Claim CH504.2:
In 1955, after two unsuccessful searches, Fernand Navarra found hand-hewn wood in a wall of ice at the 13,750 foot level. He retrieved a small sample of the wood, which is apparently very old.
In 1969, Navarra and others found more old wood at two different sites.

2回の調査の失敗後の1955年に、Ferrnand Navarraは、人間の手で加工された木材を高度13750フィートの氷壁で見つけた。彼はその欠片を切り取った。それは明らかに非常に古いものだった。
1969年にNavarraたちは、さらに古い木材を異なる2か所で発見した。

Source:
LaHaye, Tim and John Morris, 1976. The Ark on Ararat, Nashville: Thomas Nelson Inc. and Creation Life Publishers, pp. 129-134, 158-160.

Response:
  1. 1955年のNavarraが取ってきたサンプルの放射性同位元素による年代測定が5つの実験施設で行われた。そのひとつでは、サンプルが小さ過ぎたが、西暦260年±120年と推定した。他の3つの施設では西暦720~790年±90年と推定した。5つめは西暦300~700年と指定した。(文献で公表はされていない)
    2つの実験施設が1969年のサンプルを年代測定を行い、西暦650年±50年および西暦630年±95年と推定した。
    推定された年代は基本的に一致しており、2つの一致しない年代推定は疑わしい。木片はノアの箱舟に使われたとすると新しすぎる。
    木片は褐炭の形成度合い、木の密度、細胞の変形、色の変化、その他の方法でも年代測定された。これらの方法では5000年前という結果が出たが、これらの方法は非常に主観的であり、大きく違いがある。特に木の密度による推定では初期密度によって結果が異なる。どの種類のサンプルを使ったかが、これらの調査を行った実験施設間で一致していない。ある実験施設では、若い年齢という結果になる軽いオークを使わず、重い種類を選択的に使った。色の変化は最短100年程度で起きる[Bailey 1989]。
  2. Navarra本人も疑わしい。木片をどこで発見したかについてのNavarraの記述はあいまいで、互いに矛盾していおり、意図的にわかりにくくしたと考えられる。1969年には少なくとも1回は、Navarraが発掘を指示した場所からしか木片が見つかっていない。Navarraは発見より前に木片を埋める機会があった。Navarraの友人の一人は、古い建物の肋材を購入しようとしたとNavarraを批判した。また他に二人が、Navarraが自分の本を売るために、箱舟の木片を採取したという詐欺な主張をしたと書いている[LaHaye and Morris 1976]。

References:
  1. Bailey, Lloyd, 1989. Noah: The Person and the Story in History and Tradition. Columbia, SC: University of South Carolina Press.
  2. LaHaye and Morris, 1976. (see above)




最終更新:2010年05月09日 17:01