Claim CA602.1:
By providing a naturalistic explanation of biological origins, evolution promotes atheism. "Although atheism might have been logically tenable before Darwin, Darwin made it possible to be an intellectually fulfilled atheist" (Dawkins 1986, 6)..
生命の起源に自然主義的説明を与えることで、進化論は無神論を推進する。「ダーウィン以前は無視論は論理的に支持できるものではなかったが、ダーウィンは知的に満足できる無神論者となることを可能とした[Dawkins 1986, 6]。


Response:
  1. 起源についての自然主義的説明は無神論に必要というわけではない。世界中の誰も、すべてのものの起源を説明できるわけではない。何かひとつくらい説明できていないものがあっても問題ではない。Dawkinsの主張は"God of the gaps"詭弁のコインの裏側である。
  2. 起源の自然主義的説明は無神論を必須とするわけではない。神が創造主なら、進化や進化が働くような法則を含む、すべてを創造したという主張も意味をなす。
  3. ダーウィンひとりが、自然主義的説明を与えたわけではない。彼より前に宇宙の部分の説明から神を除去した人々が多くいる。Pierre-Simon Laplaceは太陽系の起源と安定性について自然な説明を与えた。Friedrich Wöhlerは尿素を合成して、有機物に生気がないことを示した。David Humeは生命の起源にデザインが必ずしも必要でないと論じた。ダーウィンはメカニズムを提示して、残された隙間の一つを埋めたにすぎない。ダーウィン以前でも、知的に満足できる無神論者となることは可能だった[Gliboff 2000]。
  4. 無神論者になりたいなら、無神論者であることに何の問題もない。それを認めないのは、宗教的頑固者に問題があることを示しているだけだ。
  5. 創造論者たちが知的不正直に満ち満ちているために、一部の人々を無神論者に追いやっている[Babinski 1995]。

References:
  1. Babinski, Ed. 1995. Leaving the Fold: Testimonies of Former Fundamentalists. Buffalo, NY: Prometheus Books.
  2. Dawkins, Richard. 1986. The Blind Watchmaker. New York: Norton.
  3. Gliboff, S. 2000. Paley's design argument as an inference to the best explanation, or, Dawkins' dilemma. Studies in History and Philosophy of Biological and Biomedical Sciences 31(4): 579-597.




最終更新:2009年10月20日 20:56