元韓国大統領・朴正煕さんの言葉

元韓国大統領・朴正煕さんの言葉

月刊正論2003年1月号
【産経新聞70周年記念講演】

日本よ、自ら信じ自ら運命を切り開け
(作家・東京都知事 石原慎太郎)

その判断(日韓併合)を、ある意味で冷静に評価したのは韓国の大統領だった朴正煕さんだ。
私も何度かお目にかかった。
あるとき、向こうの閣僚とお酒を飲んでいて、みんな日本語がうまい連中で、あるとき、向こうの閣僚とお酒を飲んでいて、
みんな日本語がうまい連中で、日本への不満もあるからいろいろ言い出した。
朴さんは雰囲気が険悪になりかけたころ「まあまあ」と座を制して、「しかしあのとき、われわれは自分たちで選択したんだ。
日本が侵略したんじゃない。
私たちの先祖が選択した。
もし清国を選んでいたら、清はすぐ滅びて、もっと大きな混乱が朝鮮半島に起こったろう。
もしロシアを選んでいたら、ロシアはそのあと倒れて半島全体が共産主義国家になっていた。
そしたら北も南も完全に共産化された半島になっていた。
日本を選んだということは、ベストとはいわないけど、仕方なしに選ばざるを得なかったならば、
セコンド・ベストとして私は評価もしている」(拍手)。
いや、こんなところで拍手しなくていい。
 朴さんが、
「石原さん、大事なのは教育だ。
このことに限ってみても、日本人は非常に冷静に、本国でやってるのと同じ教育をこの朝鮮でもやった。
これは多とすべきだ。私がそのいい例ですよ」と言う。
「私は貧農の息子で、学校に行きたいなと思っても行けなかった。
日本人がやってきて義務教育の制度を敷いて子供を学校に送らない親は処罰するといった。
日本人にしかられるからというんで学校に行けた。
その後、師範学校、軍官学校に進み、そこの日本人教官が、お前よくできるな。
日本の市谷の士官学校に推薦するから行けといって入学。
首席で卒業し、言葉も完璧でなかったかもしれないが、生徒を代表して答辞を読んだ。
私はこのことを非常に多とする。
相対的に白人がやった植民地支配に比べて日本は教育ひとつとってみても、かなり公平な、水準の高い政策をやったと思う」


(平成14年11月5日大阪・サンケイホール、同6日東京・新高輪プリンスホテル)





平成21年2月7日
まかぴー様 寄稿





最終更新:2009年02月08日 16:34
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