マルチプルルーティング(マルチパスルーティング)

AIX V5は、マルチプルルーティングをサポートしている。
マルチプルルーティングとは、1つのホストまたは1つのネットワークに対して1つ以上のルーティングパスを追加できる機能。
AIXは、異なるルーティングパスを選択するために周期的な多重送信メカニズム(ラウンド・ロビン)を使用する。


※参考:「マルチ"プル"では無く、マルチ"パス"」という呼称が主流のよう。(検索ヒット数より)

マルチパスルーティング [通信・ネットワーク]
シングルパスルーティングは、送信端末から宛先端末の経路を1本しか作成しないものであるために、リンク切断が起こった場合は、経路を再構築しなくてはならない。何度も経路構築を行うことは、経路再構築までの時間と負荷の増加の原因となり、データ通信の性能を著しく落としてしまう。 
マルチパスルーティングでは、1回の経路探索で送信ノードから宛先ノードの経路を複数作成する。これにより、現在使用している経路が使えなくなった場合でも、代替経路を保持している場合には、その経路を代わりに使用することができ、経路再構築の回数を減らすことができる。
最終更新:2008年10月29日 19:01
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