「フライパン焼きでお赤飯を温める」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

フライパン焼きでお赤飯を温める」(2009/12/03 (木) 21:34:49) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

フライパン焼きでお赤飯を温める 2009年6月13日 (土) #ref(20090613.jpg)    昨日頂いたWさんのささげのお赤飯に対する私の反応が薄かったことが、どうやらWさんを残念がらせて しまったらしいと思い、今日の朝ご飯は、お赤飯をWさん式で油を引いたフライパンで焼いて温めて 食べてみました。 昨日は私もちょっと困ってしまった。 ささげという豆の美味しさがよくわからずに。 お赤飯に入っているささげと小豆を取り出して、何十粒食べたでしょう。 多分100粒は食べたなぁ。 ささげに独特の美味しさがあることはわかりました。 でも小豆の美味しさにはかなわない、と感じてしまう気持ちが変わらない。 先月、虎屋さんの偉い方とお話しする機会があって、虎屋茶寮の大ファンで必ずお赤飯を注文すること、私がいかにお赤飯を愛しているかを力説してしまった。 雑誌に掲載されていた虎屋さん風のお赤飯の作り方を知ってから、頻繁にお赤飯を作るようになったことをお伝えすると、とても喜んでいらっしゃった。 そこで、二つ疑問があったのでお尋ねした。 一つは、虎屋さん風お赤飯の作り方で作っても、虎屋茶寮で食べるお赤飯や、虎屋さんで注文するお赤飯とは柔らかさが違う、ということ。 私が自宅で作ると、虎屋さんのお赤飯よりやわらかくなる。 5ml単位で打ち水の分量も守っているし、蒸し時間はタイマーを使っている。 でも虎屋さんのしっかりしたもち米の食感にはならない。 これは、虎屋さんでは、お赤飯を作る時に、加圧した蒸気で蒸しているということ。 それによって、勢いのよい蒸気が均等にいきわたるので、余分な水分でもち米が軟らかくならないの だそう。 Wさんのことを思い浮かべ、お赤飯にささげを好んで使う人と小豆を使う人がいるけれど、虎屋さんでは 小豆ですよね?これはなぜでしょう?と尋ねてみた。 虎屋さんでは、おまんじゅうや羊羹などに、毎日大量の餡作りをしており、餡を作る時に出る小豆の煮汁を煮つめて お赤飯に色をつけるので、お赤飯用だけ小豆を煮ているわけではないこと。 餡作りで出る煮汁は大量だから、家庭で虎屋さんのお赤飯の色を出すのは大変ということ。 ささげと違って、色が濃くつくし、味に深みがある、ささげとは風味が全然違う、とおっしゃった。 あぁ、まさに私が小豆を好きな理由はこれです。 さすが虎屋さん、わかってる。だから私も虎屋さんに通うのです、と納得できました。 もち米に、小豆の色と風味が移って、しかも蒸した後の小豆も美味しい。 だから私は小豆を使ってお赤飯を作る。 でも、Wさんのささげのお赤飯の食べ方も理解はできる。 口の中で、ささげともち米と胡麻塩の混ざり具合の深さによって、味に変化がある美味しさは、大人の 食べ方のように思います。 打ち水に薄い塩味をつけて作った小豆のお赤飯は、子供が食べても一口目から美味しくて、つい食べ過 ぎてしまう。 ささげのお赤飯は、よ~く味わって、しみじみ美味しい、という感じ。 昨日から私はご飯茶碗に10杯以上のお赤飯を食べているけれど、塩味の付いたお赤飯はちょっと飽きてきた。 でも、打ち水にお塩を入れずに蒸したお赤飯は、ごま塩で自分で塩味を調整できるので、食べやすい。 私は弁松のお赤飯弁当も好きですし、ささげのお赤飯も美味しい、と思っていたけれど、やはりささげは、小豆の風味には勝てないのでは?と今回強く感じてしまった。 ささげの豆と小豆の豆を食べ比べて、ささげのほうが美味しい、と思う人は大人の舌を持っている人だと思う。 私は子供が好きなお料理が割と好きなので、まだささげを素直に美味しいと好んで食べるレベルにはないのかもしれない。 今回Wさんのお赤飯を実際に食べることができたおかげで、ささげのお赤飯の味わい方も知ることができて、とっても勉強になりました。 どちらが美味しいかということは、好みの問題で、どちらが良いということではないですね。 皆さまも、二種類作って食べ比べてみてください。
