漢方ダイエット Fri,02Jun200612:11:03GMT

からだ巡茶(めぐりちゃ)のブレンドをしている「薬日本堂」は、母のすすめで数年前から
通うようになったお気に入りの漢方薬局。
いつも麻布か品川のお店に行っているのだけれど、今日初めて新宿店に行った。
お店では、気巡茶(きじゅんちゃ)として13種類の東洋素材と茶葉をブレンドしたものを
15包で3500円で売っている。
麻布店で叶姉妹が買い物をしているのを見かけた時、「源生寿」という瓶入りの健康飲料を
買っていたので、それ以来私も真似して飲んでいるのだけれど、300ミリリットルで25000円。
ちょっとお高いので、最近では自分で漢方酒を作っている。
高麗人参やクコの実、紅花、カンゾウ、ナツメ、ショウガ、タツノオトシゴ、アンズなど
(全て乾燥したもの)に焼酎を入れて漬け込む。
漬け込んで一ヵ月後から飲めるので、その都度、ブレンドを変えて、色々な漢方酒を作るのが
楽しくなっている。
薬日本堂の漢方的食生活&薬膳セミナーや漢方的にブレンド茶を楽しむセミナーや四季の養生
セミナーなどに参加して、漢方にますますはまっている。
三ヶ月間のカリキュラムで学ぶ講座に参加しようかと検討中。
授業の見学をしたけれど、漢方を日常生活に取り入れて健康になりたい人だけではなく、
薬業界への転職を考えている人や、今の仕事に漢方をプラスしたい人、薬剤師の人など
幅広い年齢層の人が通っている。
漢方を学ぶとは、東洋思想に基づく哲学も、養生法も学ぶことで、今までとは違った視点で、
自分自身や生活を見直すことにつながる。
漢方について勉強していると、漢方の基礎である陰陽五行・気血水などの考え方から、
ダイエット、皮膚病や病気に対する考え方、アロマテラピーまで深く知るようになり、
東西両方の考え方を自然と取り入れるようになってきた。
「気」についても自分なりに捉えることができるようになった。
自分の身に起こった症状を上手に受け入れられるようになったのは、漢方を学ぶように
なったからだと思う。
私は今の彼と付き合うようになってから、初めてストレスというものを自覚するように
なった。
彼に、大人にしてもらったと思っている。
今まであまりにも無邪気に生きてきてしまったのだと思う。
だから彼に気付かされたことがたくさんある。
知りたくなかった、気付きたくなかったことも多かったけれど、でも今はそのことに
感謝している。
カルチャーショック的なストレスによって、私は心と体のバランスを崩すことが
多かったけれど、だからこそ、私には漢方が合っていたのだと思う。
西洋薬が、症状を取り除く対処療法を基本としていることに対して、漢方薬は、人間の心
と体をトータルにとらえて、全体のバランスを整える体質改善法だから、一つの症状だけを
取り除くというのではなく、さまざまな症状が出ない体を作っていく方法。
だから、今の私にはぴったり。
今日はダイエット用の処方にしてもらったので、効果がでるか楽しみ。
煎じ薬なので、土瓶で30分漢方薬の入った和紙袋を煮出す。
まずい。効きそう。

(終わり)


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最終更新:2009年12月20日 19:41