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北国人は、アイドレスの中でも美人の代名詞の一つだと言われる。
透けるような白い肌、新雪の如く輝く銀の髪、冷たく冴え渡る湖を思わせる蒼い右の瞳、優しく西の空を染める夕陽を思わせる紅い左の瞳―。
木曽池春海、彼女もまた、そんな北国人特有の美しい容姿を持つ乙女の一人である。
そんな華奢で可憐な容姿とは裏腹に、その心根は実直にして質実剛健、義を重んじる女性であった。
『鋼の女』『鉄血摂政』と言われる辣腕ぶりも、その一途な心根によるものだと、彼女を知る者は語る。
が。
透けるような白い肌、新雪の如く輝く銀の髪、冷たく冴え渡る湖を思わせる蒼い右の瞳、優しく西の空を染める夕陽を思わせる紅い左の瞳―。
木曽池春海、彼女もまた、そんな北国人特有の美しい容姿を持つ乙女の一人である。
そんな華奢で可憐な容姿とは裏腹に、その心根は実直にして質実剛健、義を重んじる女性であった。
『鋼の女』『鉄血摂政』と言われる辣腕ぶりも、その一途な心根によるものだと、彼女を知る者は語る。
が。
「でも幼女」
――それは、彼女を知る者が必ず口を揃えて言う、事実であった。
2800530 木曽池春海【きそいけ・はるみ】
☆ぷろふぃーる☆
奇眼藩国摂政、現藩王代理 並びに技族統括
わんわん帝國 メード副長
護民官2級 吏族チェック後救済案件担当・作業指揮クラス
わんわん帝國 メード副長
護民官2級 吏族チェック後救済案件担当・作業指揮クラス
しんちょう:132センチ(※ただし、アホ毛を含む)
たいじゅう:い、言えるわけないじゃないですかー!
たいじゅう:い、言えるわけないじゃないですかー!
ばすと:ないようなもの
うえすと:だいたいまっすぐ
ひっぷ:さびしい
うえすと:だいたいまっすぐ
ひっぷ:さびしい
しゅみ:おりょうり、おさいほう、長距離射撃
とくぎ:事務(紋章・財務)、みね撃ち(銃弾の峰ってどこだろう)
すきなもの:俸禄
きらいなもの:罰則
とくぎ:事務(紋章・財務)、みね撃ち(銃弾の峰ってどこだろう)
すきなもの:俸禄
きらいなもの:罰則
こんげんりょく:179750(護民官を含む):本当に無駄
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Q.えーっと、せっかくなんで、意気込みっていうか、セールスポイントというか、何か一言お願いします。
「………………はぁ!?
な、何を大それたこと言い出すですかー!?
さ、さささ参加賞なのです! 参加賞狙いに決まってるじゃないですかっ!
よく考えるですよ、燃料ですよ!? 燃料もらえるですよ!? ストップ高なのですよ!? とってもお得なのですよ!?
台所を預かる身としてはこの機会、ぜーったい逃すわけにはいかないのです! わかったですか! そんな浮かれたこと考える暇、あたしたちにはこれっぽちもないのです!」
な、何を大それたこと言い出すですかー!?
さ、さささ参加賞なのです! 参加賞狙いに決まってるじゃないですかっ!
よく考えるですよ、燃料ですよ!? 燃料もらえるですよ!? ストップ高なのですよ!? とってもお得なのですよ!?
台所を預かる身としてはこの機会、ぜーったい逃すわけにはいかないのです! わかったですか! そんな浮かれたこと考える暇、あたしたちにはこれっぽちもないのです!」
Q.それにしては、顔が真っ赤ですが?
