北国人+風を追う者+風の中心を探すもの+精霊使い
要点
- 暖かい服装・白い肌で美しい人材・白い髪・旅装束・浮かぶ鞄・精霊・精霊回路
周辺環境
- 針葉樹林・木もないような雪原・豊かな小麦畑・豪雪対策された家・高い山・絶望の荒野・精霊の降る荒野
評価
体格 | 筋力 | 耐久力 | 外見 | 敏捷 | 器用 | 感覚 | 知識 | 幸運 | |
北国人 | 1 | 0 | -1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 |
風を追う者 | 0 | -1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | 0 |
風の中心を探すもの | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 3 | 0 |
精霊使い | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 | 2 | 5 | 0 |
合計 | 1 | -1 | -1 | 1 | 2 | 7 | 2 | 12 | 0 |
特殊
※風を追う者は世界解析ができ、攻撃対象の技を一つ、無効化出来る。
※風の中心を探すものは世界解析ができる。
※風の中心を探すものは対象の特殊を一つ、無効化出来る。
※風の中心を探すものはI=Dに乗っていないとき、独自で近距離戦行為ができ、この時、選択によって近距離戦の攻撃判定は×2.25(評価2)出来る。補正を選択した時は燃料1万tを必ず消費する。
※精霊使いは精霊を召喚でき、これを使って闘える。精霊はAR15として扱い、その能力は6、白兵、近距離、中距離、詠唱戦が出来る。地水火風のいずれかの種類を選択すること。召喚にはAR3を使い、(知識+幸運)/2で判定を行う。その難易は9である。
※精霊使いは対象の特殊を一つ、無効化出来る。
※風の中心を探すものは世界解析ができる。
※風の中心を探すものは対象の特殊を一つ、無効化出来る。
※風の中心を探すものはI=Dに乗っていないとき、独自で近距離戦行為ができ、この時、選択によって近距離戦の攻撃判定は×2.25(評価2)出来る。補正を選択した時は燃料1万tを必ず消費する。
※精霊使いは精霊を召喚でき、これを使って闘える。精霊はAR15として扱い、その能力は6、白兵、近距離、中距離、詠唱戦が出来る。地水火風のいずれかの種類を選択すること。召喚にはAR3を使い、(知識+幸運)/2で判定を行う。その難易は9である。
※精霊使いは対象の特殊を一つ、無効化出来る。
担当技族:城場奈々子
/*/
いつも、空ばかり見ていた。
透き通るほど黒く昏い空に、瞬く星々が弧を描く。
ずっと見ていた。
何かを掴めると、何かを知れると、何かを識れると、信じていた。
黄昏より暁まで、星は縦横無尽に主張を続ける。
僕たちはひたすら、物語を読み解く。
きっとそこに天命が、神秘が、真理があると、信じていた。
ただ、知りたかった。
透き通るほど黒く昏い空に、瞬く星々が弧を描く。
ずっと見ていた。
何かを掴めると、何かを知れると、何かを識れると、信じていた。
黄昏より暁まで、星は縦横無尽に主張を続ける。
僕たちはひたすら、物語を読み解く。
きっとそこに天命が、神秘が、真理があると、信じていた。
ただ、知りたかった。
いつしか僕らは立ち上がり、吹き抜ける風を追い始める。
答えが知りたい。
ただその一心だった。
この世界の理だけでは、すべてを読み取るのは難しい。
理は一つに非ず。
世界を渡れば、そこには別の理がある。
知らなければならない。
擦り切れた旅装束をはためかせ。
浮かぶ鞄を相棒に。
遠く、遠く、どこまでも遠く。
道程は苦難。
苦難。
苦難の連続。
気付けばそこは絶望の荒野。
見回しても、振り向いても、誰も、いない。
静寂と星灯りだけが支配する地で、風はただ頬を撫でる。
だけど、それでも。
歩みは止まらない。
膝をつくなんてもってのほか。
何故なら空には星が輝く。
答えを探せと語り続ける。
僕たちは風を追う。
答えが知りたい。
ただその一心だった。
この世界の理だけでは、すべてを読み取るのは難しい。
理は一つに非ず。
世界を渡れば、そこには別の理がある。
知らなければならない。
擦り切れた旅装束をはためかせ。
浮かぶ鞄を相棒に。
遠く、遠く、どこまでも遠く。
道程は苦難。
苦難。
苦難の連続。
気付けばそこは絶望の荒野。
