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Activities

教科活動


進化は、たとえばニュートン物理よりも、観測することが困難です。したがって、私たちは授業で進化や科学界の活動のアナロジーとなるように意図した教科活動をすることがよくあります。しかし、これは誤解を招きます。

Making fossils
化石を作る

非常によく行われる教科活動に、小さな子供に、粘土や石膏に貝殻を圧しつけたりして、「化石」を作らせるというのがあります。これはどのような形で、岩が型やキャストを残しているかということを明瞭に示すことができます。しかし、自然界で化石が形成される過程について、誤解を招きかねません。多くの場合、貝殻の化石は、貝殻が堆積物に埋まって、時間が経過して堆積物が硬くなって形成されます。これは粘土の厚板2枚の間で貝殻を圧しつぶす過程とは、まったく違っています。このような教科活動は、自然界での実際の過程との違いを認識できる高学年の生徒に対してのみ行う方がいいでしょう。

Design an animal
動物をデザインする

生徒たちに、生態系に合うような動物を紙の上やパイプクリーナを使ってデザインさせると、それは生物はデザイされたとか、動物の個体が自分で選択して環境に適応できるといったメッセージを生徒に送ったことになるかもしれません。これは、生物が遺伝的変異と自然選択を通して環境に時間をかけて適応するという科学的見方とは、ほど遠いものです。

Voting on scientific issues
科学的問題について投票する

生徒たちに科学的問題について投票させうるのは、科学の性質を誤解させます。科学者たちは投票しません。科学者たちはディベートし、討論し、議論し、競争します。しかし、最終的には、科学的問題への答えは、証拠から導かれる推論も基づくコンセンサスによって定まります。科学は民主的ではありません。

Having students hypothesize (guess) before they know anything
学習する前に、生徒に仮説(あるいは推測)を作らせる

仮説は事前知識に基づくものです。適切な情報がない問題についての研究結果や答えを生徒たちに予測させるのは無意味な学習です。

Debating creationism vs. evolution
創造論対進化論のディベート

生徒たちに、考えさせるべきトピックスが幾つかありますが、それについて学校でディベートすべきではありません。ディベートすべきでない例は進化と中絶です。そのようなトピックスについて生徒たちは非常に限られた経験しかなく、何であれ、それまでの人生で最も影響力のある大人の立場をとる傾向があります。先生たちの役割は、生徒たちが概念的理解をするための情報と機会を与えることです。情報を整理するために必要な客観的な展望は、議論の雰囲気からは生まれません。ディベートではなく教育です。


これはバークレーの How to Avoid Potential Pitfalls の訳です。