料亭なだ万の紫陽花弁当とお赤飯 2009年6月25日 (木)


今日は久々に介護の勉強会があり、なだ万のお弁当が出たので持ち帰ってきました。

昔はよくデパ地下でお弁当やお惣菜を買って喜んで食べていましたが、近年は全然食指が動かない。

唯一その手の折詰で食べたいと思うのは、京味の西さんが作るおせちだけかも。

勉強会を主催している奥様がグルメな方で、毎回お弁当は吉兆だ菊乃井だ、なだ万だと一流と呼ばれるお店の豪華なお弁当を用意してくださるのですが、私はほとんど残してしまうから、最近は封を開けず持ち帰ることにしています。

何が好きなの?どんなものなら食べてくれるの?
と(30過ぎた立派な大人のワタクシに)まるで偏食の幼稚園児に尋ねるように優しく聞いてくださる奥様…ごめんなさい。

私は決して好き嫌いが多いわけではないし、何でもよく食べる方なのですが。

最近はシンプルな物ばかり好むようになってしまい、大量生産の物や素性のわからない物は受け入れたくない、という感じ。

どんな素材でどんな調味料を使って、どんな環境で誰がどのように作っているのかわかっている物じゃないと口にしたくない。
たとえ数千円するお弁当であっても、自分が食べたい、とか美味しいと心から思えるものしか口にしたくない。

ペットボトルのほうじ茶は美味しく頂きました。

なだ万の懐石料理の中で、お口直しとして出されるまろやかなほうじ茶。
有機栽培茶葉使用。

何が好きなの?と聞いてくださったので、「美味しいお赤飯」と、一ヶ月前の勉強会の時に答えたことはすっかり忘れていたのですが、奥さまは朝からお赤飯を作ってきてくださいました。

あぁ嬉しい。
生まれも育ちも東京の方なので、ささげのお赤飯でした。
でも、ちょっと塩味がついていて、すっごく美味しかった~。

皆さんは、俵大名のおむすびを召し上がっていたけれど、私は奥さまが作ったお赤飯の方が100倍美味しかった。

南魚沼産のお米を炊いて作ったおむすびは、手の平に5~6個のるほど小さいのに1個100円以上するのですって。
おにぎりを買う機会なんてないから、わざわざ高いお金だして、握ってから何時間も経過して冷やしてあるおにぎりを買うなんて信じられないし、それが美味しいとも思えない。

それならパン屋さんで焼き立ての美味しいパン買ったほうが良いもの。

でもそのおむすび屋さん、いつも行列しているのですって。

デパ地下のお弁当やお惣菜ってそんなに美味しいかしらね?
本当に味のわかる人なら、多分市販のお惣菜って好まないと思うのですが。

私のオウチでご飯を食べる人たちは、あまり喜びませんねぇ。

これは買ったものよ、と言わずに食卓に出しても、買ってきたお惣菜は全然減らないの。
だから買わなくなる。デパ地下のお惣菜を家族がお腹いっぱいになるほど買うと、すっごくお高いものになりそうだし。

やっぱり、良い素材を使ってシンプルに調理する手作りの食事が一番ね。


おいしいもの


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最終更新:2009年12月05日 02:07