「………………。
…吾妻さんのバカー!」
※インタビュアー蜂の巣のため、ここで終了です。
【参照】
木曽池春海(北国人+犬妖精+バトルメード+ガンスリンガーメード+護民官 器用+1・感覚+2)
→中距離評価8→世界解析により評価6
木曽池春海(北国人+犬妖精+バトルメード+ガンスリンガーメード+護民官 器用+1・感覚+2)
→中距離評価8→世界解析により評価6
吾妻 勲(北国人+風を追う者+風の中心を探すもの+精霊使い+参謀)
→装甲評価-1
→装甲評価-1
差分7 自動成功
文:吾妻 勲(+本人)
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お見合い写真そのいち(撮影協力:猫絵馬堂) 絵:猫神絵馬
お見合い写真そのに 絵:城場奈々子
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「はっはっはっ、春海くん! 心優しい我輩が君のお見合い願書を提出してきてあげたよ!」
「な、なに勝手なことしてるですか貴方は!?」(拳銃を突きつける春海)
「安心したまえ春海くん! なんでも時代は幼女らしいよ? 君のような胸ぺったんな幼女はきっと引く手あまた!!」
「な、なに勝手なことしてるですか貴方は!?」(拳銃を突きつける春海)
「安心したまえ春海くん! なんでも時代は幼女らしいよ? 君のような胸ぺったんな幼女はきっと引く手あまた!!」
――プロフェッサーG、春海くんに射殺される数秒前の会話 51707002
木曽池春海。
奇眼藩国摂政にして藩王代理。
藩国の顔として内に外に活躍している。
藩国の顔として内に外に活躍している。
でも幼女。
護民官の資格所持者。
護民官事務所で辣腕を振るっている。
その活躍が認められて、最近護民官2級に栄達した。
護民官事務所で辣腕を振るっている。
その活躍が認められて、最近護民官2級に栄達した。
でも幼女。
奇眼藩国が誇る技族。ポップでキュートな絵を量産する。
奇眼藩国の主力であるバトルメード部隊の主要絵師。
また彼女の制作した国民ボトルキャップは他国でも好評で、既にいくつかの国に友好の証として送られている。
奇眼藩国の主力であるバトルメード部隊の主要絵師。
また彼女の制作した国民ボトルキャップは他国でも好評で、既にいくつかの国に友好の証として送られている。
でも幼女。
バトルメード部隊の隊長。
毎夜バトルメード隊を率いて、世界制服(誤植ではない)を企む悪の科学者の野望を阻止するために戦い続けている。
その戦いの中で鍛え上げた狙撃の腕はすさまじく、某悪の科学者の眉間やこめかみにぶち込んだ銃弾は数知れず。
最近さらにその腕に磨きがかかり、他国チャットにいる某悪の科学者を射殺するまでになった。
毎夜バトルメード隊を率いて、世界制服(誤植ではない)を企む悪の科学者の野望を阻止するために戦い続けている。
その戦いの中で鍛え上げた狙撃の腕はすさまじく、某悪の科学者の眉間やこめかみにぶち込んだ銃弾は数知れず。
最近さらにその腕に磨きがかかり、他国チャットにいる某悪の科学者を射殺するまでになった。
でも幼女。
幼女、幼女、幼女。
そう。彼女の魅力を一言で表すならば、それは「幼女」。
美人のナイスバデーの多い奇眼藩国の中で、ただ一人の胸ぺったんな幼女である。なお、実年齢は不明。
ちなみに奇眼のバトルメードたちのメイド服は、各人の胸の大きさに合うように胸元が伸縮自在になっているが、彼女には全く無用の長物である。
そう。彼女の魅力を一言で表すならば、それは「幼女」。
美人のナイスバデーの多い奇眼藩国の中で、ただ一人の胸ぺったんな幼女である。なお、実年齢は不明。
ちなみに奇眼のバトルメードたちのメイド服は、各人の胸の大きさに合うように胸元が伸縮自在になっているが、彼女には全く無用の長物である。
無い胸は揺れないのである。
そんな漢の浪漫が詰まった奇眼藩国のりーさるうぇぽんが、今、黒オーマに向けて放たれる。
◆◇◆