見回しても、振り向いても、誰も、いない。
静寂と星灯りだけが支配する地で、風はただ頬を撫でる。
だけど、それでも。
歩みは止まらない。
膝をつくなんてもってのほか。
何故なら空には星が輝く。
答えを探せと語り続ける。
僕たちは風を追う。
風が強くなってきた。
眼の端に映る、蒼い光。
導きの蒼か。
もしかしたら、真理に近づいてきた証かもしれない。
心臓が高鳴る。
足取りは力強く。
どれだけ抑えようとしても、湧き出る期待は抑えられない。
求め続けた。
恋い焦がれた。
手を伸ばせば、もう、すぐそこに。
さぁ、今こそ、真理をこの手に――
眼の端に映る、蒼い光。
導きの蒼か。
もしかしたら、真理に近づいてきた証かもしれない。
心臓が高鳴る。
足取りは力強く。
どれだけ抑えようとしても、湧き出る期待は抑えられない。
求め続けた。
恋い焦がれた。
手を伸ばせば、もう、すぐそこに。
さぁ、今こそ、真理をこの手に――
風がやんだ。
あるのは静寂と星灯りと、いつの間にか集まってきたたくさんの蒼い光。
そして、いつかどこかで観た紋様。
――精霊回路だ。
知識と云う名の僕が、同じく僕に囁いた。
それが、正しいとすれば、つまり。
そして、いつかどこかで観た紋様。
――精霊回路だ。
知識と云う名の僕が、同じく僕に囁いた。
それが、正しいとすれば、つまり。
そっと、肩に舞い降りた光に語りかける。
「そうか、君たちは、ずっとそこにいたんだね」
そこは精霊の降る荒野。
辿り着いたわけではない。
ただ、ようやく分かったのだ。
彼らはずっと、僕たちの傍らに。
気付かなくて、ごめんね。
ずっと傍にいたというのに。
辿り着いたわけではない。
ただ、ようやく分かったのだ。
彼らはずっと、僕たちの傍らに。
気付かなくて、ごめんね。
ずっと傍にいたというのに。
「だから――君たちを、友と呼んでもいいだろうか」
何故だろう。
これまでであれば、きっと必ず、空を、星を見上げただろうその瞬間。
気まぐれか、僕は足元に目をやった。
竜胆の花が咲いていた。
群青色の花弁を、そのとき僕は美しいと思った。
一輪、手折る。
それは、とても奇麗で。
誰かにも、一緒に見てもらいたいと思って。
そうして、僕は思いだした。
帰るべき場所を。
為すべきことを。
手に入れたものの意味を、意義を。
これまでであれば、きっと必ず、空を、星を見上げただろうその瞬間。
気まぐれか、僕は足元に目をやった。
竜胆の花が咲いていた。
群青色の花弁を、そのとき僕は美しいと思った。
一輪、手折る。
それは、とても奇麗で。
誰かにも、一緒に見てもらいたいと思って。
そうして、僕は思いだした。
帰るべき場所を。
為すべきことを。
手に入れたものの意味を、意義を。
「――精霊たちよ、一緒に来てはくれないか。
僕には、やらなきゃならないことがあるんだ」
僕には、やらなきゃならないことがあるんだ」
…目を覚ます。
カーテンの隙間から差し込む朝日、澄んだ空気、いつもの光景。
立ち上がる。
夢か否か、そんな問いに意味は無かった。
何故なら、肩には揺れる蒼い光。
鮮明に覚えている。
そうだ、僕には、やらなきゃいけないことがあるんだ。
さあ、征こう。
カーテンの隙間から差し込む朝日、澄んだ空気、いつもの光景。
立ち上がる。
夢か否か、そんな問いに意味は無かった。
何故なら、肩には揺れる蒼い光。
鮮明に覚えている。
そうだ、僕には、やらなきゃいけないことがあるんだ。
さあ、征こう。
シーツの皺の間には、竜胆の花が、一輪。
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<凱旋の旅人> the Returner
北国人+風を追う者+風の中心を探すもの+精霊使い
北国人+風を追う者+風の中心を探すもの+精霊使い
- 出自
奇眼藩国というシステムの中で、謎の探求はあまりにも大きなウエイトを占めた。
その必要性から他世界物理域の研究が盛んになり、風追いたちは常に見送られる立場。
風の中心を探す旅は続く。
そこにどのような苦難が待とうとも、歯を食い縛って進んでゆく。
追い求めるべき何かを求めて、どこまでも。
その必要性から他世界物理域の研究が盛んになり、風追いたちは常に見送られる立場。
風の中心を探す旅は続く。
そこにどのような苦難が待とうとも、歯を食い縛って進んでゆく。
追い求めるべき何かを求めて、どこまでも。
そうして、辿り着いた場所が。
果たして本当に風の中心であったのか否か、それは結局、分からず終い。
