0 はじめに
このページは、初心者に向けて「箱庭諸島 海戦」の艦隊編成・戦術について解説するためのものです。
主に建造・維持コストの面から各艦艇を評価しており、海戦参加者の皆様におかれましては、異論なども多くあるかと存じます。
コメント欄にご意見をいただければ、それを考慮した編集を行います。
1 艦隊編成
1-1 艦種
箱庭諸島 海戦に実装されている兵器は大きく分けて、
航空母艦・
戦艦・
巡洋艦・
駆逐艦・
潜水艦の5種です。
それぞれについて、特徴を確認してみましょう。
艦艇能力値は
海戦 艦艇基礎能力に準拠。作成者様に感謝します。
名称 |
耐久力 |
破壊力 |
攻撃数 |
攻撃範囲 |
射程範囲 |
建造費 |
維持コスト(駆逐艦1隻分を1とする) |
航空母艦
航空母艦は、敵島・自島問わず航空戦力を迅速に展開し、制空・制海権を確保します。
ひゅうが級護衛空母 |
初期耐久力:15 |
破壊力:0 |
攻撃数:0(航空機発進) |
攻撃範囲:0 |
射程範囲:0 |
建造費:24000億(工期48) |
維持コスト:2 |
発進 |
+
|
... |
特徴
- 異なる種類の航空機を展開することで、1隻で対空・対艦攻撃が可能。
- 戦闘や施設の買い取りをせずとも、自島内で航空機を展開するだけでレベリングできる。
- 対潜攻撃手段を持たない。
- 敵の対空艦艇からの損害が大きく、また、耐久力が低い。
戦闘機による制空権確保はもちろん、高い対艦攻撃力を持つホーク攻撃機による対艦戦闘が実行できます。
軍港と比べ発進待ちターン数が短いため、最大3機の航空機を同時に展開することが可能です。
しかし、航空機の展開時には発進コストと維持コストが発生するため、特に戦時における運用コストが高く、その性質上、敵艦隊が対空攻撃を持つ艦艇、摩耶型や防空型駆逐艦を十分に配備している場合には、損害が拡大する傾向にあります。
|
戦艦
戦艦は、海の覇者と呼ばれるに相応しい絶大な攻撃力・耐久力を有します。
金剛級戦艦 |
初期耐久力:30 |
破壊力:4 |
攻撃数:7 |
攻撃範囲:1 |
射程範囲:4 |
建造費:24000億(工期48) |
維持コスト:4 |
対艦 |
大和級巨大戦艦 |
初期耐久力:50 |
破壊力:6 |
攻撃数:7 |
攻撃範囲:1 |
射程範囲:5 |
建造費:60000億(工期120) |
維持コスト:8 |
対艦・対地 |
+
|
... |
特徴
- 高い破壊力、攻撃数を持ち、対艦・対地攻撃に優れる。
- 耐久力が高いため、沈みにくく、長期間戦闘を継続できる。
- 駆逐艦8隻分の、非常に高い維持コスト。
- 建造コストが膨大だが、メテオ・護国の体当たり攻撃を受けると一撃で沈む。
- 対潜・対空攻撃手段を持たない。
戦艦は非常に強力な攻撃力、耐久力を有する艦艇です。その建造・維持には膨大なコストを要します。
しかし、その高い耐久力を過信してはいけません。大量の敵艦艇、航空機の前には無力です。
さらに、致命的とも言える欠点が存在します。体当たり攻撃を受けると一撃で沈んでしまうのです。
|
巡洋艦
巡洋艦はそれぞれ、対艦戦闘・対空戦闘・艦隊支援に特化しており、艦隊の主力として十分な性能を有します。
木曽級軽巡洋艦
非常に長い射程、高い攻撃力、防衛無視攻撃、低コストを備えたこの巡洋艦は、海戦の主役となり得るポテンシャルを秘めています。
木曾級軽巡洋艦 |
初期耐久力:15 |
破壊力:5 |
攻撃数:1 |
攻撃範囲:0 |
射程範囲:6 |
建造費:15000億円(工期30) |
維持コスト:1.25 |
