊の潜水艦のりたちを主人公に、緊張の戦いを描く。
太陽の光も届かぬ瑠璃色の海中で、いかほどにして戦うのか。
今夏公開予定。 @wikiへ

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最終更新:2007年12月09日 22:50