Claim CA612:
Because evolution has never been observed, the theory of evolution requires as much faith as creationism does.
進化は観察されたことがないので、進化論は創造論と同じく信仰心を必要とする。
Source:
Morris, Henry M. 1985. Scientific Creationism. Green Forest, AR: Master Books, p. 4.
Response:
- 進化論は観察された証拠に基づく。この証拠は大量にある。これまでの結論に反する証拠が見つかれば、それらの結論は破棄され、新たな証拠に基づく新たな確信に置き換えられる。"seeing is believing" ベースの理論は、この創造論者の主張が意味する信仰の類とは真逆である。
- この創造論者の主張は、信仰を、確信に至る根拠なく何かを信じること等価とみなしている。そのような信仰は、だまされやすさと呼ぶべきものである。このようなだまされやすさと信仰を等価とみなすなら、神への信仰をUFOやビッグフットや妖精などの目撃を信じるのと同レベルとみなすことになる。
- 真に信仰が意味するところは、ただ信じることではない。信じること自体はなにも意味しない。真の信仰は受容と信頼である。それは、何が起ころうとも揺らぐことがないという感情である。そのような信仰とは大半の創造論と合致しない。創造論はふつう、神が人々の信じるところに従って働くことを必要としており、ただの間違いである。創造論は神が何を為したとしても揺らぐことがないものではない。
References:
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ICR. 2000. ICR tenets of creationism
最終更新:2009年08月09日 01:00