対艦 |
+
|
... |
- 特徴
- 大和に次ぐ全艦艇中2位の破壊力。
- 全艦艇中最長の射程。
- 防衛を無視できる魚雷攻撃。
- 耐久力は駆逐艦並み。
- 長い射程ゆえに攻撃対象が拡散し、特定の艦艇を狙った攻撃が難しい。
- 対潜・対空攻撃手段を持たない。
この巡洋艦は、数値上、対艦戦闘においては他の艦艇を大幅に上回る性能を持っています。
ただし、当海戦では索敵順がランダムであるため、射程内に敵艦艇や施設が多数ある場合には攻撃対象が拡散し、撃沈にまで至らない非効率な攻撃をする恐れがあります。
|
摩耶級重巡洋艦
高い対空攻撃力とメガヘクス攻撃を備えたこの巡洋艦は、敵航空戦力に大きな打撃を与える事が可能です。
摩耶級重巡洋艦 |
初期耐久力:25 |
破壊力:2 |
攻撃数:7 |
攻撃範囲:1 |
射程範囲:3 |
建造費:20000億(工期40) |
維持コスト:1.7 |
対艦・対空 |
+
|
... |
- 特徴
- 高い対空性能を持つ。
- 低レベル航空母艦を無力化できる。
- 高い耐久力。最大耐久は戦艦に匹敵する。
- 破壊力が低めで、対艦戦闘では不利。
- 対潜攻撃手段を持たない。
- 目標補正が無いため、命中率に難がある
摩耶型重巡洋艦は、その対空攻撃力と周囲1HEXへの絨毯爆撃による非常に高い対空戦闘力を誇ります。
対艦攻撃も可能ですが、、積極的に対艦戦闘を行えるほどの攻撃力はありません。
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ミラー級イージス艦
艦隊防衛能力を備えており、敵島への攻撃時にその真価を発揮します。
ミラー級イージス艦 |
初期耐久力:15 |
破壊力:1 |
攻撃数:0 |
攻撃範囲:0 |
射程範囲:0 |
建造費:48000億(工期96) |
維持コスト:4 |
攻撃不能・防衛能力 |
+
|
... |
- 特徴
- 周囲2HEXへの防衛能力を持つ。
- 大和級巨大戦艦と同等の維持費。
- 木曽型・駆逐艦・潜水艦からの攻撃を防衛することができない。
- 駆逐艦並みの耐久力。
- 攻撃能力を持たない。
周囲2HEXの攻撃を防衛できるこの艦艇は、敵島への攻撃時に艦隊の盾として活躍するでしょう。
ただし、その防衛能力は海上防衛施設と同等であり、経験値が溜まっていないうちは戦艦の砲撃ですら貫通します。さらに水雷型、木曽型の攻撃は防御不能です。
そして、この艦艇には攻撃能力がなく、耐久力は駆逐艦と同等、維持コストは大和級巨大戦艦と並び全艦艇中トップです仕様変更により維持コストが半減しました。
現仕様でのコストパフォーマンスは最低中の最低であり、この浮かぶ鉄屑艦艇を建造する意味があるかは極めて疑問です。
これを浮かべている余裕があるなら、他の艦艇を建造するのが賢明です。
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駆逐艦
駆逐艦は低コスト・低耐久の艦艇ですが、艦隊の主力として十分な数を揃えることが容易です。さらに、改修により柔軟に運用することが可能です。
霞級駆逐艦(対潜型) |
初期耐久力:15 |
破壊力:2 |
攻撃数:1 |
攻撃範囲:0 |
射程範囲:4 |
建造費:8000億(工期16) |
維持コスト:1 |
対潜 |
霞級駆逐艦(水雷型) |
初期耐久力:15 |
破壊力:3 |
攻撃数:1 |
攻撃範囲:0 |
射程範囲:3 |
建造費:8000億(工期16) |
維持コスト:1 |
対艦 |
霞級駆逐艦(防空型) |
初期耐久力:15 |