フライパン焼きでお赤飯を温める 2009年6月13日 (土) #ref(20090613.jpg)    昨日頂いたWさんのささげのお赤飯に対する私の反応が薄かったことが、どうやらWさんを残念がらせて しまったらしいと思い、今日の朝ご飯は、お赤飯をWさん式で油を引いたフライパンで焼いて温めて 食べてみました。 昨日は私もちょっと困ってしまった。 ささげという豆の美味しさがよくわからずに。 お赤飯に入っているささげと小豆を取り出して、何十粒食べたでしょう。 多分100粒は食べたなぁ。 ささげに独特の美味しさがあることはわかりました。 でも小豆の美味しさにはかなわない、と感じてしまう気持ちが変わらない。 先月、虎屋さんの偉い方とお話しする機会があって、虎屋茶寮の大ファンで必ずお赤飯を注文すること、私がいかにお赤飯を愛しているかを力説してしまった。 雑誌に掲載されていた虎屋さん風のお赤飯の作り方を知ってから、頻繁にお赤飯を作るようになったことをお伝えすると、とても喜んでいらっしゃった。 そこで、二つ疑問があったのでお尋ねした。 一つは、虎屋さん風お赤飯の作り方で作っても、虎屋茶寮で食べるお赤飯や、虎屋さんで注文するお赤飯とは柔らかさが違う、ということ。 私が自宅で作ると、虎屋さんのお赤飯よりやわらかくなる。 5ml単位で打ち水の分量も守っているし、蒸し時間はタイマーを使っている。 でも虎屋さんのしっかりしたもち米の食感にはならない。 これは、虎屋さんでは、お赤飯を作る時に、加圧した蒸気で蒸しているということ。 それによって、勢いのよい蒸気が均等にいきわたるので、余分な水分でもち米が軟らかくならないの だそう。 Wさんのことを思い浮かべ、お赤飯にささげを好んで使う人と小豆を使う人がいるけれど、虎屋さんでは 小豆ですよね?これはなぜでしょう?と尋ねてみた。 虎屋さんでは、おまんじゅうや羊羹などに、毎日大量の餡作りをしており、餡を作る時に出る小豆の煮汁を煮つめて お赤飯に色をつけるので、お赤飯用だけ小豆を煮ているわけではないこと。 餡作りで出る煮汁は大量だから、家庭で虎屋さんのお赤飯の色を出すのは大変ということ。 ささげと違って、色が濃くつくし、味に深みがある、ささげとは風味が全然違う、とおっしゃった。 あぁ、まさに私が小豆を好きな理由はこれです。 さすが虎屋さん、わかってる。だから私も虎屋さんに通うのです、と納得できました。 もち米に、小豆の色と風味が移って、しかも蒸した後の小豆も美味しい。 だから私は小豆を使ってお赤飯を作る。 でも、Wさんのささげのお赤飯の食べ方も理解はできる。 口の中で、ささげともち米と胡麻塩の混ざり具合の深さによって、味に変化がある美味しさは、大人の 食べ方のように思います。 打ち水に薄い塩味をつけて作った小豆のお赤飯は、子供が食べても一口目から美味しくて、つい食べ過 ぎてしまう。 ささげのお赤飯は、よ~く味わって、しみじみ美味しい、という感じ。 昨日から私はご飯茶碗に10杯以上のお赤飯を食べているけれど、塩味の付いたお赤飯はちょっと飽きてきた。 でも、打ち水にお塩を入れずに蒸したお赤飯は、ごま塩で自分で塩味を調整できるので、食べやすい。 私は弁松のお赤飯弁当も好きですし、ささげのお赤飯も美味しい、と思っていたけれど、やはりささげは、小豆の風味には勝てないのでは?と今回強く感じてしまった。 ささげの豆と小豆の豆を食べ比べて、ささげのほうが美味しい、と思う人は大人の舌を持っている人だと思う。 私は子供が好きなお料理が割と好きなので、まだささげを素直に美味しいと好んで食べるレベルにはないのかもしれない。 今回Wさんのお赤飯を実際に食べることができたおかげで、ささげのお赤飯の味わい方も知ることができて、とっても勉強になりました。 どちらが美味しいかということは、好みの問題で、どちらが良いということではないですね。 皆さまも、二種類作って食べ比べてみてください。 おいしいもの ---- コメント mariko.mw17 2009年06月13日 16:43 ごめんなさい、がっかりしたわけではないです。 でもね、桜さんの書き方だと、私がこうして食べてという食べ方と違うのです。 ささげだけ食べても私のお赤飯の味はわからないと思います でも、私もささげの自分のお赤飯の味を押しつけるつもりはないので、もうやめておきます。(そもそも、洗わないもち米の味を伝えたく、送ったわけですから) mariko.mw17 2009年06月13日 18:31 本当に、お口に合わないものを送ってしまい、申し訳ありませんでした。 まさか、小豆のお赤飯を作って、比較するとは想像もしていませんでした。 ---- [[かなえキッチン : ごはん日記 2009年06月]] ----

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: