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眠れぬ夜に 「暗雲」からの続編です。




「もう…本当に具合悪くなっても知らないのですよ?」
「いいんですの…お願いしますわ、梨花ぁ…早く、早くシテくださいまし…」
「…全くどうしたっていうのよ、いきなり…」
「梨花ぁ~」
「分かったわよ…じゃあ沙都子、脱いで」
「はい…わかりましたわ…」

 元々肌蹴ていたほんのり黄色のパジャマをするすると脱ぐ。よっぽど身体が火照っているのだろうか沙都子の息がはあはあと荒く、先に晒された上半身にはもう既に固くとがった二つの乳首。下着と共にパジャマのズボンを下ろすと部屋は電気を消して暗いというのに秘所から下着へと続く一本の光の線が。…もうこんなになるまで沙都子ったら何をやってるのよ、ホントに。
 一糸纏わぬ姿となった沙都子は今までこんな事なんてなかったくらいに私を誘う。嬉しいけど、嬉しいけど…嬉しいんだけど! いつもの沙都子とちょっと違うから少し戸惑いがあるのも本当で、でもこんな事滅多にないんだから堪能させて頂くとしましょうか。

「沙都子、どこをどうして欲しいの?」
「はぁ、ぅ…梨花のシタいように、シテ下さいまし」
「そう? じゃあ沙都子に触らないっていうのもありなのよね?」
「ううぅ…、それでは……キス、して…くださいませんか…」
「それだけ? それだけで沙都子は満足するの?」
「…はぅ…」
「ふふ、悪かったわ」

 くい、と顎を傾けて軽い口付けを沙都子のおでこに、続いて唇を開き口内へと舌を潜り込ませる。沙都子の口の中はもう思い焦がれるかのように熱く先刻身体が熱いと言った意味がよく分かった。身体からそれを発していればそりゃ熱くもなるだろう。
 身体に大切なものは甘く感じるというけれど沙都子の唾液も私の思考をとろけさせてくれるくらいに甘くて、それと共に沙都子から発せられるいつもはない熱気に頭がクラクラしてしまう。いつもこうやって沙都子に溺れてしまう私も嫌ではなかった。熱く甘い液体を纏う舌は私の舌に絡み付いて離れようとしない。手先の器用さで言えば部活メンバーとは言え沙都子に適う者はいないだろう、元々器用さが身に付いている沙都子は回を増すごとに舌と舌との遊戯に変化を与えてくる。一体どこから学んでくるのかと訝しげに思ったこともあったけれど、きっと私を喜ばせてあげようと思ってのことだろう、濃厚すぎる深い口付けにただでさえ麻痺しそうな思考回路に舌戯も加わって以前よりももっと私の身体は疼いて止まらなかった。
 いつまでも味わっていたい甘く狂おしいほどの愛しさをもつ舌を絡ませていると、するりと私の手が掴まれそのまま沙都子の胸へと導かれる。

「ふぁ、…ん、梨…花、はぁ…もっと私に触って下さいましな…」
「ん、沙都、子…む、ん…くちゅぅ」
「ぁ、んぁぅっ……ぁ、ちゅ…んむ…は、ぁ」

 やわやわと沙都子の発達途上の胸をさするとそれだけでは足りないのか私の手の上に手を重ねて揉みしだくようにぐいぐいと手を動かす。こんなに強く揉んで痛くないのだろうかと一瞬心配になったけれど沙都子の上気した顔ともう既に達してしまったのではないかと思えるくらいの荒れた呼吸と汗で、多少の痛みすらも快感に変わっているんだと知った。
 今日の沙都子は多少のラフプレイでも喜んでくれる、そう悟った私は直接的に熱を送ってくる熱くぬめりを帯びた舌を思いっきりジュッと音と共に吸ってみる。

「んんむっ、―ぅんんんッッ!!」

 思った通り、いつもなら痛いと口を離して喚くはずの沙都子が眉間にいっぱい皺を寄せ、先刻よりも更に頬に朱を増して与えられる刺激を味わっている。突然の沙都子の身体の?異変に戸惑ってはいたけれど…これは願ってもないチャンスだと言わんばかりに今まで抑えていた衝動がむくむくと私の心を支配していく。…ふふふ、今日は今までの私の苦労を労う日ね! 苦労は報われるわけないなんて思っていたけれど報われるのね、日ごろの行いが良かったからかしらウフフフ…やっぱり見ていてくれる人は見てくれているのねぇ…フフフフハハハハフハハ!

