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用語集 > 事務所枠



事務所枠

事務所枠とはオーディションの最初から事務所ごとに役の数が割り振られている こと。
アニメのキャストオーディションにおいては製作委員会の代行者であるプロデューサーと各声優事務所の事前交渉により
大手事務所・準大手事務所などに最初からある程度のメインキャストの枠が割り振られている事がある。
例えば「大○事務所から○人、青○から○人、・・・・」などと言う具合である。
このため大手事務所に所属する声優はまず最低数人選ばれる事が確定している。
またメインキャスト全員を特定の大手事務所・準大手事務所に割り振っている場合もある。
「○女はお姉さまに恋してる」などは有名な例である。

オーディション枠

アニメのオーディションは一般的に思われるようなオーディションではなく
ほとんど全てにおいてプロデューサーにより 参加できる事務所事務所ごとにオーディションに送れる人数 が事前に決められている。
通常のオーディションでは力の強い大手事務所から順に声がかかるようになっており、 製作側に指名されない事務所は参加できない
指名された事務所は オーディションに送る声優を選定しており、これをオーディション枠 という。
オーディションでは1役に声優事務所上位5~20社ほどから各1~10名程度となり、全体の人数は1人で複数の役をオーディションするため数十名~数百名規模になる。

その他に 少数であるが製作側から指名された声優もオーディションに参加する事が可能(指名オーディション枠) である、
指名される声優は過去の実績からプロデューサーや監督と強いコネを持つ中堅・ベテラン声優が大半である、
後はCDの売り上げが良いなど製作(レコード会社)と直接関係の強い声優が指名される。

よくあるオーディション参加者は下記のようになる。
  • オーディション枠を持つ事務所10~20社ほどが選定した声優
  • 製作に指名された中堅・ベテラン声優などとそのバーターの新人・若手声優
  • 他少数
そのため多くのオーディション枠を持つ事務所、多くの指名される声優が所属している事務所
すなわち大手事務所の声優が圧倒的に有利になる。
特に新人・若手声優は自身に力がないので事務所の力は必須となる。
キャストの決定については音響監督が決めてるように思われがちだがプロデューサー、監督、原作者の意向が最も反映されるのが普通である。
上記からわかるように 弱小事務所はアニメのオーディションすら参加できない 場合が多い。

アニメやゲームなどオーディションを行うものはまだキャストが公平に決まる方であり、
基本的にオーディションを行わなずプロデューサー・スポンサーの指名によりキャストが決まるナレーション、吹き替え、CMなどは声優の実績と事務所の力のみで決まっている。
成功しているベテラン声優を除いてそれなりの事務所に所属していない限り、チャンスはほとんどないと言ってよい。
このためナレーション、吹き替え、CMなどの仕事はアニメ以上に一部の大手・準大手声優事務所に集中している。
そもそも声優事務所上位5社で所属声優はゆうに数百人を超えており、弱小事務所が突き入れる隙間などない業界なのである。
そのためある程度売れ実績のついた弱小事務所の声優はより力のある事務所に移る場合が多い。

バーターと声優

バーターとは「抱き合わせ」「物々交換」などを意味し、声優に限らず芸能界ではバーターが極々普通に行われている。
例えばTV番組では事務所の先輩がMCを勤める番組に必ずといっていいほど同じ事務所の後輩が出演していたりする。
声優業界においては
  • 直接オーディションに指名されたベテラン・中堅声優などのバーターとして新人・若手声優のオーディション参加
  • 同じ事務所のベテラン・中堅声優を使えるバーターとして新人・若手声優の起用
  • 売り出し中の新人・若手声優を複数人一緒に使って貰う代わりに一人あたりの単価を安くする(セット売り)。
など多岐にわたる。
深夜アニメではメインキャストを新人・若手声優が務める事が多い、この時に各話のゲスト声優にメイン声優の事務所の先輩が出演している場合が多いが
これは同じ事務所の有名声優を使えるバーターとして新人・若手声優のメイン起用である。
吹き替えなどではメインを務めるベテラン声優のバーターとして新人・若手声優が脇役やチョイ役で起用されている。
これらが典型的な例である。

枠の割り振り

アニメのオーディションに参加できるような事務所は基本的に大手~中堅事務所である。
そのような事務所には同世代に複数の声優が所属している事が普通であり、このなかで限りのある枠を割り振る事になる。
一般的に 事務所枠、オーディション枠の割り振りは事務所が押している声優が優先的 に与えられる。
残りは事務所の会議や事務所内で行われる社内オーディションなどにより枠を割り当てる事になる。
これは多くの声優に事務所内で少なく公平に仕事を割り振るよりも、一部に多く割り振るほうが人気声優を生み出せるからである。
事務所・オーディション枠が優先的に割り当てられていた声優は事務所のプッシュが変わるといきなり仕事が激減する。

基本的に新人・若手の頃は事務所の力や実力のある先輩のバーターにより仕事を得て
それ以降は徐々に自分の実力によって仕事を得る事が求められる。
多くの仕事を得ているベテラン声優がいかに凄いかわかるであろう。

各事務所の特色

狭く厚く一部の声優に集中的に枠を割り振る事務所(松田系、大沢など)や広く薄く比較的公平に枠を割り振る事務所(青二、81、シグマなど)の違いがある。
前者の場合 、事務所の押しになった声優は実力や役に合う合わない関係なくかなり多くの仕事に恵まれた状態になる一方で
押しになれなかった声優はオーディションにあまり参加できないなどチャンスが非常に少なく押されている声優の分の割を食う事となる。
後者の場合 、全員にチャンスがあるのでオーディションに参加はできるが前者よりも事務所の力によってキャストにねじ込んでもらう等は少なくなる。
すなわち参加はできるがそこからは自分の実力(演技力、歌唱力、コネ、コミュ力、その他能力)で役をとらねばならない。

前者の事務所のほうが人気声優が多いように勘違いをよくされているが、それは少数の声優に枠を集中し目立っているだけである。

事務所の力

ゴリ押し などと揶揄される事務所枠、オーディション枠は別にアニメに限った事ではない。
ドラマでも映画でもバライティでも芸能界というところは事務所の力がものを言う世界である。
例えば 声優業に限定して言えば大手事務所・準大手事務所を筆頭に上位20社(大手・準大手10社・中堅10社)ほどで声優の仕事のほぼ全てを寡占している。
事務所の力があっての実力であり、後ろ盾がない場合には発揮しようがなくスタートラインに立てない(成功している大御所・ベテラン声優は除く)。

なぜこのような事が起こるのかと言うと
製作側としては一番はバーターなど安く声優を使える事であるが、
オーディションの負担軽減ができる事・イベントなど諸々のスケジュール調整がしやすい事・少々の無理は事務所に聞いてもらえる事などがある。
事務所側としては仕事を定期的に得られる事や事務所が売り出したい声優を使って貰える事がある。
新人声優などはアニメ1クールのアフレコのギャラと1回のイベントのギャラがそう違わないので事務所としては人気声優にして他の事(養成所ビジネス・イベントなど)で稼ぎたいのである。
事務所の力も永遠ではなく主要な声優が大量離脱するとその力は一気に衰える。

大手声優事務所の序列

青二 
81 松田系 大沢 マウス シグマ
賢プロ 俳協 アクセルワン

上に行くほど力が強い



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