平行四辺形になる条件(性質1の逆)

p119 平行四辺形になる条件(性質1の逆)

                    森貞岳志(TOSS中学/滋賀)

復習として、
AB∥DC、AD∥BCならば、AB=DC、AD=BC
を解かす。
(約10分)

指示1 いま、証明したことがらの逆を書きなさい。
 《逆  AB=DC、AD=BCならば、AB∥DC、AD∥BC 》

あることがらが正しくても、
その逆は、正しいとは限らないので、この逆を証明します。

ノートに図と仮定と結論を書かせる。

△ABC≡△CDAまで証明させる。
全体で答え合わせをする。

※AB∥DC、AD∥BCをいうためには、錯角が等しいことをいわなければならない。
今までの結論の出し方と違うので、生徒は混乱しやすいので、この部分を丁寧に教える。

指示2 次の空欄を埋めなさい。
《板書》
  合同な図形では、
 (          )
    が等しいので、
    ∠   =∠    
  錯角が等しくなり、
    AB∥DC

と板書し、空欄を埋めさせる。
教科書に書いてあるので、大半の生徒はできる。

その後、もう一度できるか確認するために、下のように板書し、解答させる。

《板書》
  合同な図形では、
 (          )
    が等しいので、
    ∠   =∠    
  錯角が等しくなり、
    AD∥BC

 練習問題として、対角線を逆にして(BとDを結んで)、先生問題(教科書になく教師が作成した問題)を出す。
最終更新:2010年01月29日 03:32
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