「…ふ、はぁ…沙都子もうキスはいいでしょう?」
「は、…は、はぁ…ッ…はい…」
「これで沙都子は満足したってことでいいわよね? 私もう寝るわよ」
「…そ、そんな! 私まだ…」
「何? さっきキスして欲しいって言われたからしただけよ、もう充分でしょう?」
「で、でも…私…あの…あの…」
「何よ? 言わなくちゃ分からないわよ?」

 ――なぁんちゃって、分からないわけない。火照って疼きの止まらない身体をどうにかしてもらいたいんだろう、そんな事言わなくったって重々承知しております。だけどそれを簡単に与えちゃぁダメよねえ、今なら快楽のためなら恥も外聞も捨ててだって私に縋ってきそうな勢いの沙都子だもの、だったらそれをたっぷりと楽しまなくっちゃ私も面白くないわよね。沙都子の今にも泣きそうな顔を見れば私の嗜虐心を益々そそるってものよ、今日はちょっとやそっとでおねだりを許してあげるわけにはいかないわね。大体昼間学校でも強請った事を忘れたふりしていたくらいだし、私に歯向かうなんていい根性しているわよね沙都子も…。まぁそういう弱いけど強い振りをしているところもまたきゅんきゅんしちゃうわけだけど、今日はちょっとオシオキも兼ねて楽しませて頂きましょ♪

「あの…私を触っては下さいませんの?」
「どうして? さっき沙都子はキスをしてくださいってお願いしたじゃない、ならもう終わりでしょ」
「それは、…そうでございますが…」
「じゃあおやすみなさい、また明日ね沙都子」

 はあはあと息を荒げながら私を見つめる沙都子の絡みつくような視線を尻目に布団に寝転がり寝ようとするが、一間の布団に一緒だから沙都子が上体を起こしたままのため掛け布団がまともに掛けられずに少し説得力の欠ける状態になってしまった。それでも、じっと私を見てくる沙都子の視線がちくちくと痛い。…だめ、だめよ梨花ここで折れては私の負けよ、もっともっと…もっともっともっともっと沙都子を焦らしていかに私という存在が必要かを身体に叩き込んであげなくちゃいけない。今までだって散々身体に沁み込まさせたつもりだけど、今日はそれ以上に教えてあげる必要があるんだからまだこんな初歩の段階で私が負けるわけにはいかない…! 負けるな! 屈するんじゃない! 確かにこんな沙都子の表情は母性に似た感情がきゅーんと刺激されるんだけど心を鬼にするしかない、クールになれ!!

 ――梨花。
 煩悩と必死に戦う私にそう小さく呟く声が聞こえたと思ったら、突然沙都子が覆いかぶさってきた。突然の出来事に目を白黒させてしまった私がちょっと情けなかったけど、そんな事を思ってる隙に沙都子の柔らかく瑞々しい唇が押し付けられる。勢いが強すぎて圧し掛かる沙都子の身体の重さも私の身体全体に預けられて、―ふッと吐息が漏れる。それに後押しされたのか沙都子の舌がぬるりと入り込んでくると同時に上体が上になっている沙都子の口からとろりと甘い唾液が流れ込んでくる。体勢上それを抗う事も出来ず(ハナから抗う気なんてさらさらないのだが)、喉を鳴らして送り込まれた甘い唾液という名の媚薬を飲み込む。

「お願い…ふ、ぁ……お願いしますわ、梨花ぁ…んむ、私を触ってくださいまし…」
「ふぅ、ッ…ん、沙、都……ぅむ…」

 情熱的な口付けをしているのにも関わらず強請ってくる沙都子の息は荒くなる一方で、そんな沙都子の後を追いかけるかのように私の息も自然と荒くなり始める。私の片足を挟み込むように覆いかぶさっている沙都子は息をする暇もないほどの深く舌を入れ込み、挟んだ足を自分の秘所に擦りつけ身体を上下へ動かし私の膝に肉芽を当てる。熱くぬるぬるとした液体が膝に擦り付けられる度に絡みつきその淫猥な動きに私の秘所からもとろりと熱い液体が溢れ出てくるのを下着越しに感じた。
 ただでさえ自分を抑えているっていうのにさっきから一向に止まる気配のない酸欠になりそうな深い口付けと、沙都子の身体から発せられる甘い匂いと、膝に塗りたくられた愛液の匂いそして身体を焦がすほどの熱気が私の思考をおかしくさせる。不規則なようで規則的に、ぎこちないようでスムーズな動きで断続的に肉芽を擦りつけられる行為がヂリヂリと沙都子への攻めの手を進めたいと言う欲が私の身を焦がすように襲い掛かってくる。…もうだめ、かも。意志弱すぎね、私――…。