ただ、たったひとつ、確かなことは。
彼らが、笑って帰ってきたこと。
その相棒に、精霊たちを、引き連れて。
果たして本当に風の中心であったのか否か、それは結局、分からず終い。
ただ、たったひとつ、確かなことは。
彼らが、笑って帰ってきたこと。
その相棒に、精霊たちを、引き連れて。
彼らは七つの世界を渡る旅人にして、帰る場所を得た精霊の友――
- 装備
旅人の名が示すとおり、彼らが絶対の信頼を置くものとして、まずは旅装束が挙げられる。
この度精霊使いとして新調された公のデザインには、大きな星型の意匠が施されている。
これは彼らの中でも『最初の精霊使い』と呼ばれる一人が強く主張したためで、たった一言が採用の決め手となった。
この度精霊使いとして新調された公のデザインには、大きな星型の意匠が施されている。
これは彼らの中でも『最初の精霊使い』と呼ばれる一人が強く主張したためで、たった一言が採用の決め手となった。
『――花言葉は、正義』
正義と言えば奇眼の国是であり、もはやそれ以上の理由は要らなかった。
群青色の花びらは、彼ら精霊使いの勲章である。
群青色の花びらは、彼ら精霊使いの勲章である。
機能性に関しても、当然ながらここまで蓄積されたノウハウの結晶となっている。
全ての物理域、法則に対応すべく、植物を中心とした厳選素材で縫い上げられているほか、軽さ動きやすさ、防寒性や通気性、防刃性に至るまで、現在最高と思われる技術が投入された。
当然デザインに関しても、特に女性陣からの無限のツッコミに耐え得るものとされている。
全ての物理域、法則に対応すべく、植物を中心とした厳選素材で縫い上げられているほか、軽さ動きやすさ、防寒性や通気性、防刃性に至るまで、現在最高と思われる技術が投入された。
当然デザインに関しても、特に女性陣からの無限のツッコミに耐え得るものとされている。
武器に関しては、特に設定されていない。
彼ら最大の武器は、膨大なデータベースすら凌駕する知識量と。
そして旅の途中で培われた、その知識を運用するための経験と知恵に収束される。
彼らならば、そこに存在するすべてを武器とすることが可能であろう。
水の一滴、砂の一粒に至るまでが、彼らの味方である。
彼ら最大の武器は、膨大なデータベースすら凌駕する知識量と。
そして旅の途中で培われた、その知識を運用するための経験と知恵に収束される。
彼らならば、そこに存在するすべてを武器とすることが可能であろう。
水の一滴、砂の一粒に至るまでが、彼らの味方である。
- 精霊
精霊。
彼らの友であり、相棒であり、奥の手。
彼らとの意思疎通を図り、力を借りるため、精霊回路の導入が進められた。
辿り着いた知識を基に、図を起こし、その身に彫り込む。
腕、背中、脚、肩、頬、額…。
正確に描写された図形は、その力を借りるごとに、蒼く輝いた。
尚、当然ながら絵心に疎い者もいるため、知己の技族に頼む例もしばしばあった。
その場合はイメージの伝達こそが要であり、数々の労苦があったと言われるが、まぁそれは置いておく。
彼らの友であり、相棒であり、奥の手。
彼らとの意思疎通を図り、力を借りるため、精霊回路の導入が進められた。
辿り着いた知識を基に、図を起こし、その身に彫り込む。
腕、背中、脚、肩、頬、額…。
正確に描写された図形は、その力を借りるごとに、蒼く輝いた。
尚、当然ながら絵心に疎い者もいるため、知己の技族に頼む例もしばしばあった。
その場合はイメージの伝達こそが要であり、数々の労苦があったと言われるが、まぁそれは置いておく。
- 凱旋
さて、では帰ってきた旅人にとって、すべきこととは何だったのか。
答えは、ひとつではない。
きっと、護るべきものは、それぞれの胸の内に在るのだろう。
語られることはなくとも、それだけはきっと確かなことで。
彼らは今日も、精霊を傍らに荒野を征く。
答えは、ひとつではない。
きっと、護るべきものは、それぞれの胸の内に在るのだろう。
語られることはなくとも、それだけはきっと確かなことで。
彼らは今日も、精霊を傍らに荒野を征く。
■達成要点
○旅装束
○浮かぶ鞄
○精霊
○精霊回路
○絶望の荒野
○精霊の降る荒野
○旅装束
○浮かぶ鞄
○精霊
○精霊回路
○絶望の荒野
○精霊の降る荒野
北国人が個別通過しているため、継承ルールに基づきクリア
- 暖かい服装
- 白い肌で美しい人材
- 白い髪
- 針葉樹林
- 豊かな小麦畑
- 高い山
- 木もないような雪原
- 豪雪対策された家
担当文族:木曽池春海