Claim CE412:
The earth is near the center of the universe, at the bottom of a deep gravitational well. Relativistic effects result in billions of years passing in the rest of the universe while only thousands pass near the earth. This explains how multibillion-year-old stars and galaxies can exist in a universe only a few thousand years old.
地球は宇宙の中心近く、深い重力井戸の底に存在している。地球周辺では数千年しか経過しない間に、相対論的効果で地球以外の宇宙は数十億年が経過した。これが、数千歳の宇宙に数十億歳の恒星や小宇宙が存在することを説明する。

Source:
Humphreys, D. Russell, 1994. Starlight and Time, Green Forest, Arkansas: Master Books.
Humphreys, D. Russell, 2002. Seven years of Starlight and Time.

Response:
  1. 重力による時間の遅れが大きなスケールで存在するなら、容易に観測されうるはずだ。しかし、その逆に我々はそのような時間の遅れがマイナーであることを観測している(セフェイド変光星や連星の軌道率や超新星の消滅率や光の周波数などから)。ハッブルの法則にしたがった時間の遅れ(遠くの物体ほど大きな赤方偏移)があるが、これは良く知られた宇宙の膨張によるものであり、100億年を1万年以下に合わせるような極端なものではない。
  2. Humphreyは地球座標系の時計を使おうとしている。しかし、宇宙は地球よりもずっと古い。太陽やそれ以外の太陽系の重い元素から考えて、我々の太陽は、少なくとも第2世代の恒星である。第1世代の恒星が誕生し、輝き、超新星となり、超新星から放出されたガスが集まって新たな恒星系が誕生し、地球が形成され、ひとつの系に冷却されるまでに、数十億年の時間が経過している。地球誕生以前の数十億年はHumphreyのモデルでは説明できない。
  3. Humphreysの理論は、地球は重力井戸の底に存在していると仮定している。しかし、証拠はこれに反している。もし、地球がそのような重力井戸の底にあるなら、遠く離れた小宇宙からの光は青方偏移しているはずである。しかし、実際には赤方偏移している。
  4. その他の技術的問題は、Conner and Page (1998) and Conner and Ross (1999) 参照。
  5. 地球が非常に古いことを示す証拠は、これとは独立に多くある。
  6. もし、Humphreysの提案に意味があるなら、少なくとも少数の宇宙論研究者がそれを打ち立て、共同でノーベル賞を受賞できるだろう。しかし、実際には価値なきものといて、相手にされていない。

Links:
  1. Conner, Samuel R. and Hugh Ross. 1999. The unraveling of Starlight and Time.

References:
  1. Conner, S. R. and D. N. Page, 1998. Starlight and time is the Big Bang. CENTJ 12(2): 174-194. (See also letters in CENTJ 13(1), 1999, 49-52).
  2. Conner, S. R. and H. Ross, 1999. (see above).








最終更新:2011年08月06日 07:05