Claim CA500:
Natural selection, or "survival of the fittest," is tautologous (i.e., uses circular reasoning) because it says that the fittest individuals leave the most offspring, but it defines the fittest individuals as those that leave the most offspring.

自然選択あるいは適者生存はトートロジーすなわち循環論法である。というのは、適応した個体が子孫を残すと言っているが、適応した個体を、最も子孫を残した個体と定義しているからだ。

Source:
  1. Gish, Duane T., R. B. Bliss and W. R. Bird. 1981. Summary of scientific evidence for creation. Impact 95-96 (May/Jun.).
  2. Morris, Henry M. 1985. Scientific Creationism. Green Forest, AR: Master Books, p. viii.

Response:
  1. 適者生存は進化についてのお粗末な理解である。ダーウィン自身は種の起源の第1版でこのフレーズを使っていない。ダーウィンが言ったことは、継承可能な変異が繁殖率に影響するというものである。これは循環論法でも、トートロジーでもない。これは実験的に検証可能な予測であり、検証された予測である [Weiner 1994]。
  2. トリビアルに真でないなら、フレーズはトートロジーにはなりえない。適者がだめになることを提案する理論もあった:+-Alpheus Hyattは、少年期・成年期・老年期・死をたどる個体のようなリナージュを提案した。このサイクルの終わりに向かって、適応した個体は他の個体よりも、より死んでいく[Hyatt 1866; Lefalophodon n.d.]。
    • 定向進化論は、あるトレンドがひとたび始まると、たて有害になろうともトレンドは進み続け、滅亡にいたる。たとえば、オオツノシカは大きな枝角を持っていて、大きくなりすぎて支えきれずに滅びた。
    • 適応した個体は特定環境に理想的に適応したものと考えられる。そのような理想的な適応は、しかし、他の環境にはうまく適応していない。もし環境が変化すれば、適応した個体は、もはやいかなる環境にも適応していない。特定環境にはフィットしていないが、広く適応している生物が生き延びる。
  3. ダーウィンにとって適者とは、生存した個体ではなく、その持てる特徴によって生存すると期待できる個体だった。たとえば、野生の犬は選択的に骨髄インデックスの弱いインパラを捕食する[Pole et al. 2003]。この定義では、適者生存はトートロジーではない。同様に、生存は個体の生存期間によって定義されるものではく、次世代をどれだけ残したかによって定められる。このような定義では、適者生存はおおよそダーウィンの言ったものになり、トートロジーではなくなる。

Links:
  1. Lindsay, Don. 1997. Is "survival of the fittest" a tautology?
  2. Wilkins, John. 1997. Evolution and philosophy: A good tautology is hard to find.

References:
  1. Lefalophodon. n.d. Alpheus Hyatt (1838-1902).
  2. Hyatt, Alpheus. 1866. On the paralellism between the different stages of life in the individual and those in the entire group of the molluscous order Tetrabranchiata. Memoirs Read Before the Boston Society of Natural History 1: 193-209.
  3. Pole, A., I. J. Gordon and M. L. Gorman. 2003. African wild dogs test the 'survival of the fittest' paradigm. Proceedings of the Royal Society, Biological Sciences 270(Suppl. 1): S57.
  4. Weiner, Jonathan. 1994. The Beak of the Finch. New York: Knopf.





最終更新:2009年08月09日 14:00