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08月08日20:17 The daughter of necessity

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08月08日20:17 The daughter of necessity



あまりにも印象強烈だったので。
昭和4年の雑誌「発明」の表紙です。

なんちゅーか、ミュシャの影響受けているようにも見えるけど、明治末とか大正期なら、もっと西洋風に仕上げたと思うのですね。

抽象概念の寓意画というのはヨーロッパのものなんでしょうが、日本風を強調したその無理矢理さが建築での「帝冠様式」みたいな感じがして、「ああ、昭和初期だなあ」と、そう思ってしまったのです (^^



コメント

2006年08月08日
21:38 オヤジギャガー

20年以上前に知った豆知識。ミュシャの絵画の世界的コレクターが当時世界ナンバー・ワンのテニスプレイヤーだったイワン・レンドル氏で、同氏でも敵わない世界最大のコレクターが、とある日本人だった、と...たしかに日本人好みの繊細さや微妙さがありますよね。

で、ミュシャではないとはいえ、西洋風の寓意絵画を中途半端に和式化すると、途端に大味な印象が拭えなくなってしまうのは何故なんでしょうか...?


2006年08月08日
22:30 ja2047

西洋風の寓意絵画を中途半端に和式化すると、途端に大味な印象が拭えなくなってしまうのは何故なんでしょうか...?

やっぱ、カオでしょ。
というか、実は日本人のカオを西洋美術の方法で美しく描く表現がその当時まだ確立してなかったのではなかろうか、と。


2006年08月09日
00:48 gallery

むう。逆に新しい(笑)
今なら、花輪和一とか丸尾末広とかガロ系作家が描きそうな絵柄で。


2006年08月09日
06:56 ja2047

今なら、花輪和一とか丸尾末広とかガロ系作家

ソレ十分古いのでは (笑

花輪和一氏は10年ぐらい前に学研かどこかの「漫画歴史シリーズ」の挿し絵を描いてるの見て驚いたことがあります。
あの手のものは「消えた漫画家」の宝庫だったりしますね。
あさのりじ、とか、一峰大二とか、堀江卓とか、思わぬところで見つけて、感無量だったりします。


2006年08月09日
09:13 Nuts

このふくよかな体つきは近藤ようこも思い出させてくれますね。
でも、身体は西洋的で顔つきは東洋的、なにかアンバランスは危うさを感じます。
欠点というよりも妙な魅力と言う点での危うさですが。

2006年08月09日
20:42 ja2047

このふくよかな体つきは近藤ようこも思い出させてくれますね。

あ、なんかちょっと思い出しました。
いましたね、そういう人。
ふくよかさと絵の白さ、ですね。


身体は西洋的で顔つきは東洋的、なにかアンバランスは危うさを感じます。
欠点というよりも妙な魅力と言う点での危うさですが。

はい、それで「帝冠様式」と言ったのです。
http://isidora.sakura.ne.jp/aries/ken31.html

私の家には満州国とか旧植民地の写真が結構ありますので、そういうのは「日本の帝国主義」を象徴する様式だというイメージがあります。

余談ですが、昔テレビで、ふるーいスーパーマンのアニメーション「軍備増強に狂奔する某国に潜入して破壊活動を行うスーパーマン」という映画を見たことがあるんです (^◇^

東京の街は寺院のような三角屋根の付いた高層建築が並んでいるという設定になってまして、「うそだー!」と思ったのですが、ある意味1930年代の日本のイメージとして本質を突いていたのですよね。
http://www.teikan.net/buildings/tokyo/watanabe-building/


2006年08月09日
22:25 pippo

ja2047さん
はい、それで「帝冠様式」と言ったのです。
ttp://www.geocities.jp/pipopipo555jp/mg_images/ma015.jpg
これも、どこか雰囲気が似てるんですが。


2006年08月09日
22:56 ja2047


いつ出来た建物なんでしょうね。


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