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ja2047師の思い出 2

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オヤジギャガーさんの日記 2007年02月03日より
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=335977759&owner_id=39884

ja2047師との思い出 2


師とのやり取り第二弾ですが、前置き抜き、いきなりハードル高く、マニアックな領域に突入...w

以下、わかるひとにはわかるけど、わからないひとにはわからない、異様に高尚な禅問答です...悔い改めたいひとだけ読んでみてください...www

事前注:『鬼戦車T34』は、1965年のソ連映画。いわゆる『ヨーロッパの解放』系の大仰な国策大作ではなく、比較的ちんまりとした舞台設定の、実話をもとにした戦争秘話。T34とは、作中、大活躍する旧ソ連の昔のタンクの名前です。




<かの名作「鬼戦車T-34」に登場する1942年型は
●左舷側面には車体番号「23」と,「☆」マーク,スローガン「СМЕРТЬ  НЕМЕЦКИМ ОККУПАНТАМ!」(ドイツ占領者に死を!)が書かれている.(ただしスローガン途中の「НЕМЕЦКИМ」の部分は擦れて消えかかっているので推定.) 右側面には何も書かれていない. >





ギャガー
<私も、手持ちのDVDで確認してみました。おっしゃるとおり、「СМЕРТЬ」と「ОККУПАНТАМ」は判読できますね。真ん中の「НЕМЕЦКИМ」は、消えかかっていてほとんど読めません。

“スメルチ・ネメツキイ・オキュパンタム”と読むのか?
意味は...そういうことでしたか。

以下推測ですが。“オキュパンタム”は、英語の“occupation”の類語でしょうね。“スメルチ”は、おそらく秘密諜報機関“スメルシュ”(スパイに死を)のもととなった語で、まんま“死を”でしょう。なので、残る“ネメツキイ”は、ドイツ、ということかと。

...これ、ドイツ軍の新兵器(対戦車砲)実験場所属の捕獲車輌ですから、“ネメツキイ”の部分だけが消されていたのも、理解できますね。ドイツ側が消させたか、後難を恐れたロシア兵捕虜が消したか。いずれにせよ、なかなか、細かい演出、だったりして。>





Ja2047師
<ネメツキイはドイツ...頭に否定をあらわす語が付いてるんで、変な言葉だな、と思ったんですが、ゲルマン人はスラブ語が通じないので余り物を言わない、ということで”無口な奴ら”と呼んだのが語源だそうです。

イタリア人だったら通じなくてもしゃべりまくるだろうな。
ロシア語でイタリア人のことは「メーツキイ」と言ったりして (^^>





そして、お茶目なJa2047師、ここで、意外な事実をコクってくれました。

<じつは、我が国でも、T-34の大群が押入の中で総反攻の機会を窺っているのですが、2年前工場が息子に占拠されて、独軍戦車の工場となり果て、去年は疎開先の工場も閉鎖されましたので、このまま日の目を見ないかも知れません (^^;;>




オヤジギャガー
<...おもろい 。ワラタ^^
しかし同志、我が国の工場は、みずからの手で奪取せねば、なりませんぞ(政治委員より)。工場に立て篭もるシュタイナー分隊を、早々に駆逐するべし...しかし、子どもはシュタイナーよりさらに手強い ^^; 苦戦は免れませんな。 >



注:シュタイナーとは、戦争映画マニアの間ではコーラン的な絶対性をもって語られるサム・ペキンパー監督の名作『戦争のはらわた』にて、ジェイムス・コバーンが演じたドイツ軍の歴戦軍曹の名前。映画中盤で、とある廃工場付近にてソ連T34群と随伴歩兵隊を相手に、壮絶な死闘を繰り広げる有名なシーンがある。






こうした、愉快な(意味不明な?)やり取りのあと、師から、さらに衝撃的なトピックスが飛び出してきました。



Ja2047師
<そう言えば、学生時代に部室でT34の整備マニュアルのコピーを見つけて驚喜して、こっそり個人蔵していました。






あ、期待しないで下さい。
練習機の方ですから。 (^◇^
http://www.flight-position.com/fp-tenjikan/tenjikan-tanpatsu/tenji-t34.htm >








...こういう、ちょっとすっとぼけた話のいなし方、師は本当に上手かったんです...。



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