※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。


Claim CI110
Design can be recognized by the following filter:
デザインは次の フィルタ で認識できる。
  1. If an event E has high probability, accept regularity as an explanation; otherwise move to the next step.
  2. If the chance hypothesis assigns E a high probability or E is not specified, then accept chance; otherwise move down the list.
  3. Having eliminated regularity and chance, accept design.

  1. 現象Eが確率的にありそうなら、説明として法則性を採用する。そうでなければ次へ。
  2. 偶然だとして、Eの確率が高いか、Eが指定されたものでなければ、説明として偶然を採用する。そうでなければ次へ
  3. 法則性と偶然が規約できたので、説明としてデザインを採用する。

This filter is equivalent to detecting complex specified information.
このフィルタは複雑で指定された情報の検出と等価である。

Source:
Dembski, William A., 1998. The Design Inference: Eliminating chance through small probabilities. Cambridge University Press.

Response:
  1. 問題としている確率は決してい知りえないので、事実上、このフィルタは使いものにならない。特に第1ステップは、たった一つの法則仮説の採用あるいは否定を問うているだけで、すべての法則仮説や誰も考えたこともない法則について問うていない。同様に、偶然を否定するのに必要なことは、その現象に適用されるかもしれない偶然の過程すべての完全なリストが必要になる。
  2. フィルタは、法則と偶然とデザインが互いに排他的であり、かつ、この3つですべてを包含しているという命題に基づいている[Dembski 1998, 36]。しかし、これらは互いに排他的と言うわけではない。たとえばRA. Fisherは突然変異を3つのすべてのカテゴリに入れた。個々には偶然であが、集団は法則性に支配されいて、これらすべては神が計画している[Ruse 2001, 121]。
  3. フィルタはデザインを検出できると主張されているが、フィルタはデザインについて何も述べていない。フィルタはデザインを法則と偶然以外のものと定義していて、目的あるインテリジェントな配置という、多くの人々が考えるデザインの定義とは違っている。フィルタによる定義と人々の考える定義は等価ではない。Dembski自身が幾つかのインテリジェントデザインは最初の2段階で除去されてしまうと注記している。そして、フィルタが実際に検出しているのは、インテリジェントエージェンシーではなくコピーである。
  4. フィルタはデザインについて何も言っていなので、科学的あるいは何らかの実用目的で使えるインテリジェントデザイン仮説は存在しない。
  5. フィルタの重油おな用語、とくに「偶然仮説」や「指定された」はまともに定義されていない。
  6. Dembskiはデザインをプロセスとは考えていない。デザインをつくるプロセス自体は法則性はない(あるいは出来上がったデザインは確率的に非常にありうる)あるいは偶然ではない(あるいはデザインが出てこない)ので、フィルターはデザインプロセスをデザインだと言う。したがって、デザインプロセスをつくるためのデザインプロセスが存在しなければならない。すなわちデザインプロセスが無限遡及になるか、プロセスが存在しなくて、どこかで無からデザインが生じるか。実際、デザインはトライアル&エラーを多く含む反復過程として、行われる。法則性と偶然は選択プロセスの一部である。進化は同じプロセスを使う。

Links:
  1. Elsberry, Wesley, and Jeffrey Shallit, 2003. Information theory, evolutionary computation, and Dembski's "complex specified information".
  2. Wilkins, John S. and Wesley R. Elsberry, 2001. The advantages of theft over toil: the design inference and arguing from ignorance. Biology and Philosophy 16: 711-724. or Other URL

References:
  1. Ruse, Michael, 2001. Can a Darwinian Be a Christian?, Cambridge University Press.

Further Reading:
  1. Fitelson, Brandon, Christopher Stephens and Elliott Sober, 1999. How not to detect design. Philosophy of Science 66: 472-488.