「ふは…ぁっ、沙都子ッ…はあっ!」
「は、ぁ梨花…お願い、もう…私我慢できないんですの…ぁあ、ぁっあ、あ…」
「…なら、どこを触って欲しいのか言いなさい」
「あ、あぁ…ああッ…全部、…ぁッ、……全部熱いんですの…!」
「全部? …困った子ね、ならどこが一番熱いの?」
「ァ…ア、ソコ…が熱くて、……んぁっ!」
「アソコ? 今貴方、私の膝に押し付けてるじゃないの、それじゃ満足できないの?」
「ええ、ん…ふっ、梨花に…舐めてもらいたいん、ですの…そして…ああっん」
「そしてどうしてもらいたいの?」
「…そんな、…あ、ふッ意地悪言わないで下さいまし…あ、ぁ」
「言わなきゃやらないわよ?」
「ぁあっ、やだ…んぁ…ッッ……舐めてぇ…ッ、指を、な…カに――!!」
「まだ話してる途中よ、…イッちゃだめ、沙都子」

 沙都子の全身がぶるると震えるとそれと同時に全身の毛が逆立つように鳥肌が立ち始める。―全く話している最中にイこうとするなんて、とんだ淫乱ね。
 腰を動かすたびにぐちゅぐちゅと濡れた水音を立てる秘所への刺激を止めるため立てていた膝をするりと折り曲げる。

「――ぁ、ふぁああん…梨花ぁ~…はぁ、お願いッお願いしますわぁ…っ…イキ、たい…ンですのぉ……」
「アソコの中に指をどうしてもらいたいの?」
「は、ぁ…い、いれ…あ、入れ…て…ふあっ、下さい…ませ……ぇ」
「もうちょっと違う言葉が良かったけど、許してあげるわ」

 許すも何も、私が我慢出来なくなったんだから仕方ない。最初に沙都子を焦らして楽しませるなんて言ってたこの私が既に抑制力の限界を超えて野性的な何かが沙都子を食せと信号を送って止まない。まずは一度イキ損ねた沙都子を達させてから事に及ぶ事にしよう。
 ガクガクと狂った人形のように肉芽を擦り付けていた膝を一度は折りたたんだものの、元に戻すと一瞬の隙も見逃さずとまた沙都子の秘所があてがわれ前後に身体…いや、下半身を動かす。上体を軽く上に向け私と沙都子の体勢が見事垂直というような状況になり、目を上へ向けると沙都子はもう熱に浮かされているかのように自分の胸を掻き抱くように揉みしだきながら私の名を呼び腰を振る。そのあまりの卑猥さに心臓がドクドクと早鐘をうち始め身体の芯が段々と熱くなるのがわかる。

「はぁあっ、あ、梨花ぁ…あぁ、イイ…梨、花ぁ…ん、あっ」
「…沙都子、気持ちいいの?」
「イ…イ…ですわぁあっ、は、あ…あ、やぁ……あ…ああ…」

 沙都子の声色が少し高くなり、絶頂へと進んでいるのがわかった。膝でしか沙都子への攻めを与える事が出来ないのかと思い少しヤキモキしてしまうが、少しでも刺激を強く与えてあげようと円を描くように膝を動かしたり沙都子の細い腰に手を回しそれと逆の方向に動かしてみたりした。沙都子自身は前後左右くらいしか腰を動かせる状況じゃなくて私のその新たな刺激に歓喜の声をあげた。

「ひゃ、あぁああっ! 梨花、ふぁっ…!」
「どう…?」
「ん、あああ…だめ、キ、ちゃいそ、…です……わ…―ぁああっ」
「いいわよ、イッて…」
「あ、ン……んんん―ぁ、あ…ダメッ…ああっ梨花…イ、…く…ぅぅうっっ!! ――ぁああぁあぁっ!」

