G7に出席した中川昭一前財務大臣が途上バチカン博物館で暴れたというニュースを
マスコミは大々的に報じていましたが、当日通訳として中川昭一氏に付き添っていた
バチカン放送局の和田誠神父は日本のニュース報道は真っ赤な嘘である。
と証言されています。
それによると
１．
和田神父は中川前大臣の最も側にいたが、報道のような非常識な行為を見た記憶がない。
２．
中川前大臣からお酒のにおいはしなかった。
和田神父はお酒が苦手な為、匂いには敏感である。
３．
朝日新聞では
「到着時から中川氏の足取りはフラフラとおぼつかなく、言葉もはっきりしなかった。
案内役の説明を聞かずに歩き回ったほか、
立ち入り禁止エリアに足を踏み入れたり、
展示品を素手で複数回触ったりした。
そのため警備室の警報が少なくとも１回鳴ったという。」
と書かれているが
和田神父によると中川前大臣の言葉は、非常にはっきりとしていた。
立ち入り禁止エリアに足を踏み入れることも無かった。
触ってはいけない展示品を素手触る場面も無かった。
博物館の説明に非常に熱心に耳を傾けていた。
４．
朝日新聞では
「八角形の中庭のラオコーン像を見学した際に、
柵を乗り越えて石像の台座に触るなど、非常識な行動をとった。」
と書かれているがここには柵は無い。
ラオコーン像に見入るあまり近づきすぎたので警備員が一言注意し中川前大臣は
すぐに戻ったため特に問題にはならなかった。石像の台座に触ることもなかった。
５．
バチカン博物館は普通に見学すると半日掛かってしまう程広いのである。
酩酊した状態で歩き回るのは不可能である。
６．
和田神父は日本のマスコミに中川前大臣の行動に非常識な点は無かった。あれは間違いであると繰り返し抗議したが徹底的に無視された。
以上「正論」平成21年５月号より引用
バチカン放送局の和田神父は中川前大臣の通訳を勤めていました。
中川前大臣を一番近くで見ていた和田神父は日本のマスコミ報道を完全に否定しています。
マスコミは自分たちの報道が真実であるという自信があるならこの手記に対しソースを交えて反論すべきでしょう。
反論出来ないから和田神父の抗議を無視したのですね。
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最終更新：2009年06月21日 21:11
