煎りたて麦茶 2008年7月11日 (金)
簡単に水出しで作れる麦茶パックも売っているけれど、やはり麦茶は、やかんで煮出すほうが美味しい。
数分で作れますから面倒なことはありません。
うだるような外の暑さから逃れ、家に帰ってまずほしくなるのは、冷たい麦茶。
麦茶を氷の入ったグラスに注ぎ、ぐいっと飲み干す。
涼やかな麦の香ばしさとかすかな甘みが、口の中いっぱいに広がって、辛い暑さを一瞬にして忘れさせてくれます。
そんな夏のささやかな幸せのひと時を運んでくれるのが、煎りたての煮出し麦茶。
東京の練馬で、昔ながらの焙煎釜で製造を続けている、川原製粉所の麦茶を愛飲しています。
写真の大きなパックで300円くらい。
長年の経験がものをいう焙煎職人の技術で、絶妙な煎りムラを出し、苦みとかすかな甘みが複雑に入り組んだ奥深い味わいの麦茶に仕上げています。
煎りたての香り豊かな麦茶を煮出すと、水出しの麦茶パックで作る麦茶では物足りなく感じてしまいます。
年齢を重ねて、丁寧な生活を、と心がけていると、自然とこのような選択に。
煮出し用やかんには、漢方薬の煎治土瓶を使っています。
たまに漢方薬を処方してもらう、薬日本堂のお店で購入したものを何年も使っています。
夏は麦茶に癒されます。
おいしいもの
最終更新:2009年12月05日 14:56