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文殊条約
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前文

 吏族による安易な情報の改竄、プライバシー漏洩、今後の犯罪問題などを踏まえ、この条約を制定する。なお、この条約は各国で批准の是非を決定できる。批准した国家のみ文珠を利用可能とする。

第1章:総則

第1条:目的

第1項:条約批准における目的
文殊条約(以下、本条約)を批准することで、吏族および不当な情報請求者による情報漏洩、改竄、プライバシー侵害問題を抑制する。

第2条:一般的定義

第1項:条約の骨子
本条約は、以下7つの憲章/規定/定義書/規則/ガイドラインによって成立する。

1)文殊憲章(以下、憲章)
2)文殊運用規定 http://www27.atwiki.jp/echizen/pages/444.html
3)文殊要件定義書/国際層定義 http://www27.atwiki.jp/echizen/pages/473.html
4)文殊要件定義書/藩国層定義 http://www27.atwiki.jp/echizen/pages/451.html
5)文殊関連業務における吏族就業規則(以下、就業規則)
6)文殊関連業務における吏族倫理規則(以下、倫理規則)
7)文殊運用/情報開示のガイドライン(以下、ガイドライン)

第3条:手続き/改正/廃止

第1項:批准手続き
 本条約を批准するためには、各国トップに批准の旨を表明し、これを掲揚。また、TLIOに批准署名の提出を行なうこと。TLIOからわんわん帝國テラ領域宰相 シロ/にゃんにゃん共和国オリオンアーム大統領 是空とおる両氏に提出することで、批准は成立し、同時に憲章/定義書/規則/ガイドラインも批准したものと見なされる。

第2項:条約改正
 本条約はテラ領域の状況極変に伴い、改正される。改正はわんわん帝國テラ領域宰相 シロ/にゃんにゃん共和国オリオンアーム大統領 是空とおる/TLIO主任 都築つらね3名の同意によって行われる。

第3項:条約廃止
 本条約は、条約そのものが不必要と判断される時、わんわん帝國テラ領域宰相 シロ/にゃんにゃん共和国オリオンアーム大統領 是空とおる/TLIO主任 都築つらね3名の同意によって廃止される。

第4項:文珠機能停止
文珠は、わんわん帝國帝国においてはテラ領域宰相 シロ氏、にゃんにゃん共和国はオリオンアーム大統領 是空とおる氏の承認により、各国文珠の緊急停止を行える。

第4条:文珠の分社化

第1項:各国への配置
 条約を批准した国家は、国内に文珠端末および吏族を配置する場所を用意し、これをもって文殊公社の支社とする。

第2項:管理人の配置
文珠を利用する各国は、管理人としてギーグ、もしくはハッカーアイドレス着用者を1名任命し、その業務に当たらせること。ギーグ、ハッカーアイドレスを所有しない国家に対しては、帝国は越前藩国に、共和国はフィーブル藩国に人員派遣を要請し、文珠端末の管理に当たらせること。

第3項:管理人権限
各国支社の管理人は、文珠保守のための管理人であり、情報の閲覧などはできない。

第4項:職員雇用
各国の文珠支社は、監査員、事務員などを国内から必要人数雇用し、運用に当たらせること。勤務の際には就業規則、倫理規則を遵守すること。

第5条:文珠の利用範囲

第1項:情報閲覧権限
各国内文珠端末内のデータ閲覧は、以下にて閲覧範囲を制限する。
藩王1級および2級 国内データの全て
法官 戸籍、税務情報、犯歴、商業/法人登記、資金/マイル決済(法官個人が担当する事件のみ)
護民官 法官に同じ
吏族 戸籍、税務情報のどちらか
金庫番 商業/法人登記、資金/マイル決済
個人 本人およびその家族に関するデータ

第2項:編集権限
各国文珠端末内のデータ編集は、以下職業にて編集範囲を制限する。
藩王1級および2級 国内データの全て
吏族 戸籍、税務情報
管理人 システム修正
○付則1
尚書/大法官 第3項で承認された場合、全国データの編集が可能となる。

第3項:他国データの閲覧
他国の文珠内データ閲覧については、正式な閲覧許可願いの書類提出および被閲覧国の藩王1級ないしは2級の開示許可をもって可能とする。

第6条:国民の文珠使用手順

第1項:手順
指定用紙に必要事項を記入の上、自国文珠支社へIDカードおよび個人認証可能なデバイス、もしくは書類などの提出をもって、個人範囲でのデータ提出/閲覧を可能とする。



最終更新:2009年06月12日 00:31