さて、そんな幼女摂政が何故お見合いに志願したのか?なんのことは無い、本人のあずかり知らぬうちに願書が提出されていたのである。
提出したのは件の悪の科学者。曰く「最近忙しくて春海くんもお疲れのようだからねぇ。ここはひとつ、男の一人でも作って心の栄養補給をしなければ。んん? 誰かね、我輩の陰謀なんて言っているのは? ヒドイ話だ、我輩は清く正しい科学の子だよ?」
提出したのは件の悪の科学者。曰く「最近忙しくて春海くんもお疲れのようだからねぇ。ここはひとつ、男の一人でも作って心の栄養補給をしなければ。んん? 誰かね、我輩の陰謀なんて言っているのは? ヒドイ話だ、我輩は清く正しい科学の子だよ?」
清く正しい科学の子は、悪の科学者なんてやりません。
それはともかく、当の本人は大慌てである。目がぐるぐると言ってもいい。
仕事はバリバリ出来る彼女だが、色恋沙汰は全くの素人。しかも基本的に性格が素直ではないので、男相手に気の聞く会話が出来るはずも無い。
かくして顔を真っ赤にして部屋中をぐるぐる回りはじめる春海。
とりあえず件の悪の科学者を百回射殺することに決めると、頭の中でお見合いのシミュレーションを開始。
仕事はバリバリ出来る彼女だが、色恋沙汰は全くの素人。しかも基本的に性格が素直ではないので、男相手に気の聞く会話が出来るはずも無い。
かくして顔を真っ赤にして部屋中をぐるぐる回りはじめる春海。
とりあえず件の悪の科学者を百回射殺することに決めると、頭の中でお見合いのシミュレーションを開始。
わずか数秒で脳がパンクしてぶっ倒れる。
己の不器用ぶりにクラクラしつつも、なんとか気を取り直して、今度は、このお見合いは罠なのです! 危険なのです! と、盛大に文句を言い始めた。
そもそもなんで敵とお見合いするですか! あーでも黒の人たちは嫌いじゃないですが……いやいやそうではなくて!!
そ、そうです! これは参加賞の燃料を貰うためなのです! 断じてお見合いしたいわけじゃないのです!!
そ、そうです! これは参加賞の燃料を貰うためなのです! 断じてお見合いしたいわけじゃないのです!!
やがて、だ、大体あたしは可愛くなんかないのです…む、胸も小さいし…すぐ振られるに決まってるのです…とか根暗なことを考え始める。
ちなみにお見合いを断るという選択肢は思い浮かばないらしい。
そうこうしているうちに、お見合い写真を撮るために強制連行される。
うがー! と必死の抵抗を続けるも、嬉々とした部下のメードたち数名によって連れて行かれたのだった。
果たして彼女に、その名の通り春は訪れるのか? それは誰にも分からない。
うがー! と必死の抵抗を続けるも、嬉々とした部下のメードたち数名によって連れて行かれたのだった。
果たして彼女に、その名の通り春は訪れるのか? それは誰にも分からない。
- おまけ
「幼女幼女うるさいのです! 誰ですか、この紹介文書いたのは!!」
「G教授ですよ」
「あんのクソジジイ~!!」
「それはともかく、さあ着替えますよ~♪」
「うわ~ん!」
「G教授ですよ」
「あんのクソジジイ~!!」
「それはともかく、さあ着替えますよ~♪」
「うわ~ん!」
文:プロフェッサーG
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おまけ1:ある日の奇眼藩国
わるだくみ(ぶんをかいたひとたちと まきこまれメード)
わるだくみのけっか(猫神絵馬最強論)
絵:プロフェッサーG
おまけ2:インタビューの様子
絵:本人
おまけ3:みらいよそうず
「…え、春海ちゃんこれ以上成長すr(銃声
絵:風香
おまけ4:みらいよそうず
「いや、テーマが『でも幼女』と聞いたら手は抜けんさ―――…」
―――絵馬の兄、意識を失う直前の言葉
―――絵馬の兄、意識を失う直前の言葉
コーディネイト・撮影:絵馬の兄(戦死・五分後、自力蘇生に成功)
強制着せ替え:絵馬の妹(嵐の様に着せ替えて逃走)
強制着せ替え:絵馬の妹(嵐の様に着せ替えて逃走)
絵:猫神絵馬(協力:猫絵馬堂)