Claim CC001:
In 1912, Charles Dawson and Arthur Smith Woodward announced the discovery of a mandible and part of a skull from a gravel pit near Piltdown, England. The mandible was apelike except for humanlike wear on the teeth; the skull was like a modern human. These bones became the basis for Eoanthropus dawsoni, commonly known as Piltdown Man, interpreted as a 500,000-year-old British ape-man. But in the early 1950s, it was found that the jawbone was stained and filed down to give its appearance and that the skull was a recent human fossil. In short, Piltdown Man was a fraud. British scientists believed it because they wanted to. The failure to expose it sooner shows that scientists tend to be guided by their preconceptions.

1912年にCharles DawsonとArthur Smith Woodwardは、英国ピルとダウン近くの砂利採取場から下顎骨と頭蓋骨の一部を発見したと発表した。下顎骨は人類のように摩耗した歯以外は類人猿のようなであり、頭蓋骨は現生人類のようだった。これらの骨格は50万年前の英国の猿人と解釈された、ピルトダウン人として広く知られるEoanthropus dawsoniの基礎となった。しかし、1950年代初めに、顎骨がそれらしく見えるように着色されており、頭蓋骨は最近の人間の化石であることがわかった。英国の科学者が本物だと信じたのは、信じたかったからだ。この失敗の発覚は科学者が先入観に導かれる傾向があることを示している。

Source:
Gish, Duane T., 1985. Evolution: The Challenge of the Fossil Record. El Cajon, CA: Creation-Life Publishers, pp. 188-190.

Response:
  1. ピルトダウン人の捏造は科学者たちによって明らかにされた。40年かかったという事実は確かに科学のよくない例だが、しかし科学が誤りを訂正することを示す例でもある。
    先入観 は、いかなる調査においても不可避の問題であるが、科学では大きな問題にはならないことが多い。それは第1に科学者個々人が違った先入観を持っており、第2に物理的証拠を考慮する必要があることによる。米欧の多くの科学者たちはヒルトダウン人を無批判に受けれておらず、その化石が他のホミニドの化石と辻褄があわないことから、捏造が明らかになった。
  2. ひとつの捏造で通常考古学が劣っていることを示すことはできない。というのは創造論者が、 Paluxy Riverの足跡化石 カラベナスの頭蓋骨 モアブ人 マラカイト人 などで捏造を行っているからだ。さらに重要なことは、これらの捏造への対処だ。ピルトダウン人の捏造が明らかになると、誰も証拠として使わなくなった。しかし、創造論者の捏造は今でも事実として扱われていることがある、ピルトダウン人の問題は40年で終わった。しかし、創造論者の捏造は今も続いている。

Links:
  1. Harter, Richard, 1996. Piltdown Man: The bogus bones caper.







最終更新:2011年03月03日 03:04