破壊力:2 |
攻撃数:1 |
攻撃範囲:0 |
射程範囲:3 |
建造費:8000億(工期16) |
維持コスト:1 |
対空 |
霞級駆逐艦(対地型) |
初期耐久力:15 |
破壊力:1 |
攻撃数:7 |
攻撃範囲:1 |
射程範囲:3 |
建造費:8000億(工期16) |
維持コスト:1 |
対地 |
+
|
... |
- 特徴
- 維持・建造コストが低い。沈没した場合の代替が容易。
- 1ターンに2HEX移動できる。
- 艦艇改修を利用することで、様々な状況に対応できる。
- 耐久力・攻撃力が低め。
- 主に侵攻時、戦力の集中が難しい
駆逐艦は多くの艦隊の主力となっています。単艦では非力ですが、低コストのため数を揃えることが容易であり、その数を活かした攻撃で真価を発揮します。
また、対潜型駆逐艦は潜水艦に対して唯一有効な艦艇です。
運用時には、軍港に隣接している場合のみ改修可能であることと、その耐久力に注意が必要です。
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潜水艦
潜水艦は多くの艦艇の索敵を掻い潜り、近距離から高威力の魚雷を放ちます。
零式潜水艦 |
初期耐久力:8 |
破壊力:5 |
攻撃数:1 |
攻撃範囲:0 |
射程範囲:2 |
建造費:12000億(工期24) |
維持コスト:1.5 |
対艦 |
+
|
... |
- 特徴
- 潜水時、対潜攻撃以外の攻撃を受けない。
- 攻撃の破壊力が高く、防衛を無視できる。
- 耐久力が非常に低い。
- 射程が短い。
潜水艦は、潜水状態で敵艦・海上施設に接近し、高威力の魚雷で攻撃します。
潜水時には対潜攻撃以外の攻撃を受けることはなく、潜水艦対策が充分でない艦隊には有効です。
しかし耐久力は低く、攻撃の射程も短いため、対潜艦艇を含む艦隊との戦闘では不利な戦いを強いられます。
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その他
メテオ潜航艇
メテオ潜航艇は大型艦艇にとって最大の脅威です。
メテオ潜航艇 |
初期耐久力:3 |
破壊力:0 |
攻撃数:0 |
攻撃範囲:0 |
射程範囲:0 |
建造費:1000億(工期1) |
維持コスト:0.3(維持資金基準) |
特攻 |
+
|
... |
- 体当たり攻撃では、あらゆる艦艇を一撃で沈める。
- 潜水時、対潜攻撃以外の攻撃を受けない。
- 艦艇撃沈時に、経験値を得られない。
- 体当たり以外の攻撃手段を持たない。
- 3隻以上同時に保有できない。
- ”一定確率で自沈する”
メテオ潜航艇は敵島の海上施設の破壊にも、大型艦艇の撃沈にも使用可能です。その体当たり攻撃が命中すれば、全艦艇は一撃で沈みます。
隣接されれば対潜艦艇といえども無力であり、移動できない海上施設の防衛は困難を極めます。この艦艇は建造期間がなく、1ターンで配備することが可能です。
しかし、一定確率で自沈してしまうという致命的な問題があり、運用には注意が必要です。
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- 対潜霞が欄に2つありますよ -- 名無しさん (2014-03-07 21:47:47)
- メテオの体当たりの記述もあれば嬉しいですね -- 名無しさん (2014-03-07 23:24:27)
- 当たり前の事だけしか書いてない 0点 -- 名無し (2019-03-06 14:18:56)
最終更新:2019年03月06日 14:18