 身体がピンと弓なりに反り、まだまだ育つであろう胸が共に上に跳ねる。とても興奮していてもある意味冷静にそれを見れる事というのも珍しくて、目に焼き付けるように沙都子を眺めればそれは非常に扇情的で私の心の衝動を更に駆る。少し肌寒くなってきたこの季節でも白い息が見えるのは珍しく、絶頂に達した沙都子の口からはぼんやりと輪郭を帯びた白い息が見えて身体から蒸発する沙都子の汗がゆらり、と糸をひくように天を目指し薄暗い部屋へ消える。あまりの光景に言葉を発する事も忘れ、ただじっと私の上で乱れる沙都子から目を外す事も出来ず。
 息も絶え絶えとなった沙都子の口から私の名が綴られ、ハッと金縛りのようなものから身体が解放される。

「はあ…っはぁっ…梨花ぁ…早く、もっと…下さいませぇ」
「ええ…今あげるわよ」
「あ、ぅ…梨花、梨花ぁ…」

 火照りすぎて頭がいかれてしまったのだろうか、ボロボロと涙を零し私に懇願しながらもまだ腰を振る沙都子はもう快感という感覚しか感じないように見えた。熱に浮かされている沙都子もまたいつもと違う風情があっていいものだな。
 変に感心をしながらするすると沙都子の身体へと近づけ、沙都子の秘所が私の目の前にくるようなところまで身体を下まで滑らせる。膝に触れられた時も相当な量だとは思ったけれど間近で見ると更なる迫力がある愛液はおびただしいくらいに秘所に纏わりつき、零れ落ちそうなものまで。だがそれを阻止しているのは沙都子の内壁がヒクヒクと止まらずに脈打っているため液体もその脈動に合わせてぴちゃぴちゃと跳ねる。
 その潤った果実をぺろりと一舐めすると一際甲高い声をあげて沙都子が跳ね、きゅっと膣口が締まる。―がまたすぐにヒクついて早く入れてくれと訴えていた。

「沙都子はエッチね…くすくす」
「ぃやぁ…、梨花ぁ…お願…はぁ意地悪、しないで…早く……ッ」
「……もう我慢できない?」
「出、来ませんわぁ…だから…だからだから…お願い、お願いします…梨花ぁ、あぁ」

 いつからこんなに淫乱になったんだろう。私が開発していってあげた事も関係しているとは言えあの沙都子がこんなに快楽を追求するなんて思ってもいなかったことだ。
 既にぐちゃぐちゃになってしまった蜜壷へとゆっくり指を入れると中はどこもかしこもヌルヌルしていて指を動かすたびに中で溜まっていた愛液が指に纏いて、たぽたぽと溢れ出てくる。…これは相当キてるわね。頭の上からは不規則な吐息と共にまるでうわ言のように私の名前を呼ぶ溜息のような喘ぎ声のようなそんな不思議な言葉が聞こえる。こんなになるまで私を求めている沙都子に改めて生まれる好きという感情が溢れてくる。
 その想いを伝えるかのように中指と薬指をゆっくりと沙都子の中に沈め、奥の奥めいたところまでぎっちりと入れてあげる。身体全てで私を包んでくれるかのように私の二本の指をきゅきゅっときつく抱きしめ、その事により指の出し入れとはまた違う快感を感じて背中を丸くし新たな快感をじっくりとかみ締めているように感じた。とは言え寝転がっている私よりも身体を起こしている沙都子の方が身体の自由が利くんだから私が沙都子を攻めやすいように動いてもらうしかない。

「沙都子、少し腰を落として」

 そう囁くと、ゆっくりと細い腰が降りてくる。私を跨いで秘所を晒している事で生まれる恥ずかしいという感情はまるで感じられない。愛液を幾筋の線を引きながら滴らせている秘所が口元へと届くと、指の埋められている箇所の少し上にある肉芽を啜り上げる。以前止まりそうにない自分の熱情を沙都子にぶつけながらきつく吸い上げた事があったが、確かその吸い上げが強すぎて痛みを伴い沙都子に注意された事があった。状況が違う今、頭上から聞こえる声は歓喜の意しか含まれていないため私はやりたい放題沙都子を抱いてあげる事が出来る。

