Claim CA012:
Anticreationist complaints are a form of snobbery. There are many more important traits on which to judge people than whether they believe in evolution.
反創造論者たちの苦情は俗物根性の現れだ。進化論を信じるかどうかよりも人々が判断すべき重要な問題が多くある。


Response:
  1. 大半の反創造論者は、創造論者が信じたいものを信じているだけなら気にしないし、問題にすることもない。しかし、創造論者たちは創造論を重要な問題だと考えている。創造論者たちは手間をかけて、他の人々にも信じ込ませたがっている。創造論者たちが進化論を人々が信じるかどうかが重要な問題ではないと考えているなら、そもそも創造論対進化論の論争など存在しない。
  2. 俗物根性だという創造論者たちの苦情は、すべての意見が等しい価値を持つという態度にもと付いている。その態度は民主的で公平に見えるが、擁護できない。意見が価値を持つのは、ちゃんと情報を持っている範囲だけである。もし重い胃炎にかかっていたら、胃腸病学の専門家とスーパーマーケットのレジ係の意見に等しいウェイトを置くだろうか。誰かが進化について話していて、進化についてまったく無知である場合、それを指摘するのは適切なことだ。そして、創造論さhの主張はほぼすべて進化論についてまったく無知なものだ。例外はあるが(たとえばKurt Wise)が、極少数だ。
  3. 科学的命題としての創造論者の解答は事実が指し示すものに依存しており、事実はそれを話す者の個人属性に依存しない。創造論者は非科学的宗教の見方でアプローチして、この事実を回避してもかまわない。しかし、そうしなかったのは創造論者である。
  4. 多くの創造論者たちは文字通り、信心家ぶった態度をとる。たとえば、彼らは不正に、進化論のを信じる者は無神論者で、邪悪だと主張する。それ以上に俗物でエリート主義なものがあるだろうか。

Further Readings:
  1. Sonnert, Gerhard, 2002. Ivory Bridges: Connecting Science and Society, Cambridge, MA: MIT Press.



最終更新:2010年02月14日 15:23