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Samantha Rageshreeの手記

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lupinduke

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Samantha Rageshreeの手記:
WLK-Epicの過程で入手する本。
Alexander Simondの物語で触れられた、偽ヒーローRitter Shorkshankの妻?Samanthaの手記です。

Samantha Rageshreeの手記

ウィンディ14日、ワームスティル 5405

凶作は続いている。原因は未だに不明。市民たちは次々と病気になっていく。Mayor Yuntsonは調査の為、兵士たちを周囲の山へ向かわせた。我々の村を脅かすこの脅威を、Karanaの光が清めてくれるようにと祈る。

鋼の日 15日、晩暑の月 5405

エバーリング村周辺で奇妙な事件が相次ぐ。男たちが外の様子を調べに出かけたが、帰ってきたのは1人だけ。その1人とはBeckという名の少年だ。帰ってきたと言っても 決して元気な姿じゃなくて、よろよろとして今にも倒れそうだった。村全体がパニックになるのは避けたかったから、まずはこの子をうちに連れて行き 少し休ませることにした。
少年は語ってくれた。村の一行は、途中で不審な男に遭遇した。男が触れた樹はみるみるうちに萎れていき、男が踏んだ草は、みるみる焦げていったそうだ。一行が近付こうとすると、相手はおぞましいイナゴの大群を放った。皆はイナゴに肉を食われ、苦しみもがきながら倒れていった。ウォーロックのわざだ……。
「襲ってきたやつの顔は見えなかった」と男の子は言った。「でも、見るからに禍々しいダガーを握ってたよ。気味の悪い液体が、ポタポタしたたって……」
神様、私たちをお助け下さい。
宴の日 3日、没葉の月 5405

私たちの町にヒーローを夢見る人たちがやってきた。皆が口々にこう息巻く。「何の理由もなく村を荒らすなんて許せない、この自分が、そのウォーロックを真っ先に退治してくれる」と。勇ましい人たち。頼もしい若者たち。
私たちも、はじめのうちこそ そうやって立ち上がってくれた人々を拍手で送り出したけど、どれだけ時が流れても 誰ひとりとして帰ってこなかった。そんなことが続くうち、村のみんなも落胆に沈んでいったのだ。誰もが最初は希望のかけらを持っていた。でもそれはもう 失われてしまった。誰か、お願い。私たちを助けて。
 魂の日 18日、初霜の月 5405

Ritter Shortshankという名を、人々が永遠に忘れませんように! ついにヒーローが現れて、病をもたらす悪者(私たちの村を消滅させることに人生の全てを捧げてるんじゃないかって変態ね)をやっつけてくれた! Ritterが 泥入りブーツ亭に最初に姿を現わしてから もう1週間も経っただなんて、時が過ぎるのは早いものね。Ritterは片手に壊れたダガーを、もう片方の手に壺を持っていた。壺の中にギッシリ詰まっていたのは、憎きあのウォーロックの遺灰。「善良な皆さんに病気を広めちゃまずいだろ? だから勝手ながら、こっちで火葬をあげさせてもらったよ」と彼は語った。「病を好きに操ってたやつだ、自分自身でどんな病気を持ってるかわからないものな!」
Ritterはとても素晴らしい人だ。おまけにハンサムだし! キャッ!
 

 
基本的には、Alexander Simondの物語の前半部分の詳細な記述、と言ったところです。
このSamanthaが、Ritterの妻その人なのかは、明確な記述がないので分かりません。
なんとなくそうなのかな、程度で言ってますので、間違ってたらスミマセン。

日記のようなものなので、頭に日付が記録されていますが…
Alexander Simondの物語でも少し触れた、スターパイレー暦での表現です。
~の日は曜日、~の月は月の名称で、
曜日は10日周期で、宴の日/闇の日/炎の日/魂の日/風の日/鋼の日/勢の日/野の日/酒の日/笑の日と続きます。
月は12あって、深氷/無彩/眺星/天涙/開花/満海/焦天/晩暑/豊穀/没葉/初霜/死冷(の月)とされています。

文中"ウィンディ"は風の日、ワームスティルは晩暑の月を指していて、翌日15日の手記が鋼の日であることも読み取れます。

あまり頭に入れておく必要もありませんが、コート・オブ・コインの称号クエストで、暦について出題されたりします。
その時にカンニングペーパー的な物を貰えますが、クエスト終了後に消えてしまいます。
基本的には各町の図書館で"ノーラス取り引き基準規約"を読めばOKです。

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