「イキそうになったらいつでもイっていいから」
「あふ…、ありが、とう…ぁっございます…わ、はぁ…っん」

 それが口火となり攻めの手を開始した。
 今やまるで全身性感帯となっているであろう沙都子の身体を奏であげる事は非常に容易く、どこを触ってあげても気持ちいいと声をあげるばかり。元々感度がいいけれど声をあげるのが恥ずかしいのか気持ちよくても口を手で塞いで声を出さないようにとするのだけど、それすらも私の欲に適うわけなく強引に舌を口内へ潜り込ませたり指を入れて口を開かせてあげたり、快楽の波に溺れさせてあげないと今のようにきゃんきゃんと啼いて声を荒げて出す事はないに等しい。どの行為も私がしたくてしている事、きっと沙都子だって言わないにしろ喜んでいるんだから止めもしないんだけれど現状のように私が何の苦労もしないで沙都子がここまで乱れているというのは、新たな興奮を生み無意識の内に空いている手で自分の身体をなぞり始めてしまう。今まで触れる事しかしていなかった私にとっては何とも言えない快感を感じた。沙都子の声や仕草に当てられて確かに疼いたり濡れているだろうとは思っていたけれど、まさか自分の身体がここまで火照っているなんて思わず、そんな戸惑いのある中で自分の奥から湧き出てくる背中を這い上がる快楽に溺れそうになる。

「ぁあっ、梨花…そ、こ……イイ、ですわ、あ、く…ッ」
「んふッ……ちゅ、沙都子…は、ぁ」

 つい自分への快楽を優先しそうになっていた時に丁度沙都子の啼く声が聞こえてハッと我に返る。……危ない、沙都子への愛撫を忘れて自分の事に没頭するところだった。それでも自分を慰める手の動きが止まらず、沙都子に対しての罪悪感が更なる自分の感度を増幅させているのではないかと思うくらいに自分の身体が熱く火照る。
 止まらないなら、止めなければいいんだと心の奥底で思ってしまったために頭で止めろと指示しているのに身体がいうことをきいてくれない。溢れ出す快感をそのまま沙都子に伝えたくて、埋めていた二本の指を下から突き上げるように強く出し入れする。沙都子の身体がガクンと跳ね上がる、この子の感じるところは左の奥めいたところ。出し入れする度に中指と薬指で中をぐりぐりと撫で上げるかのように蠢かせると頭上からの声は益々艶めく。

「ぅんんんっ…! ああ、くぁっ…! いい、ッ…イ、イ…! あ、っ梨花…梨花……ッ!!」
「あぁ…、沙都子…ふぁ」
「はぁあぁぁ…ん、もっと…もっ……とぉ…!」
「ん、は、ぁ……こう…?」
「そこッ、―あああぁっ!! …ク、る――! んぁっ、ああ、あ、あ…ぁああああっぁっ!!」

 沙都子の熱を感じる二本の指が更に熱を伝えようとビクンビクンと抱きしめる。その蠢きが治まらない内に肉芽を舌でねぶると全体がキュッと窄まり、益々私の指をきつく覆う。沙都子の癖で一度イッた後は感度が高まっているため指を抜かずに攻めていると入っている指が安心感を与えるのか断続的に達するようになっていた。あまりやりすぎると沙都子が泣き始めたりするのだけど、ならば止めますかと一度だけで止めたりすると疼きが止まらずやめないでくださいまし、なんて言ってどちらにしても泣きながら強請ってくる。勝手だけど、それが可愛い。
 今日のこの状況はもっともっと楽しませてもらえると思い出した途端に頭にあった自分を慰めるという行為をぴたりと止め、沙都子への愛撫に集中する。身体自体は欲求不満を訴えていたけれど今は沙都子を可愛がってあげる事の方が先決だ、自分の疼きは近いうちに沙都子に慰めてもらう事にした。そう自分の中で整理をし、すっきりしたところで改めて愛撫の手を激しくする。―明日もまた寝不足かなぁ…。

「沙都子、まだまだ終わらないわよ」
「ひゃぁっ! ふぁああっや、あぁっダ、…ま…た、く、ぁあああっ!」
「あら、またイッちゃったの? 今日は何回イケるかしらね…くすくす」
「はあ、梨花ぁ! ああ、も、っと…もっともっと…はぁ、あ、はぁ、もっと…欲しい…で、すわ!」
「贅沢な沙都子ね、いいわ…遊んであげる」
「んんん!! あぁああぅ、ぅん…ッふぁあ、はぁ…!」


 ――その夜、嬌声が止まる事はなかった。